その2014年3月～11月に京都みなみ会館で開催された日本怪獣特撮映画誕生60周年 X 京都みなみ会館50周年記念企画、驚異の特集上映「大怪獣大特集大全集」。
主催、京都みなみ会館、株式会社キャスト 、レジンシェフとうけけ団。
厳選された怪獣、特撮映画が京都の銀幕に復活。
3月22日、23日 、侵略者ミステリアン撃滅の為、富士山麓での超科学戦「地球防衛軍」。
4月19日、20日、秘境の婆羅陀魏山神、陸海空を席巻「大怪獣バラン」、幻の理想郷で展開されるスーパーメカの激突「緯度0大作戦」。
5月24日、25日、第一次怪獣ブームに日活、松竹の2大映画会社が製作した驚異の大怪獣映画、「大怪獣ガッパ」と「宇宙大怪獣ギララ」。
6月21日、22日、大映映画2大スターの共演。冷凍怪獣、関西を襲撃「大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン」、怒れる荒神、吹雪と共に降臨「大魔神 逆襲」。
米国版映画「GODZILLA」の国内上映が開始された7月25日、及び翌日の26日には南海の孤島で繰り広げられる驚異の怪獣乱戦「ゲゾラ ガニメ カメーバ 決戦 南海の大怪獣」、守る為に闘う、我等の巨大蛾怪獣「モスラ(1996)」。
そして25日にはトークライブが開催。ゲストには2014年12月に逝去された川北特技監督。
この時はお元気な姿で怪獣、特撮愛に満ちたトークを。慎んで御冥福を御祈り致します。
8月には京都怪獣映画祭NIGHTのスピンオフ企画としてオールナイト興行"京都怪奇映画祭NIGHT"が実現。
トークライブのゲストに帝都物語の魔人 加藤保憲役の俳優・嶋田久作氏。
「帝都物語」、「地獄」、「マタンゴ」が上映。京の都の深夜に百鬼夜行が復活。
9月27日、28日はまさに夢の二本立て上映。
SWに日本特撮の意地を叩き付けたSF特撮大作、轟天復活！「惑星大戦争」と、深作欣二監督作、闘え！リアベの勇士よ！「宇宙からのメッセージ」。
10月11日、12日、国内では未DVD化、幻の雪男の悲劇「獣人雪男」。全ては麗しの藤千代の為。ガス人間の狂気の愛と完全犯罪「ガス人間第一号」。
そして大怪獣大特撮大全集も遂に最終回。
11月1日、3日、神話の世界の冒険巨編「超時空アドベンチャー ヤマトタケル」、地球を直撃するゴラス。人類存亡の危機迫る「妖星ゴラス」。
怪獣王生誕日の11月3日には特別企画として、平成ゴジラシリーズ、ヤマトタケルの大河原 孝男監督のトークライブが開催。
聞き手は特撮ライターの円山剛士氏。
圧巻の作品群、大特撮大怪獣大全集もこれにて終了。しかし、2014年はこれにて終わらず。2014年12月27日、オールナイト興行「京都怪獣映画祭NIGHT4」が開催。
「ガメラ 大怪獣空中決戦」、「キングコングの逆襲」、"ウルトラマン80"、「ゴジラ対メカゴジラ」、そしてトークライブのゲストに女優の藤谷文子さん。
2014年の京都みなみ会館での怪獣・特撮映画を総括するに相応しい大イベント。