きよちゃんうどん(山梨県富士吉田市小明見)つけうどん | 気まぐれ野良の食べ歩き

きよちゃんうどん(山梨県富士吉田市小明見)つけうどん

 最近、ラーメンネタばかりで申し訳けありません(^^;;

 「野良さんってラオタですよね?」と最近ある人に言われて愕然としましたが、私は断じてラオタ
 じゃありません(^^;; むしろ、ご飯好き。人生最後の食卓で何が食べたいか?と尋ねられたら、躊躇
 する事なく「卵かけご飯」と答えるでしょう(笑)
 
 さて、久しぶりに吉田のうどんのお店をご紹介。 

 富士吉田市でもランキング上位に入るきよちゃんうどんさん

 ほとんどの吉田のうどん店は営業時間が11時〜14時までのランチタイムのみ。その為、遠方の私
 にはやや敷居が高いのですが、こちらのお店は週末の三日間しか営業しないので更に高い(^^;;



↓ 簡素ながら(失敬)プレハブ内にL型の畳敷きを設けた店内。4人掛けの座卓が7卓ありましたか。

  女性だけ3人で切り盛りする店内です。



↓ 水・お茶はセルフ。この日はサービスで、モロキューと万願寺唐辛子(?)の煮たものが置いて
  ありました。日よって自家製の漬物や梅干しが並ぶようです。



↓ 何とメニューは「かけ」「つけ」「冷やし(夏限定かも)」の3種類だけ。
  
  *逆光だったので画像がノイジーですがご勘弁下さい(^^;;



↓ 注文は吉田のうどん店ではお馴染みの手作りの注文票。数量を記入して厨房へ持って行くか、タ
  イミングが良ければ配膳の女性に渡しましょう。



↓ 注文したのは、つけ大(¥550込)吉田のうどん店はお店に依ってうどんの量が変わるので「大」
  で注文する場合注意が必要ですが、今日は朝ごはんを抜いてきたので大丈夫でしょう(^^;;
   
  つけ汁は汁ものの蕎麦やうどん用の丼にたっぷり入ってます。驚くことにこちらのお店では味噌
  がブレンドされていないようで、やや薄い濁りはありますが、薄口醤油を使っているのか関西風
  の澄んだ色をしています。立ち昇る湯気に、煮干しと節類の良い香りがしています。早速つけ汁
  から飲んでみましょう!
  美味い! 非常に濃厚な煮干しと節系の出汁ですね! これに香味油を加えれば
  煮干しラーメンが出来ちゃいそうな位、旨味の強い出汁です。忍野の「渡辺うどん」さんも出汁の
  強いつけ汁でしたが、吉田のうどんは固いうどんはもちろんですが、出汁の強いお店が人気なので
  はないかとされ思えて来ました。
  


↓ デフォで牛肉、天かすが乗ります。牛肉は甘辛く炊かれておらず、出汁の一部として煮出さ
  れた(?)のか味付けは穏やか。同店では天ぷらを出していないので、自家製か不明ですが、
  この天かすが非常に芳ばしくて、汁に沈めてもサクサクした食感が残った優れもの。玉ねぎ
  やエビの風味があり、濃厚なツユに入れると油脂のコクや香ばしさがさらにつけ汁を濃厚な味
  わいに変化させてくれます。



↓ これぞ、吉田のうどん!と膝を打ちたくなるテクスチャー!噛むごとに
  鼻腔に広がる小麦の香りと澱粉の甘み( ´艸`) 私が吉田のうどんを好評価するのはこのテクス
  チャーと香り高い小麦の香り。安いだけで柔らかく、香りの少ない「讃岐うどん」の看板を掲げ
  るうどん店なんて比べものになりません(笑)



↓ 青唐辛子は種入りで非常に辛いですが、新鮮な青唐辛子の香りと食感がとても強くオススメ!



↓ 『すりだね」はドロッとした液状のもので、黒胡麻と唐辛子をごま油で練ったもの。



↓ 万願寺唐辛子の含め煮だろうと勝手に想像したのが大間違い・・なんと内部のタネまでそのまま
  残った激辛の青唐辛子!(笑)

  自分で取ったものですから残すわけにもいかず、汗だくで食べきりました(^^;ゞ

  モロキューの味噌はお味噌に刻んだ青唐辛子を混ぜたもの。




きよちゃんうどん

住所:山梨県富士吉田市小明見4140
電話:0555-24-1345
営業時間:11:30~14:00
営業日:金・土・日曜日のみ
駐車場:あり
ホームページ:あり
喫煙:不明