横井さんと楠見くんに腕を掴まれて、混乱する西園寺さん。
慌ててトイレに逃げ込む。
すると佐藤さんがトイレにいた。
横井さんと楠見くんは取り残されてしまった。
横井さんは、楠見くんにさっきのことについて確認しようとすると、楠見くんの腕時計からアラームが鳴る。

「あっ、申し訳ありません。僕行かないと」と伝える楠見くん。

横井さんも混乱中。

佐藤さんに知り合いの知り合いがと三角関係で錯乱状態である話をする西園寺さん。

すると、佐藤さんにも三角関係の経験があるというのだ。

二人に丁重にお断りしたら、二人揃って「はあ?」全然そんなつもりなくて、佐藤さんの勘違いだったという話だった。

「捕らぬ狸の皮算用ならぬ、捕らぬ狸の恋煩いかもしれないぞって」その人に伝えておいてと言われる。

《あなたを救うことができる、守ってあげられる》by横井

《それは僕もです》by楠見

「確かによくよく思い返してみると、はっきり言われたわけじゃないというかどうとでもとれるというか…」by西園寺

「やだ、捕らぬ狸系?」by佐藤

「捕らぬ狸の恋煩いかどうかしっかり確認してきます!」by西園寺

その話、知り合いの知り合いじゃないってばれちゃうよ。その人に伝えます、と戻って付け加えていたけど。


楠見くんルカちゃんのお迎え、帰宅途中、なぜ西園寺の腕を掴んだかで頭の中がいっぱいに。

ルカちゃん盛り塩に注目して、飛び出してしまう。

飛び出しちゃダメって、いつも言っていても、今言ってなかったら、難しいよね。

盛り塩に注目は、ルカちゃんのママの実家が酒蔵だからあるのかな⁈

注意しながらも、西園寺の腕を掴んでしまったことを考えてしまう。

丁度、西園寺さんも帰ってきたところで、楠見くん親子鉢合わせとなる。

西園寺さんから「ちょっと話したいことがある」と言われ、楠見くんからも「僕も話したいことがあります」と伝えられる。


「昼間、西園寺さんが言った言葉についてなんですけど、」by楠見

「えっ私?」by西園寺

「あの…楠見くんのこと好きになったらというニュアンスのものなんですけど…」by楠見

「あ…あのね、あれはね、何ていうかね…」by西園寺

「あれは万が一もしもそうなってしまったらという仮定の話だと理解したんですけど」by楠見

「大正解、もうドンピシャ、ドン楠見」by西園寺

「あっありがとうございます…」by楠見

「じゃあ私も聞いていいかな?」by西園寺

『「それは僕もです」の真意についてですか?実は自分でもあの言動の理由がよく分からず、困惑していたんですが、先ほど無事解明しました。僕は西園寺さんの涙を見て、とっさに衝動的に動いていたんです。そうしなければならないと、その感覚が同じだと気付いたんです。ルカへの愛情と。ルカに何かあった時も僕は同じようにとっさに衝動的に動いてしまうんです。』by楠見

「えっと…」by西園寺

「どうやら、僕は西園寺さんのことを本物の家族だと思い始めているようです。」by楠見

「ごめん、つまり?」by西園寺

「つまり、僕はあの言動は家族愛です」by楠見

「家族…愛?」by西園寺

「楠見くんから注がれる愛の量は、今までのルカちゃんと私だとこれだけの差があった。でも、私のステータスが家族愛になったことで、あの惜しみない愛を注がれているルカちゃんと同列扱い」by西園寺


