「アートラインかしわ 2010」 というアートイベントの一つで、岩下徹さんが出るというので見てきました。
柏駅前の商店街の路上でのパフォーマンス。 ちんどんブラス金魚さん (ネオチンドン) と駒澤れおさん (アフリカンパーカッション)、それと多分一般の参加者とのコラボレーション。 歩行者天国にした路上でのパフォーマンスなので、劇場と違い、周りが雑然とした中で見るので、いつものように岩下さんの手を追いかけてみることが出来ず、山海塾の公演以外では今までで一番、丸ごと岩下さんを見たと思います。
踊るというより、若い参加者と楽しくじゃれてる様。 色とりどりのお手玉みたいなのを肩や、背中、腕、腰、足と体中に縫いつけた衣装で、おでこにも一つひもで縛ってつけた、実に珍妙なスタイルで、そして、おそらく一番年長者である岩下さんが、一番俊敏に、飛び跳ねるように動き回って、妖精のパックみたいでした。
周りで見てる人の反応も面白くて、ずっと取り囲んで見てる観客だけでなく、何だと覗いてもすぐ通り過ぎてしまう人、一緒に飛び跳ねてる子供。 そして何故か、眉間にしわを寄せて、不審そうな顔で眺めてる子。 色々気が散った状態で見るのも、オープンな空間ならではの楽しみでした。