2010年、13作目の映画鑑賞は、『眠狂四郎 勝負』です。’64公開=昭和39年の映画
最初にこれだけは言っておかなければならない。私は市川雷蔵が大好きです!
今まで雷蔵の眠狂四郎シリーズは、『殺法帖』、『女妖剣』、『炎情剣』、『無頼剣』と4作品まで鑑賞済みなんですが、まだ見てないのがいくつかあるようです…。ちなみにこの『勝負』は、眠狂四郎シリーズで殺法帖に続く2作目の作品。
雷蔵作品で言ったら、去年は若親分シリーズをいくつか見ました。『若親分』、『乗り込む』、『あばれ飛車』、『兇状旅』、『千両肌』。
任侠モノなんて、雷蔵が出てなきゃ見ないですね…💦 しかし制服萌えの皆さんには、若親分シリーズ…オススメです! (海軍だったかな? 制服着てます)
これだけ書けばそこそこ私が雷蔵好きなのが伝わったハズ
好きになったキッカケは大学の頃、友人の部屋にこの『眠狂四郎』のポスターがあって、それがメチャクチャかっこ良かったからなんですが……今でも思う。あのポスター欲しい!
さて、いい加減感想を。
今まで見てきた眠狂四郎の4作品中では、一番面白かったんじゃないかと思います。(3年前に見たからちょっと忘れてますが…)ちなみに4作品の中では、『無頼剣』が一番面白かったんじゃないかと。
『勝負』では、狂四郎が1人の老人と出会うことから話が始まります。実はこの老人、幕府の偉い人物で、命を狙われていると知った狂四郎は、勝手にこの老人をボディーガードする…というのが内容。
しかしこの老人もそうですが、結局狂四郎が狙われることになり、5人の刺客が現れたり銃で蜂の巣にされたり、もう大変!!
狂四郎と言えば『円月殺法』という必殺技が有名ですが、このシーンになるとどうしても志村けんのコントを思い出してしまってダメです…(おい)
円月殺法というのは、刀を下に向けて構えて、これが一回転するまでに必ず相手を倒すっていう必殺の技ですが、その説明を狂四郎に扮した志村けんがした後で、剣を回し始めた直後にすぐ斬られるっていうのがコント内容です。(記憶を消して!)
私が今回注目したいシーンはですね…
狂四郎を騙した女の手首を捻ってるシーン。手首捻っただけでこんなに仰け反らないだろうっていう… しかしこの狂四郎の蔑んだ目、たまらない!!!
狂四郎様逃げてーー!!!なシーン↑ (雷蔵は横顔の方が素敵かもしれない)
この右の女、将軍の娘という権力を傘に、好き放題やらかしてる悪い女です。この時の狂四郎は、捕まってしまい後ろ手を縛られたままこの女に誘惑されちゃってるワケですが…
狂四郎:「したい放題に育った女…己を鏡に映してみろ。豚より醜いぞ!!」
狂四郎ーーーーー!!!!抱いてーーー!!!
狂四郎:「雪より綺麗な俺の体に触れようなどとは、無礼千万だぞ!」
ん?
一瞬、童貞的な意味だったらどうしようかと思いました。いや待てよ…それをちょっと頬を赤らめて言ってたら逆に…(萌える!!)
誰か! お客様の中にお医者様はいらっしゃいますかー!! (※これからは能動的に探すことにしました)
総合評価としては☆3つ。おじいちゃんのキャラも味があっていいし、全体的に勧善懲悪でイイです。内容もわかり易かったし。エロが少なめで良かった💦
そして何と言っても、狂四郎の笑顔が見えるのは貴重かもしれない!!
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なんという画像の荒さ!
ちなみに今度舞台でGACKTが眠狂四郎を演じるそうです。演目は『眠狂四郎無頼控』。
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↑の雷蔵と比べてみたいところですが…(チケットが凄く高い)その金額で生の雷蔵が見れるなら行きたい!!
生きてたら今年79歳かな…生きてて欲しかったな