今年もきれいに咲いた。
おばー曰く「花火」という品種らしい。
季節とりどりの花がおばーの手入れと気持ちで毎年きれいに咲く。
この花たちを玄関に活け、気持ちよく過ごさせてもらってる。
自分は何もしてなくて、ただおばーの話し相手になるくらいしかしてないけど花が咲けば「あそこの花が咲いたよ」っと一報を入れてくれる。(写真を撮るのにいいだろうってことで)
供え花も毎週持って行くとニコニコしながらふと「立派な菊をありがとのー」っと言ってくれる。
実家のほうのおばあちゃんのおうちに行くと決まって仏壇に手を合わせる。
それも「たまにしか来ないから手ぐらい合わせさせて」というと「気にかけてくれてありがとの!」っと言ってくれる。
勤行集を出してきて「どこ読んだらいいかの?」っと。
私もよくわからんけど知ってるお経は阿弥陀経しかないから「ここ読ませてもらったら?」っと言うと「じゃーここ読もう!」っと嬉しそうにする。
もっとおばあちゃんたちが喜ぶような知識があったらいいのに、私の能力ではたくさんは難しいのがもどかしい。
このくらいしかできないからとおもって恩返しのつもりがいつも逆。
それでも喜んでくれるから良しとしよう。
おばあちゃんたちの笑顔って何か好き。