実写映画版の2作目ということで、1作目を見ていたので見ました。

 

 

①2023年公開

 

②東北新社

 

③三日月宗近:鈴木拡樹、他。

 

④西暦995年、歴史改変を目論む時間遡行軍の軍勢を感知し、出撃して歴史を守る刀剣男士たち。だが、歴史通りに討伐された酒呑童子は、刀剣男士の山姥切国広を道連れにして千年後を呪う言葉を残す。そして2012年、物の声が聞こえる女子高生(琴音)によって、三日月宗近が顕現し……

 

⑤☆2つ。面白くなかった。一時間が経過した辺り、2012年の酒呑童子(?)の動機が明らかになった時点で非常につまらなくなった。

全体的なシナリオが、刀剣男士でやらなくても成立しそう。酒呑童子のくだりを消して、刀剣男士を戦隊や仮面ライダーに変えても成立してしまう内容。そういう特撮のテンプレみたいな作品だと感じた。物語の主役がやや酒呑童子と仮の審神者である琴音に重点を置いているのも尚悪い。刀剣乱舞や刀剣男士にあまり思い入れの無い方がシナリオを書いたのでは、と思わざるを得ない。

審神者としてツッコミ処は山ほどあるが、一番のツッコミ処としては、「酒呑童子を物語に出すなら、童子切を出すのが必須だろう!」と。童子切を出せないなら、それまで酒呑童子を出さないで欲しいまである。

終盤に今までステやミュ、実写で出てきた刀剣男士が大勢出演するところは大きな見所でテンションが上がったが、全ての審神者を喜ばすことは無理だとしても、刀剣男士たちに一言ずつ台詞があっても良かったと思うし、槍好き審神者の私としては槍・薙刀が一振も出演していなかったのには非常にがっかりした。 

 

⑥大きな見所としては、現代に刀剣男士が顕現したら…の妄想が実写で表現されたところ。トーハクで刀剣の姿の三日月宗近が話しかけてくるところは、刀剣を実際に見に行った審神者には刺さるものがあったのでは。

上記したが、終盤で沢山の刀剣男士が現代に顕現するのが一番の見所。その中には、刀ミュの石切丸(崎山つばささん)の姿や、ステの鶴丸二振(染谷俊之さん、健人さん)の姿もあった。

長谷部が仮の主としたのがギャルで、終始長谷部がツンツンしていたが、ラストでギャルが名を明かした時の長谷部の表情が切なくて非常に良かった!キラキラ

 

 

 

 

 審神者や特撮好きにはオヌヌメする点があるけど、映画好きにはオヌヌメ出来ないかな💦