GW2日目の日曜日

登山客でギュウギュウの中央線に揺られ、何とか途中下車

ふー、これだからカレンダー休みの仕事は選べないんだよねぇタラー


降り立ったのは初狩駅
んー、とってもローカルぅ〜にやり




おにぎりは駅に着いたら食べようと思っていたけど、改札を出たら座れる様なベンチはなく
駅舎の中のベンチは荷物を整理するおじさん達で埋まってた

ここから登山口までは30分位あるし
仕方がないので、歩きながら食べる事にした




ちなみに今回歩くのは秀麗富嶽十二景の一つにも選ばれている高川山

秀麗富嶽十二景シリーズは色々登ったけど、高川山はまだ未踏だった事もあり
駅から駅に歩く事が出来てアクセス良好・3時間ちょっとで歩けるから、帰宅ラッシュの回避にもなるし♪という事でチョイスOK
お山は登りたいけど混むのはどうしても嫌なのじゃぼけー


登山口までは所々にこうした道案内が出てるのでありがたい〜




片手にコンビニ袋をぶ~らぶら、もう片手でおにぎりとチーズ入りかまぼこをモグモグしながら登山口へ向かいます





公衆トイレ脇に設置場所された登山者カウンター

9372名登られてますが、これっていつからのカウント?ワタクシは9373人目のお客様〜 カチッ気づき




ここからいよいよ登りのスタート

すでに先客は入ってると思うけど、一応クマ鈴は鳴らして行きますよ〜くま




始めはなだらかな傾斜の樹林帯歩き

木々の間から射し込む朝の光がフレッシュな気持ちにさせてくれるキラキラ




男坂と女坂の分かれ道

事前に地図で確認した所、時間的には5分しか変わらない
ここは勿論、男坂でしょーにやりフンッ

それにさっきからグイグイ後ろからせめて来る夫婦がいる
抜きつ抜かれつになるといちいち面倒なので、ここで一気に差をつけちゃるで〜グーフォフォフォ




…っと、意気込んだのはいいものの
全く風の抜けない急斜面の登りで早々に汗だく

おまけに長きに渡る運動不足も相まって思いの外ペースが上がらないタラー

うう〜目に汗が入って痛いよう笑い泣き
ハンドタオルで汗をフキフキしながら登る


後続者にだいぶ差をつけられたのはいいものの、分岐点まで登り切った時には暑さでフラッフラスター




ちょっと水分補給して呼吸を整えよう〜と思って平らな安全そうな場所まで移動しようとすると

ギャ~ッ!毛虫ぃーーー!!
Σ(゚∀゚;ノ)ノ




…と、思ったら、2匹並んだ毛虫に見える単なるだった。。あーびっくりした
朦朧としてると正常な判断がにぶりますな
(ー_ー;)




ヤレヤレと自分に呆れながら再度歩き出すと、先の方の登山道の真ん中で立ち止まっている男性2人組がいる

こんな所で休憩かぁ?狭い道なんだから、ちょっと迷惑だなぁ…凝視

すると後ろから来た私に気付いた様子の2人はノロノロと歩き出す


どうせなら道を譲ってもらえるとありがたいんだけどな〜と思っていると、前を歩く男性が後ろの男性に

「ごめん、やっぱもう少し休むわ…」

と言って、ヨロヨロと道の脇に逸れて行く


年齢的には20代半ば〜30代前半といった所だろうか
ザックや靴等の装備はしっかりしているものの、体型は2人ともややポッチャリさん

あちゃーバテちゃったかぁ驚きと思ったら、よく見るとふくらはぎを手でさすっている


なので思わず

「脚、つっちゃいました?」

と聞くと

「あ、はい…」

と、しんどそうな顔の男性


宮「大丈夫ですか?タラー水分や塩分とってます?」

お父さん「あ、はい。さっきポカリ2本飲んだので」

ポカリ2本!確かに暑いとはいえ、ずいぶん一気に飲み過ぎやないかい?
(´゚д゚`;)エエー

まぁでも少し休めば大丈夫そうかな?と思い


宮「そうですかタラー今日暑いですもんね。お気をつけて」

と言って先に進みだした私


脚つるのってホント辛いんだよねぇ…
しばらくはないけど、私も過去に山で熱中症になって脚つったり気持ち悪くなって動けなくなった事あったなぁ…と、その時の事を思い出してしみじみ思う

そういやコムレケアや漢方、使用期限過ぎて捨てちゃって今は常備してないなー
あー失敗、こういう時に持ってたら良かったのになー

等と、色々考えてるうちに、何かいてもたってもいられなくなり

うーん、ちょっと戻ろう。

そう急に思い立ち、クルッと方向転換して、100m程元来た道をダッシュ!ランニング≡ダダダッ

その途中で、私の後ろからグイグイ来てた夫婦が
「あれっ?」という顔をして擦れ違う
多分、私がもう山頂に行って下山して来たと思ったんだろう

違うんです〜笑い泣きと思いながら、先程の男性2人の元へ到着!

男性達もまた私をみて「あれっ?」て顔をする


「ハァハァ…あのっ、余計なお節介かもしれないんですけど、よかったらコレどうぞ!パー

と言って、アミノバイタル2本を差し出す私
ただし今日は3本しか持ってないから、1本だけは譲れないからねっっ(;´Д`)

しかし、し、しまった!2人揃ってポッチャリ黒縁メガネだから、どっちが脚つった人か分からない滝汗





私が固まっていると、片方のポッチャリさんが

「ああ…ありがとうございます」

と受け取ってくれ、お友達の方も

「ご親切にありがとうございます」

と一緒にお礼を言ってくれた


「ででででは!お大事に!アセアセ

とその場から逃げる様に走り去る私

てか、脚つりにアミノ酸って効くのか!?ってあとから思ったけど、病は気から!飲んだから大丈夫!ってなってくれればいいよねダッシュムチャクチャ
ε-(´∀`;)


その後は先程の夫婦の後ろをつかず離れずの距離で歩き…




来たーっ♪(●^o^●)




到着しましたぁー!
高川山山頂♪
標高が隠れちゃってる、976㍍です!







続く富士山