先ほど読み終えた本
母娘の関係に
共感したり
苦しくなったり
考えさせられた。
本文より↓
「母への鬱屈した感情で身体が、
雨水を溜めたドラム缶みたいに感じる。
十代の初めから、少しずつ溜まった水だ。
水かさは減ることもあるが、ちょっとしたことで溢れもする。
いつかはこの水に溺れて、死ぬのかもしれないとも思う。
母はちょくちょく、この水に石ころを投げ込む。」
私は、病気が大きな転換期となり
親との距離感を考え直した。
著者の表現を借りれば
いつもみたいな小さな石ころだったのに
突然あっさりと溢れてしまった。
何か爆発したとかではなく、
ただ普通に溢れたような感じ。
(感情が爆発したとか、大喧嘩したとかでは全くない)
でも
あんなに
溢れないように頑張っていたのに
溢れてみたら
なんてことなかった。
別に溢れても良かったんだと気づいた。
そして一気にラクになった気がした。
複雑な思いとか
いろいろな感情が出てくることが
全くないとは言えないけれど
それは私の問題で
(私が悪いと思っているとかではなく、
私自身でしか昇華させることが
できないからという意味)
私は私の人生を生きていて
相手も相手の人生を生きているだけだと
思うようになった。
シンプルに、ただそれだけのこと。
と、今は思ってます