それはタイムリープの場合だろ?


 はい!またまた久しぶりに始まりました感想パート!……いやぁ…なかなか心って難しいですねぇ…。沢山記事をあげたいんですけど…なかなか更新が遅れちゃいますね…。

 さぁ!気を取り直して今週の感想タイム!行ってみましょう


風子の両親

 今週、ついに本格的に動く風子ママがお披露目されましたね。1話では小さく、37話の表紙絵では後ろ姿が描かれていましたが、確かに当時の雰囲気そのままに…って感じですね。戸塚先生の中でママのキャラデザは当初から決まっていたのでしょう。ということはパパも決められていそうなんですが…今週の父親と思われる人物と、1話に描かれていた紳士風の父親とでは、だいぶ印象が違う気がするわけですよ…。

 イメージしてたのは英国紳士的な感じだったんですが、今週のキャラデザではチカラの父親に似た感じの眼鏡男子になっています。

 いや…本当は別に全くといっておかしくないはずなんですよ。この眼鏡男子が紳士服を着たって何も変じゃないんですから。むしろ似合う方だと思います。…でも…なぜか違和感を感じるんですよね…多分なんですけど、今週の風子の「私はお母さんしかしらないんで」ってセリフの影響のような気がします。

 このセリフって、楓』の事を母親としてしか私は知らないよ、という風子の子供目線での言葉なんですけど、見方を変えればまるで、お父さんの事を風子は知らない、というふうに言っている様にみえるわけですね。

 同じ回に新聞で顔を隠す父親が書かれている以上、当然風子は父親を知っているわけでして、私が感じた違和感は過剰反応だとわかっているんですけどね…これが考察に取り憑かれた者の姿ですよ…ふふふ


タイムパラドックス

 今週、まさかの手が透けて消えかけてしまった風子。

 これは映画とかでもよくある、父親と母親が結ばれないという過去改変が起きてしまった事で、未来が変わってしまい、本来産まれてくるはずだった子供が存在しない事になってしまうあの展開によく似ています。

 しかしです…風子が行ったループは地続きで存在する世界Aから世界Bへとタイムリープする、未来へのジャンプのはず…今の世界とそっくりな未来の世界で、自分の両親にそっくりな2人が結ばれなかったからといって、過去の自分が消えるなんてありえないはず…きっと何か理由があるはず…。

 と、いうわけで、折角なので私なりの視点でこの謎を考察してみます!

 結果からいうと


なんらかの条件を満たしたから!


 ……どういうこと?ってなりますよね。注目して欲しいのは今回、風子のママの行動!これ、見覚えありませんか?そう!オータム編で行われた安野雲の特訓で起きた出来事に状況が非常に似ている!ということ。

 本になったアンディの中に入りこんだ風子は、本の中の世界でアンディ(隊長)と世界を放浪します。長らく放浪した後、とある湖畔にある店で、風子はカミュとアッシュに通過儀礼として不運の実践を行いました。

 風子に触れられたカミュとアッシュには不運が襲い、カミュはイスが壊れ、アッシュは従業員に水をぶっかけられました。その後、湖畔でアンディ(隊長)と風子は死という物について話し合い、甘い雰囲気になった後、風子は1865年へと向かっていったわけです。

 42話『忘れなければ』という回はアンデラでも屈指の名回であり、まるで1本の映画を見た様な満足感に満たされる回でもあります。

 注目したいのは先程も書いた従業員に客が水をぶっかけられる事が共通していると言う事、そして風子ママの話しを聞いた風子達が「不運すぎない?」と思った事の2つ。

 【不運すぎない?】これを42話と比べると大きな共通点に気づきます。

 208話で描かれた不運すぎない?という描写は誰かに対して不運すぎと思ったというシンプルな描写なわけです。

 そして注目の42話!風子はアンディ(隊長)との甘い雰囲気から起きるキスイベントを遮り、「私が好きなのはアナタだけどアナタじゃなくて…」「…あ、今私…好きって言った?」とアンディ(上裸)に対しての好意に気づきます。つまり!不運(風子)、好きと思ったわけですね。

 その直後、アンディ(隊長)から「それより風子お前…体、透けてるぞ」といわれ、風子は自分の体が透けている事に気づくわけです。

 つまり!


・客が従業員に水をぶっかけられる

・不運すぎ(不運、好き)と思う


という条件を満たした後に、風子が透けているわけですね。

 私は常々、今の世界には様々な設定が施されており、その設定を元に世界が周り、現象が起きている!と思っています。今回の透け現象もその1つなのかもしれませんね。


今週の総括

アッシュの骨折と、バックバンドの骨折もちょっとした共通点だよね


ありがとう御座いました