改変期恒例の見ていた作品の感想と、チェックしたこれから放送される作品のご紹介です。
まずは’23春から見ていた作品はこちら。
以下個別の感想です。※自衛ヨロ！
■Dr.STONE NEW WORLD（第３期）
龍水を仲間に加えて始まった第３期。舞台は地上から船旅へと移り、世界を石化した存在をレーダーで感知して、いよいよクライマックスへの道のりが見えてくる展開。科学の原理は知っていたとしても、それ作るのにどれだけの年数かかるよ…という疑問は常に湧くものの、それ以上に話の展開が面白く、第３期も目が離せなかった。
第３期の第２クールは10月とのことなので、早く続きが見たい！！
■終末のワルキューレⅡ
Ⅱはラグナロクの第４回戦であるヘラクレスvsジャック・ザ・リッパー、第５回戦のシヴァvs雷電為右衛門を描く。今回も副音声で声優さんによるオーディオコメンタリーが放送され、声豚の私としては２倍に楽しめた♪
私はにわか大相撲ファンなので、この作品で雷電為右衛門という伝説の力士を知れたことがとても嬉しい＆興味深かった。またコメンタリーでは、ヘラクレス役の小西克幸さんとジャック・ザ・リッパー役の杉田智和さんの真面目な役作りのお話が聞けて、非常に興味深い＆貴重だった
ラストで次の第６回戦は、神側であるはずの釈迦が人間側としてラグナロクに参戦するとのことなので、Ⅱの後編が非常に楽しみ！ ネトフリでは７月からすぐ後編を放送するようなので、放送を待ちたい。
■鬼滅の刃 刀鍛冶の里編
安定のバトルアニメーション及び作画の素晴らしさと面白さ。今回は柱２名と不死川（弟）の過去も見所で、甘露寺さんについては私的に柱の中で一番サイコパスな印象を持っていたが、過去を知った瞬間に180度印象が変わって今ではかなり好き。時透君も含め、柱の皆さんは第一印象がすこぶる悪いけど過去を知った瞬間に好きになるので、結局箱推しになるだろうと今回で確信した。
ラストで禰豆子が日光を克服したことにより鬼舞辻󠄀無惨の過去と目的がわかり、これからの展開が益々楽しみ。不死川（弟）の能力の経緯も明かされていないので、その点も気になるところ。
最後に次の“柱稽古編”のアニメ制作が発表され、放送時期は未定だが期待したい。
■ヴィンランド・サガ SEASON2
トルフィンが父親の仇であるアシェラッドを失ってからの奴隷生活を描く第２期。新しくエイナルという奴隷仲間兼親友（？）を迎えて、自分の過去と向き合い後悔し、今後の生き方を模索する話でもあり、１期から通してバイキングの略奪＆戦争を描いていて重い内容ではあるものの、トルフィンが子供から大人へと成長する過程が丁寧に描かれていて、素晴らしい内容だった。
内容が内容なだけにしょうがないのかもしれないが、全体を通して展開が物凄く遅いのだけがストレスだった💦 1.5～２倍速くらいテンポよく進んで欲しい感は常にあった。
■BASTARD‼
終始ラブコメ目線＆途中からガラ目的で見ていた。← 少年に封じ込められた伝説の魔導師というダーク・シュナイダー（以下：D・S）の設定がとにかく面白いが、美女の敵がどんどんD・Sに陥落していくあたりから、ラブコメ目線は割とどうでもよくなった。← それよりガラがネイのことをどう思っているのかが気になる
かなり昔の作品ということもあり、バトルはほぼ展開だけで見せていく何でもアリな内容で、ラストは第２期を予感させて終わったが、さてどうしたものか……
■Opus.COLORs
スタミュを製作していたC-Stationによるオリジナルアニメ。舞台をパーセプションアートというデジタル絵画の世界に移し、スタミュ同様の青春群像劇を描く。３Dのデジタル絵画を専攻する学園と、アーティストとグレーダーがペアで作品を制作していくというバディ設定が非常に興味深く、スタミュの時よりもキャラ同士の関係性が絶妙な萌えを生み出しており、私的には非常に楽しめた。（BLまでは到達しないこの絶妙な友情止まりの関係性が、私的には丁度良い萌え！！）
