1stガンダムのエピソード(15話)「ククルス・ドアンの島」の劇場版ということで見ました。

 

 

①2022年公開

 

②サンライズ

 

③アムロ・レイ:古谷徹、ククルス・ドアン:武内駿輔(※敬称略)

 

④ジオンの地球進攻軍本拠地であるオデッサを目指すホワイトベースは、東ヨーロッパ沖を通過しようとする中、急遽「無人島・アレグランサ島の残敵を叩け」という指令が下り、島に上陸するアムロたちだったが、1機の謎のモビルスーツ(ザク)に襲われて……

 

⑤☆4つ。非常に後味が良く面白かった! 1stガンダムで放送された1話分(30分)のエピソードがここまで膨らんで面白い劇場版になっているのは素晴らしいと思う。

1stガンダムは一話完結型だし、毎回息を飲む展開でエンタメ性が高いので、ククルス・ドアンの島だけじゃなく他のエピソードも膨らませば劇場版になり得るんじゃないかという可能性を感じた。

とにかく、ククルス・ドアンとガンダムがカッコイイ! ドアンがシャアと並び称される伝説の男という設定なのも驚いたが、シャアとは全く違い、人間らしい優しさと苦悩を持っているところが堪らなかった!ラブ ガンダムが敵兵に見つかるところと、ドアンのピンチに駆けつけるところは、1stの劇中BGMも使われており1stファンには堪らない演出で興奮した!

後味が非常にホッコリさせるので、私向けの作品だったと確信している!ニヤ

 

⑥元が30分の作品だっただけに、おそらく1stガンダムをミリ知らでもわかりやすく没入しやすいし、後味は太鼓判を押す。

安彦良和さんの監督作品なので、作画はほぼTHE ORIGIN。

安彦さんの描くキャラクターが非常に味があり、全体的にコミカルめでキャラクターが活き活きしていて非常に私好み。

声豚的に注目なのは、サザンクロス隊に宮内敦士さん、上田耀司さん、伊藤静さん、遊佐浩二さん、林勇さんが名を連ねているところ。

主題歌(ED曲?)が森口博子さんの「Ubugoe」で、これも必聴。

 

 

 

『0080 ポケットの中の戦争』を想起させるような作品でもあった。(後味は圧倒的にククルス・ドアンの方がポジティブ!)