オミクロンについて、東京大学、熊本大学、北海道大学、京都大学、宮崎大学等々による下記の論文が発表されていました。

査読済みではありません。

 

SARS-CoV-2 BA.2変異体のウイルス学的特性について

概要

重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)の新しいオミクロン系統であるBA.1が出現し世界的に広がった直後、BA.1と競合する別のオミクロン系統であるBA.2が発生し始めました。統計解析の結果、BA.2の有効繁殖数はBA.1の1.4倍であることが判明した。中和実験の結果、BA.2に対しては、BA.1と同様にワクチンによる体液性免疫が機能せず、特にBA.2の抗原性はBA.1と異なっていることがわかった。細胞培養実験では、BA.2はBA.1よりもヒト鼻腔上皮細胞でより複製性が高く、より融合性が高いことが示されました。さらに、ハムスターを用いた感染実験では、BA.2はBA.1よりも病原性が高いことが示された。このように、マルチスケールで調査した結果、BA.2が世界の健康に与えるリスクはBA.1よりも高い可能性があることが示唆された。

 

オミクロンのBA2よ呼ばれる変異種は、最初のBA1よりも感染力が高いようで、ハムスターを用いた実権では病原性も高くなっているようです。

 

先の厚労省の通達はこれを加味してのことなのかは分かりませんが、弱毒だと思われていたオミクロンですが、どの程度病原性が高いのかは分かりませんが、イヤな感じがしますね。

 

今の所重症化した人は少ないようですが、これから増えてくるのでしょうか。

 

因みにコロナによる死亡者数ですが、1日の死亡者数も更新してしましまた。

NHK特設ページより

※過去最高値は、2021年5月18日 216人でした。

 

感染者は減少傾向のようです。

 

先の記事にも書きましたが、陽性者を感染者としていること。死亡者は死亡後のPCR検査で陽性ならば、死因を問わずコロナ死と数えるなど。コロナ禍については、各数値の信憑性にかなり疑問があります。

 

そして、コロナの死亡者数は多くは有りませんが、全体の死亡者数は増加傾向で推移しており、今年は例年に比べ死亡者数が増大しています。

 

いろいろと気を付けたいと思います。

 

 

過去記事もご覧ください