ストーリーはキャラ紹介を含むバディでの関係性を描く前半と、パーセプションアートでの落書きの犯人を追う後半という構成になっていたが、正直落書きの犯人は大分早い段階で予想がつくので、後半もう少し別の要素を盛り込んで展開してくれても良かったのかなと思う。それか本筋の主人公の両親の死について、もう少し複雑な事情にするとか。とにかく終盤がちょっとダレた。
パーセプションアートをイラストアニメーションと音楽で表現しており、スタミュのミュージカルパートのようで非常に興味深かったが、数が少なくもっと見たい気がした。楽曲ももっと聴きたかったし、気に入ればスタミュのようにDL購入したかったので、１話に１作品は披露して欲しいところ。
パーセプションアートの作品をもっと見たかったのもあるが、学園の授業内容や、学生寮での生活風景も気になるし、コンクールとか展示会とか、もっといろいろ具体的に世界観を知りたくなる作品だった。続編があるなら期待したい。
■王様ランキング 勇気の宝箱
前作の王様ランキングを補足する短編集のような作品。その後の話や各キャラクターを深堀したエピソードが楽しめた。私的にはボッチとダイダの幼少期の様子が見れて、ダイダはヒリングに似て一見ツンとして見えるが根はメチャクチャ良い子で、良い王様になりそうなところが知れて良かった。正直、この勇気の宝箱を見てもよくわからないキャラなのがボッス。
完全新作の劇場版の制作が発表になったが、どういう話になるのか全く想像がつかない。
■魔法使いの嫁 SEASON2
舞台を魔法学園に移したSEASON２。正直「学園かぁ…
」と思っていたものの、蓋を開けてみたら同級生のキャラクターが個性的で興味深く、最後まで退屈せずに楽しめた。特にゴルゴンのゾーイがいい。蛇を触られてる時がたまらない！
SEASON１からかなり時間が経っていたので、キャラ及び関係性をかなり忘れていた。こういう時に助走としてSEASON１の総集編的なものを最初に挟んでくれると有難いとか思う。
今回は学園モノということで青春群像劇的要素にも期待しており、今後の展開が楽しみ。SEASON２の第２クールは10月からスタートとのことなので期待したい。
■山田くんとLv999の恋をする
大学生の茜とゲーマーイケメン男子高校生の山田との恋愛ラブコメ。オンラインゲームのオンとオフでの出会いは、少女漫画的には新鮮な設定ではあるものの、最悪な出会いから互いを好きになるストーリーは割と王道。しかし好きになる過程が丁寧に描かれていて、久々に少女漫画をガッツリ見たという感じでキュンと出来て良かった。特に山田役である内山昂輝さんの低血圧な感じのクールな演技がメッチャ良い！
異性に興味無さそう感がよく表現されていて、こういうキャラが恋愛したらどうなるんだろうという好奇心をそそられた。
特に最終回が良く、キュンキュンした
山田君の「バレたか」はたまらない！！
この作品はおそらくこの１クールで終わりなのかもしれないが、内山昂輝さんが演じるクール（極寒？）キャラのラブコメは今後も是非見たいと感じた。
■天国大魔境
“大災害”が起こり、謎の怪物ヒルコが跋扈する世界を旅する二人と、謎の閉鎖施設で育つ亜人の子供たちを交互に描いていく物語で、最終回を迎えても結局何で大災害が起こったのか、どんな災害だったのか、何故亜人の子供たちが閉鎖施設で育てられていたのか、ヒルコはどうして誕生したのかがわからないまま終わった。しかし放送中は、いろいろと考察しながら見れたのが楽しい。
１つ残念だったのは、最終回１つ前の回に年齢制限に該当しそうなシーンがあり、描き方をもう少し変更するか事前にアナウンスしていたら良かったが、視聴者側への配慮が欠けていて不快だった。最終回には取ってつけたように小さくアナウンスが追加されていたが、制作者側への憤りは否めない。その上作品が中途半端に終わったので、途中までとても興味深く面白いと感じた作品なだけに非常に残念だった。
■ゴールデンカムイ第四期
