キャスト社のゴジラ オーナメント特撮大百科EXより、1964年公開、総天然色・東宝スコープの映画「宇宙大怪獣ドゴラ」に登場、対ドゴラ戦K部隊所属"蜂毒噴霧車"。
炭素をエネルギー源とする宇宙大怪獣ドゴラ、北九州の炭鉱を襲撃。
この脅威の宇宙大怪獣ドゴラの弱点が、筑豊地方の廃坑に生息するジバチ(クロスズメバチの地域名との説有)の毒により結晶化する事が判明。
ここに"合成ジバチ毒"を噴霧する、三脚に61式戦車と同様のキャタピラ、完全自動走行可能の特殊車輌"蜂毒噴霧車"が宇宙大怪獣ドゴラ撃滅の為、攻撃開始。
東宝特撮映画の中で「宇宙大怪獣ドゴラ」のみに登場した蜂毒噴霧車。
4本のノズルから蜂毒を噴霧する以外に、これと言った攻撃能力が見受けられないも、そこがワンアンドオンリーの魅力。
そう、宇宙大怪獣を葬りさった影の実力者。
で、同じくキャスト社の"東宝特撮映画スチール写真大全"のブロマイドと組合わせて、宇宙大怪獣ドゴラ対蜂毒噴霧車を。
東宝特撮兵器史に燦然と輝く"蜂毒噴霧車"の勇姿。