神場山神社(御殿場市神場) | 気まぐれ野良の食べ歩き

神場山神社(御殿場市神場)

金運神社といえば、お隣り山梨の富士吉田にある「新屋山神社」が有名ですが、私たち静岡にも
厄除け、開運をもたらす 神場山神社があります

別名 はさみ神社

↓ なんとなく、身の縮まる気がしないこともありませんが、自動車で第一鳥居を潜って行きます
 (車のお祓いを受けたい場合は左へ進んで行けば神社まですぐアクセス出来ます。但し宮司は常駐
 していらっしゃらず、ご祈祷の日は決まっているようなのでご注意下さい)



↓ ゴルフ場のコースの中を縫って走ると、やがてゴルフ場と神社の駐車場が混在する広い駐車場が
 現れます。参拝者の置き場所は決まっているので、配置図を見て駐車してくださいね。



↓ 第一鳥居に比べると小さい第二鳥居ですが、とても品が良いのです。



↓ 第一鳥居を入る前に一礼し、階段を降りると、まず御神木の檜が迎えてくれます。



↓ この御神木の檜の根元には大きな瘤があり、よろこぶの木と言われています。この瘤を三度撫で
 て、その手を患部に当てると、病が治ると言われ、昔から厚い信仰を集めているそうです。



↓ よろこぶの木の前には神光乃池。水深は浅いものの大きな錦鯉が悠々と泳いでいました。



↓ 神光乃池から、階段を上がるとこの景色。手水舍で身を浄めて、早速お参りしましょう。



↓ 社はこじんまりとした造りですが、威風堂々とした佇まい。境内の清掃も行き届いており、社務所
 に常駐している氏子さん(?)のご努力に頭が下がります。

 かっては山の仕事を生業とした「きこり」たちが山の安穏を祈ってお参りしたのが始まりらしく
 山の司る神様、大山祗命が祀られています。


 また武運長久、災厄、病気平穏、開運の神社としてご利益があると言われています。中でも重い病を
 抱えた人がこの山神社で借りた鋏を持ち帰り、枕の下へ置くと、病を断ち切って病気が治ると言われ,
 全快後には借りた鋏よりも大きな鋏を返納する習わしだとされて来たようです

 *現在は社務所で領布(有料販売)を受け神棚に安置して毎日礼拝し、大願成就した暁には報告を
 兼ねた御礼詣りにより神様のその誠意が伝わるものだと、信じて返礼の煩わしさを省くことになった
 ようです。



↓ こちらの藤も神場山神社の御神体。「縁結び」として有名なんだとか。残念ながら藤が咲いている
 時にお邪魔出来ませんでしたが、さぞ見事なことでしょう。




↓ とても古そうです。




↓ 拝殿の手前には向かい合って建つ2つのお宮。右は「保食神 大山祗神」と記されています。



↓ 左は「学業の神 生活一般」と記されいます。





↓ かって献上された巨大な鋏が展示されています。



↓ 本殿を横から撮影。




↓ 本殿を左から眺めますと、このような御神水の看板が目に入ってきます。階段を降りて早速行って
 みましょう。



↓ ステンレスの蓋が被せられています。今回はペットボトルを持って来なかったので汲み上げること
 は出来ませんでしたが、次回は忘れずに持って来ようと思います。画像でお分かりにくいかも知れま
 せんが左にあるのが御神水を掬う柄杓。といっても長い木の柄にバケツが付いたものでしたが (^^;; 
 なお、汲んだ御神水は煮沸してから飲むよう、記されていましたのでご注意下さい。



↓ ご参拝された社務所で、是非お買い求め頂きたいのは、コレ!

 やくきりせんべい(12枚入り¥300)



↓ 卵と砂糖、小麦粉、ピーナッツ(クリーム?)を原料としたライトなお煎餅!

 中央が盛り上がった小判形の煎餅には神場山神社のシンボルとも言える「鋏」の型が施されています
 。こちらのお煎餅は比較的に甘めに作ってあるので、お茶請けに最適。また縁起物としてお土産にも
 喜ばれます。

 


↓ そして、同じく社務所で買い求めることが出来る、「神場山神社厄切鋏 (¥1,000)」

 幸い、現在は大病を患っておりませんので枕の下に置いておくことはありませんが、お守りとして
 バックに忍ばせております(コンパクトでとてもよく切れ、実用的でもあります)

 なお、御朱印は従来ゴム印だけであったものが、今年の6月から、予め宮司に依って執筆・捺印され
 た御朱印を賜ることが出来るようになりました。(御朱印帳には自ら貼ることになり、また参拝日
 もご自身でご記入してください)




神場山神社
住所: 静岡県御殿場市神場1138-1