みなさん、カフェオレカフェラテの違いって知ってますか?
カフェオレ(Cafe Au Lait) とはフランス語で、コーヒー牛乳のこと。かたや、カフェラテ(Cafe Latte)もイタリア語でコーヒー牛乳のこと。え!?同じ????

でも違うんです。

カフェオレはアメリカンコーヒー(ドリップコーヒー)に牛乳をまぜたもの。カフェラテはカフェ(エスプレッソ)に牛乳をまぜたものなんです。

このちょっとした違いが味を変えるんです。イタリアに住んでた自分は、どうしても未だにドリップコーヒーが許せません。コーヒーとは苦さがあってこそコーヒーであって、水で薄めたようなアメリカンは。。。と、さもイタリア人のように語ります。だから、みんさん、これからはカフェオレじゃなくて、カフェラテを飲んで下さい。おねがいしま~す笑

ちなみに。。
イタリアではコーヒーをブラックで飲む人なんてほとんどいません。ブラックを飲む人はかっこいいって思ってる人多いようですけど、イタリアでカフェ(エスプレッソ)をそのまま飲むと、みんな「えぇ~~!!」って顔をします。じゃぁイタリア人はどうするかっていうと、砂糖をスプーン1、2杯いれて飲むんですね。それが普通なんです。あたりまえじゃないっすか、エスプレッソってかなり苦いでしょ?苦くなくてもいけなくて、でも苦すぎると飲めなくなるコーヒー。でもコーヒーなしじゃ生きてけないから難しい。。。
コーヒーと言ったらイタリア人にとっては必需品。朝起きてまず、カプチーノで朝ご飯。昼も夜も食後は必ずエスプレッソ(イタリアではただ単にカフェという)。コーヒーは切っても切れないものなのだ。

だから。。。

イタリアではなんとなんと。。カフェに price ceiling(天井値)がある。

どういうこと?
つまり、カフェの値段の上限が決まっているということ。どこに言っても、カフェの値段はMAX 90euroセントなのだ。最高級レストランに行こうが、そこいらのbarに行こうが、90セント。必需品だから価格統制して誰でも飲めるようにしなくちゃいけないんだと。。

ただし。。
もちろん条件付き。イタリアではコーヒーは立ち飲みが基本。カウンターのところで、すっと飲んですっと出て行くんです。だから、席に着いた場合は席料をとられます。それは各店が決められるわけ。よく日本人の旅行者はbarで席に着いてるけど、知ってるのかな?座ったら3ユーロするカプチーノが、立ち飲みだったら1.2ユーロだってこと。。


ちなみに。。。
エスプレッソに少し牛乳をいれたカフェ・マキアートも天井値が決まってて、確か1.2ユーロ。それ以外のコーヒー類は天井値がありません。

お花には花言葉があるように、お酒にも酒言葉ってあるんすよ。

シェリー
女性が、「今夜はシェリーが飲みたいわ」って言ったら、それは愛の告白。「今夜はあなたと寝てもいい」って意味なんだって。それで男は「どうぞ」とおごるわけです。もちろんそれは、「今夜は寝かさない」ってことさ。 かっこい~

ポートワイン
男性が女性にポートワインを勧めるということは、愛の告白なんです。女性がそれを拒否したら、他の人がいるのよってこと。受け取ったら「あなたに全て任せるわ」ってことなんだと。

じゃ、もし他の人がいないけど、まだ受け取りたくないってときは。。。

ブルームーン
英語で once in a blue moon とは稀なこと、めったにないこと。つまり、「ありえな~い」ってことなんです。こうやって拒否るのもクールかも。でも、男としてはつらいです。。笑
ちなみにこのブルームーンっていうカクテルにはバイオレットリキュールが入っています。このリキュール、正式名称は Parfait Amour(ペルフェッタムール)。フランス語で「完璧な愛」って意味。

「完璧な愛」が「ありえな~い」になっちゃうなんて、人の心はなんとやら。。