【結論】大変だった……笑い泣き

 

 

 私が幼い頃かその前か(とにかく●十年前)、母方の祖父母が買ってくれた7段式の雛飾りを、今さらながらやっと処分しました汗 お雛様って皆さんいつのタイミングで処分されているのでしょうか? お子様(女児)を産んだ場合、受け継いでいくものなんですかね💦

 

 私の場合、この歳まで結婚する機会が訪れなかったので今頃の処分となったわけですが、きっかけは市の広報誌に『雛人形の回収』というのを見つけたからです。これは毎年やっていることのようで、地域の公民館でいらなくなった雛人形を回収してくれて、その後市でまとめて供養祭を行うようです。なので、公民館で回収するのはお人形だけ。しかも“朝8時までに”。朝8時……早いよ!笑い泣き 

 

 『雛人形』と一言で言っても、人形以外の飾りってあるじゃないですか? 特に7段式ともなるとそれはもういっぱいえーん 今回この機会に改めて雛人形の一式を見て、物凄く驚きました。「こんなにあるのか!アセアセと。

 

 

 私の記憶では、小学生のいつまでだったか定かではありませんが、とにかく小学生の頃までしかこの雛人形が飾られるのを見た覚えがありません。高校進学と共に今住んでいるマンションへ引っ越してきたので、そこではずっと両親の寝室のクローゼットの上のところにずっと仕舞ってありました。(祭壇の骨組みもなかったしね💦)

 

 市の広報誌で4月8日(月)に回収すると知って土日で何とかしようと思い、とりあえず土曜日に母親と雛人形関係の物を全部一式、納戸としている部屋へ運び出そうということになりました。が、その時に母親が「ここに置いてあるものを全部片づけたいから、一旦全部出して」と言い始めて、正直「余計なこと言い出したぞコイツ…」と思いましたが、一緒に置かれている物の量としては、雛人形関係が半分、もう半分はその他という感じだったので、とりあえず無心で移動させましたぼけー

 

 このクローゼットの上のエリアは、二十年以上手付かずの場所だったので、埃もかなり被っており、軍手を嵌めずに触った私の手は真っ黒になりましたショック とりあえず物を一旦納戸へ運び、そこから各箱の中身を確認&掃除しながら、雛人形関係とそうでないものを分類していくという作業。

 

 雛人形関係のものだけ見てみると、お人形が入っていたのは大きい箱一つで、その他の細かい箱が二十箱くらい出てきました。これが全部装飾品💦 「嘘でしょ……」と思いましたね。幼い頃、ひな祭りの時期になると母親に「おひな様飾って!」とよく気軽にせがんでいましたが、母親は「え~汗 面倒くさい~汗汗と言ってなかなか飾ってくれなかったのもうなずけます。こういう事だったか!と。これはやる気失せるわ💦

 

 それにしても、もうちょっとプラモデルみたいに装飾品をエリアに区切って、一つの箱に仕舞えるような工夫が出来なかったものかなと💦 これじゃいちいち面倒臭くて、どんどん飾らなくなっていくのもわかる気がしました。父方の祖父母の家業が雛人形の装飾品を作っていたのですが、私が幼い頃にはもう段々と仕事が縮小されていったので、父の兄弟たちは誰も家業を継がなかったという経緯があります。まぁでも、企業努力のみで何とかなったとも思えないけどしょんぼり

 

 

 人形は全て回収してもらえますが、その他の飾りは一切回収してもらえないので、そちらはゴミとして処分することに。大半はプラスチックで出来た家具やお供え物になりますが、中にはぼんぼりなどもあったりするので、それは燃えるゴミと燃えないゴミに分けたりして。

 

 そして、これらの装飾品が入っていた全てのダンボールや箱を潰して、資源ごみの日に出しやすいよう解体して、まとめてひもで縛って💦 結果、その他の処分ごみも合わせて、大きい袋で3袋分、資源ごみがダンボール1箱分くらい出ました💦 いやもう本当大変だったショック

 

 

 処分してみると、「ひな祭りとは何だったのか?」感が凄いですぼけー オカン曰く、「祖父母は孫が可愛いから雛人形を買ってくれるけど、飾るこっちの身のことは全く考えてないからね」だそうで。こんな立派な雛人形を買ってもらったからといって、必ず誰かと結婚できるわけでもなし。かといって結婚が必ず幸せなものかというのも疑問だし💦

 

 精巧な作りをした人形なので普通のゴミとしては捨てられず、このような年一の回収や供養祭をもって処分するしかない雛人形💦 祝い事なので祝う心を邪険にするのもどうかなと思いますが、今の時代には全く合っていない風習なのかなと、改めて思いました。

 

 処分した今となっては、かなりスッキリした気分ではありますにやり音譜