公開当時から気になっていたので見ました。

 

 

①2022年公開

 

②コミックス・ウェーブ・フィルム、STORY inc.

 

③岩戸鈴芽:原菜乃華、宗像草太:松村北斗(SixTONES)

 

④宮崎県の田舎町で叔母と二人暮らしをしているJKの鈴芽は、ある日の登校中に見慣れないイケメン青年の草太とすれ違い、「この辺りに廃墟はないか?」と訊かれる。その場は素直に教えて別れたものの、気になった鈴芽はその廃墟へ引き返し、見慣れない古い扉を開けてしまって……

 

⑤☆は3つ。最後までは見れたが、いろいろとモヤモヤが残る。

涙腺ガバガバの私が1ミリも泣けなくて、結局何がいちばん伝えたかったのかよくわからなかった。設定は非常に面白いと思うが、設定が盛り過ぎなのかもしれない。閉じ師面・鈴芽のトラウマ・鈴芽周りのヒューマンドラマ・鈴芽と草太の恋愛面、どれを一番大事に描くかの比重がハッキリしていないと、視聴者側としてはどれも中途半端に感じてモヤモヤするのかなと。

私としては、この作品のキービジュアルを見た時に草太がイケメンでかなり期待値が上がったので、声がビジュアルと合っていない&声の演技力が未熟と感じたのと、恋愛面がそれほど満足するほど丁寧に描かれていなかったことでかなりがっかりした。

ちなみに声が合っていないと感じたのは草太だけではなく、神木さん演じる芹澤にも感じた。二人共ビジュアルの印象より声が高すぎて、神木さんに至っては芹澤のようなチャラめな役は似合わないと思った。

地震の表現がかなりリアルなので、被災した方がこの作品を見てトラウマを思い出さなければ良いなと願うばかり。

 

⑥キャラデザが田中将賀さんなので、私的に作画は大好きだし、新海監督作品は背景が綺麗で映像的には全く申し分なく楽しめた。

他キャラクターの声のキャスティングに、深津絵里さん、染谷将太さん、伊藤沙莉さん、松本白鸚さんが名を連ねている。

サダイジンの戦う姿はまるでにゃんこ先生。

 

 

 

 もっとイケメンの草太を眺めていたかった……