皆様、こんばんは
リオ・オリンピック、テニス
男子も凄かったですが、
女子シングルの決勝、面白かったですね〜
Monica Puig選手、プエルトリコ初の金メダル
おめでとうございます
さて、8月も真ん中ですが、
つまり、イタリア全体がお祭りピーヒャララ
古代ローマ時代に始まったフェラゴストに
カトリックの大切な日が加わって、
夏休みで故郷に帰ってきている人も多い…
ということで、あちこちで大きな華やかなお祭りが行われます。
シチリアでは伝統的に14日の夜、
海岸で焚き火をするところが多く、
上空から見ると、島の形が浮かび上がって見えるのだとか…
そして残念ながら、後始末が適当なので、15日海水浴に行く時は燃え残りに注意!です。
なにしろ、ざっと消して、上から砂をかけてあるそんなんで消えるかいっ!
うっかり踏んじゃうと、足の裏を大火傷します
夏のフェラゴストと春の復活祭、
イタリア版盆と正月といったところでしょうか
機会があれば見に行ってみたいお祭りがいっぱいです。
そんな長年行ってみたかったお祭りのひとつが…
町の守護聖人 聖ジャコモのお祭りです。
お祭りは年に3回
5月の花祭り
7月の聖ジャコモのお祭り
8月のフェラゴスト
陶器で有名な町で、
陶器のタイルで飾られた階段があります。
カルタジローネの階段は人が多くて近づけませんでした
階段に4000個の三色の液体ロウソクの容器で絵を描き、それに火を点けるのです。
着いた時は準備中でした
デザインは町の紋章
この時、階段の側まで行ってタイルを見ておけば良かったんですが、行列を見ているうちに…
通りも…
階段も
先導の馬に続いて、市長さんなどを乗せた4頭立ての馬車が何台も。
開催させた市長さん、一際大きな拍手が贈られていました
そして市長さんが聖人と共に戻ってくるのを
階段で待っていた人たちがひとつずつロウソクに火を灯していきます…
ゆっくりと浮かび上がる絵
ため息が出る美しさでした
今日と明日は、また階段をロウソクで飾って、
今度は聖ジャコモの像を担いで町を回る行列があるそうです。
次回はこれを見に行きたい
そしてこの日、22時過ぎまで階段を眺めた後、
帰路に着いた私たちをシチリアならではのアドベンチャーが待ってました