今月はじめ、「ファーストの会」という新党結成のニュースがありました。名前を聞いただけで、アノ人が浮かび嫌な予感が過ります。

 

「党名は小池知事と相談して決めました」

 

7月の都議選で善戦した都民ファが、今度は衆院選で都内25の選挙区を中心に公認候補を立てると大風呂敷を広げました。小池知事は自ら予防線を張るが如く“立候補はしない”と明言していますが、国民民主党の玉木代表に接触して選挙協力を頼むなど、前向きに動いているようです。

 

大量に候補者を立てるとなれば、供託金も多額となりますからね。鳩山由紀夫元総理がスポンサーとなって、その息子が出馬するとか、“無敗男”として野党再編に動く中村喜四郎代議士や、前埼玉県知事で参院議員の上田清司氏と手を組むなんて話も出ています。

 

小池氏も過去の経験から、現時点での出馬表明はいないと思われますが、今までの行いを見ている限り、この人ほど自分主義な人は居ないと思っています。コロナの対応だけみても、それは窺い知ることが出来ると思われます。

 

協力者が出てきた場合、その人達にも注意が必要でしょう。自分ファーストに加担するなど有り得ないと思いますから。

 

自民党の岸田氏も政策の修正が行われ、随分とイマイチ感が否めない事態になってしまいました。野党の政策の中にはご尤もな事もありますが、亡国路線一直線な政策もあり、今度の選挙はどうしたら良いのか分からなく成ってしまいました。

 

今思うのは、自民党が過半数取らず、決定権は渡さないまま、与野党問わず「人」で選ぶしか無いかと。

 

しかし、それが本来の民主主義による議会制ではないかと思うと、実現すれば良い方向に向く気もします。

 

媚中派や新自由主義派、自分ファーストは論外として、「人」に投票出来る制度への改革が望まれます。