樺太から北海道へと戻り、第七師団の手を逃れて新たに金塊を探す手段を模索する杉元たちを描く第四期。第三期のラストで離ればなれになっていたアシリパと杉元が合流し、その間の経験の違いによって意見がぶつかることもあったものの、最終的には白石含め三人の絆が強まって良かった。また、何気に後ろを付いて来るロシア人のヴァシリと、元囚人である海賊房太郎が今後杉元たちとどのような関係になっていくのかも気になるところ。
ちなみに谷垣推しだった私は、インカラマッちゃんの出産に伴い笑顔で谷垣を見送り、新たに海賊さん推しとなる！ 関さんのイケボがズルいのよ
金カムの原作を途中まで読んでおり、今までカットされたエピソードについて「これは確かに放送出来ないよなぁ」と感じていたが、今回ジャックザリッパーとそれを追う宇佐美の部分は何故放送できたのか正直疑問が残る。金カムは大好きな作品だが、この部分はもう少し表現のしようがあったのでは？ 正直女性視聴者はかなり不快感を持ったのではと危惧する。
（※2023/6/27はここまで）
■マッシュルーMASELEー
ハリーポッターのような世界観で、魔力を有する人間の世界。その中で魔力の乏しい人間たちは迫害され、魔力０の主人公マッシュが血のつながらないおじいちゃん（父）と平和に過ごすために魔法学校へと入り“神覚者”を目指す物語。コミカル＆魔法バトル作品で、さすがジャンプ作品なだけあって設定は非常に面白い。特にマッシュが筋肉凄すぎて、いつも扉をまともに開けられないところが好き
岡崎体育さんのOP曲も非常に作品とマッチしていて、サビの部分が歌詞共にメッチャ好き
キャラクターも個性豊かで面白いが、出オチ感がかなりあり、中盤がちょいちょいダレた。正直バトルはマッシュも魔法もチート過ぎるのでどうでも良かったりするが、毎回魔法を使う相手に対しマッシュがどうボコるのかは気になるところ。
３つの寮があるうちのまだ２つの寮生しか見ていないので、もう１つの寮生がどんな感じなのかは気になる。来年第２期が放送される予定なので、それを待ちたい。
声豚的目線では、ヒプマイ声優さんたちがゲストキャラとして次々に出てきたのが嬉しかった。あと、平田さんのナレーションにも笑わされたので聞き逃せない！
感想は以上になります。『TIGER＆BUNNY２』と『贄姫と獣の王』はそのまま第２クールに突入するようなので、視聴を続行したいと思います。
天国大魔境と金カムについては、今回放送倫理を疑うシーン（表現）があったのが、個人的にはかなり気になりました 「直接描かなければ大丈夫」なのではなく、具体的に想像させることによって視聴者が不快に感じることもあると思うので（今回の２作品はこれに当たるかと）、制作者側が視聴者に配慮出来ないことがこのまま続けば、アニメ業界における表現の自由が奪われることにもなり兼ねないので、制作者サイド様にはもう少しその辺りを今一度考え直して頂きたいなぁと僭越ながら思うばかりです
それでは、これから始まる2023年夏アニメで私がチェックした作品は……
＜絶対見るやつ＞
＜面白そうなやつ＞
●(SPアニメ）Fate／strange Fake -Whispers of Dawn-
●百姓貴族
一番楽しみなのは何といっても『もののがたり』ですね 主に堅物主人公のラブコメ方面を期待しております！
Fateはどうやら７月２日の１回限りのSPアニメのようです。正直言って私は「もう聖杯戦争はいいかなぁ…」勢なんですが、今までのFateシリーズのキャラが出てくるようですし、１日限りということであれば見ようかなと。
あと、『デキる猫は今日も憂鬱』のデキる猫のCVが安元さんだったので、これは見ておかないと♪ 他は様子見な感じです。
この他にも、Netflixではアニメ版の『大奥』が始まるらしく、また以前『万聖街』の感想でも書いた『非人哉（ひとにあらざるかな）』が、テレビ東京系列で『フェ～レンザイ』とタイトルを変えて放送するようです。こちらの２作は是非見たい！ …ですが、見れる放送局で放送されるまで待ちたいと思います。
夏アニメのチェック作品はこんな感じですかね。参考になれば幸いです♨