昔、母親がイモリを飼っていた。
田んぼで捕まえてきたイモリだった。
しかし、イモリはいつしか死んでしまう。
その時、母親は泣きながら
「生き物はこれだから嫌だね」
と、イモリの死に対し涙をながしていた。
当時はイモリの死ぐらいで、何泣いてるの?
と、としか思えなかった。
しかし、今では、当時母親があじわった気持ちが痛い程分かる。
6月9日に捕獲した亀
だった。
大和地区で捕まえたので
名前はヤマト
一人ぼっちだったヤマトに新たなパートナー
たちまち2匹とも皮膚病になってしまいました。
ググると誰もがやってるのが
今思えば、この時の急な温度変化がヤマトを痛めてしまった気がしてならないのです。
もともと、冬でも外で売られてた雫は外の寒さにも対応できたのかも知れません。
しかし、本来冬眠する天然イシガメを強制加温飼育で数ヶ月も冬の間飼われたヤマトは
外の寒い気温を吸い、風邪など体調を崩したように思えます。
エバシュールによる薬浴を終え、
無菌状態から再出発。
これで元気になると、信じてました。
温浴をススメられた事とネットでも温浴はススメられてた。
しかし、ヤマトは日に日に動かなくなりました。
3月23日
ヤマトを、病院に連れていきます。
1時間ほど離れた病院です。
先生に話しを聞いて貰うも
正直ダメだな...
他の病院探さなきゃ
と、思ったのが素直な感想です。
インシュリンを打ってもらいましたが、果たして効いたのかは不明です。
状態はまったく変わらなかったからです。
ヤマトは尻尾や手足から血が出てもいました。
先生は他の亀が噛み付いたから
と、おっしゃってましたが、毎日見てるんだから
それは無いし...
と、思いましたね。
この時に噛まれたとは思えない!
と、しっかり伝えてれば他の原因を先生は推測してくれたかもしれません。
ヤマトの手を見て下さい
腫れてるように見えませんか?
人間で言う破傷風になってるのでは?
と、私は思ってます。
化膿してると思うんです。
インシュリンに抗生物質も入ってる。
と、言ってたけど
効かなかったようです。
温浴をススメられた事とネットでも温浴はススメられてた。
そして、ペットショップで働き鰻やアロワナなど水槽などを、全て任せた友達もフェイスブックで
温度を上げてみ
と、アドバイスをくれた事から
温浴もはじまりました。
朝晩2回です。
温浴をすると、かなり動いたので
暖めるのは効果はありそうです。
しかし、24日 夕方 温浴
あまり動かないヤマトがいました。
かろうじて動くヤマト
そして、そのまま動かなくなってしましました。
何回も甲羅を叩き刺激するも反応はありません。
ヤマトは静かに息を引き取ってしまったのです。
申し訳ない事をした。
もっと自分に知識があればこんな事になってなかったはずだ...
本来冬眠する亀を加温飼育した結果
水質の悪化、
紫外線の少なさ
また、不規則な時間に、帰宅する事による照明などによる睡眠不足やストレス
素人による薬浴
これらが絡まりヤマトの命を私が奪ってしまった。
ペットの命は飼い主に左右されます。
もっとこうすれば良かった...
後悔しかない。
死んでしまったヤマト
あっと言う間に硬くなってしまった。
雫が陸に上がるのは本当珍しいのだ。
雫はヤマトの周りを歩い
て、水の中に入っていった。
お別れの、挨拶をしたのだろう。
翌朝25日
まったく動かないヤマト
大好きだったお刺身とエビ、フードを入れ
埋葬した。
自然の生き物を 自然に返さず人間のエゴで飼ってきた結果の罪意識...
本来なら岐阜県長良川で今日も元気に歩き回ってたに違いない。
ヤマト
謝っても謝りきれない
申し訳ない
これしか言葉がみつからない...