自民党の総裁選が終わり、岸田文雄氏が新総裁になりました。党内選であるので公職選挙法は適用されず、党内規定によるのですが、いろいろと問題は有りそうです。

 

一政党内での話ではあるのですが、現状では自民党は与党であり、自民党の総裁が総理大臣となり、政府となる可能性が高いことを思うと、やはり気になってしまいます。

 

石破氏は河野氏の敗因について以下のように語っています。

 

やっぱり地方と国会議員の意識の落差じゃないでしょうか。ほとんどの県で1位という得票をいただいた。鳥取県の80%超をはじめとして、都会とか地方 とか関係なく多くの地方の支持をいただいたにも関わらず、国会議員票は思う ように伸びなかったと。そこの落差でしょうね。だからそこはその努力が足り ないとか、いろんなことをおっしゃる方があるけれども、なんでこんな落差が生ずるんだろう、ということはよく党全体として考えなければいけないと思い ますね

 

うーん、やっぱり日々の暮らしに非常に苦しまれている、あるいはいろんな矛盾に直面している人と、国会議員との間には 実感に差があるかもしれない。そうでないと説明がつかない、ですよね。

 

これはね、こういう仕組みにしたら誰が有利とか不利とか、そういう話をし 始めちゃうと何もできないんで。やはり党員の方々と国会議員のウェートって いうのは半々であるべきじゃないかなという気が私はしますね。

 

議員さんが一般の人と感覚に差があるということは同意できますし、党員の意志を尊重するという考え方も良いと思います。しかし、党員表と議員表の比率を同一にする事は票数を操作出来る可能性があると思われます。

 

投票資格についてはこちらを参照ください。

自民党は16日、総裁選の投票資格を持つ党員・党友が110万4336人だと発表した。投票権は党費を過去2年支払った党員が得る。今回は2018年総裁選と同じ特例を適用し前年の20年だけ納めた人も投票できる。

 

という事は、総裁選の選挙が行われる事を見越して、自分の意図した候補者に投票させるための党員を事前に増やしておけば、党員表数を伸ばすことが可能です。もし反日勢力が表に出ないお金で党員を募集し、その党員に媚中議員に投票させることも可能ということです。

 

そんな事するはず無い?そのお金は誰が出すのか?と思われるかもしれませんが、中共にしても西側のマネー主義者にしても、全く普通に行うと思います。マネー主義=お金が全てであることは、繰り返しブログで書いていますが、何事も同じです。

 

頂点に君臨する支配者達は常に巧妙です。耳障り良く、表面的には良いことしか言いません。しかし,そこには必ず裏があり、隠された裏こそが彼らの本当の戦略なんだと思います。

 

 

また石破氏はこのようにも語っています。

それはやっぱり歴史にきちんと学ぶ謙虚さが必要なんじゃないんでしょう か。わかりやすい言葉、歯切れのいい言葉は、それは人の心を鼓舞しやすいんだけど、それによって道を誤ったことは今まで何度もあるわけですね。そして、 権力とメディアが一体化したときに国は滅びるんだよと私は思っています。

まず、歴史をきちんと学ぶ謙虚さが必要なのは、今回破れた河野氏、石破氏、小泉氏す。東京裁判史観から早く脱却しましょう

 

メディアは権力者のプロパガンダ機関であり、実際に日本の現状は亡国路線を加速しながら進んでいます

 

一体この人達は日本人なのかと疑ってしまいます。

 

新総裁がどこまで軌道を修正できるかは分かりませんが、過大な期待は持たずに見守りたいと思います。