ルカちゃんと西園寺さんはパンケーキを半分こ。

同列扱い。

「あつ、ごめんなさい、半分っこで」by楠見


幼馴染とお食事

出張が多い洋介さんですね。

毎回、お土産が。

楠見くんとは、より高尚な愛にステップアップしたと西園寺さんは、陽毬さんと洋介さんに話をする。

洋介さんは、失恋したってことだろと話をするが、家族扱いされるということは、ルカちゃんと同列ではないにしても、近所になったってことで最高だと話をする。

楠見くんへの恋心は成仏したと言う。

今は、偽家族最強モード突入中となったという。

横井さんとの関係は進展させるのありなんだと陽毬さんは聞く。

ないかもと答える。

恋人を作ってしまうと、楠見くんは出ていってしまうもんね。偽家族が終わってしまう。

横井さんに対してはコンビ愛だと西園寺さんは話す。


 西園寺さん、失礼な態度をとってしまったことを謝り、横井さんにあの時の言葉の意味を確認をする。

 横井さんは、「守ってあげられるなんておこがましかったですよね、すいません」と言う。

「あまりそういうの言われないんで」と伝えると、「今度の土曜日デートしませんか?」と誘われることになる。

 その話を聞いて、捕らぬ狸の恋煩いではなかったのねと陽毬さんは思うのだ。

 ごめんなさいを直接伝えるようだ。

 横井さんに会いに行くのに何を着て会ったらいいのか悩んでいると、ルカちゃんが「見て、見て」と窓を叩く。

ルカちゃんは「盛り塩」の折り紙を渡しにきたのだ。

「神社」に行こうとも誘う。

楠見くんはソファに洋服が並べてあるのを見て、二人で行こうとルカちゃんを連れて帰るのだった。

楠見くん、西園寺さんが出かけることに少し寂しそう⁈


横井さんに謝る練習をしていると、横井さんがやってきた。さすが、売れっ子YouTuberと思う西園寺さん。

車種を聞くと「ゴルゴンゾーラ」と呼んでいると答える横井さん。

 水族館でデートのようだ。


 ルカちゃんと楠見くんは、神社に。

 いっぱいいると、何かが見えるルカちゃん。

 盛り塩折り紙をぶら下げていて、魔除けになっているのかな⁈

 ルカちゃんに今のおうちは好きか?を聞くと、好きと答える。パパに同じことを質問。楠見くんも好きだよ、すっごくと答える。ルカちゃんは、西園寺さんも好きと答える。パパも好きと答える。

 西園寺さん家から出ていくことを考えているようだ。

 

 西園寺さんはルカちゃんへのお土産を選んでいると、横井さんは大きなぬいぐるみを抱えている。どれにしようか悩んで、結局、何個も購入したようだ。自分用ではない。明美さんからの電話が何か関係しているのかな⁈


 横井さんはレストランを予約してくれていた。

 レストランに到着するが、レストラン入る前に、お話をする西園寺さん。

「ごめんなさい」と伝える西園寺さん。

「それは…何のごめんなさいでしょうか?」とたずねる横井さん。

 タイミングよく横井さんのスマホに電話が。

 「明美さん」と電話の主の名前を読んでしまう西園寺さん。

 「三人も休んだ」という連絡だった。

 急ぎの用事ができてしまい、ここでお開きになるかと思ったら、手伝って欲しいとお願いされる西園寺さん。

 明美さんは、高校生の女の子で、横井さんはYouTube始めた頃から子ども食堂のお手伝いに来ていたようだ。

 ピーナッツのお菓子を大量にお持ち帰りは、子ども達にあげるためだったんですね。

 ぬいぐるみもここに来る子達のために買っていたんですね。

 あのまま別れたくなくて巻き込みましたと話をする横井さん。

 良い人アピールしたいから連れてきたわけではないので、勘違いしないで欲しいと横井さんはお話する。

「安心してください。私を強引に働かせる人をいい人だなぁ〜なんて思わないんで」と伝える西園寺さん。

 知り合いのYouTuber 仲間の人に全身コーディネートと車を借りたことを正直に話をする横井さん。

 水族館は、どのドラマか忘れたけど、豆知識を話と良いとアドバイスがあったなぁ。

「TORA TORA TORA 恋の一途」も相手の青春ソングをかけろとのアドバイスからだったんですね。


頭がいっぱいで全然おしゃべりできなかったと横井さんは言うが、相手を楽しませようと頑張ってくれた気持ちは嬉しいですよね。西園寺さんはそういう気持ち嬉しい人ですしね。


「家族以外にも頼れる人がいるんだぞって」ことが広がればいいと思っている横井さん。

西園寺さんと似ていますね。

「僕もですけど、みんな頼るのが下手なんで」と言う横井さん。誰かの役には立ちたいと思うけど、人に頼るのは苦手ですよね。

「きっと広まります。だって、その考えが横井さんから明美ちゃんにちゃんと伝わってるし」と伝える西園寺さん。

「頼って頼って頼られていきましょう」と西園寺さんが話をすると「頼った結果、この服なんですけど…」と返答する横井さん。

「う〜ん、頼る人のチョイス〜」と伝える西園寺。


「自分の作ったものを笑顔で食べてもらえるって、何か…」by西園寺

「生きている感ありますよね」by横井

「私の母は一日中家事ばっかりしてて、いつも疲れてて、あ〜あ、やりたくないことやってたんだなってそう思ってたんですけど、もしかすると、それだって、私の決めつけで、実際は…」by西園寺

「家族って距離が近いせいでよくも悪くも影響が強いっていうか、だからこそ、こども食堂みないな家族じゃない存在も必要なんだと思います。また来てくださいね。あっ、仕事じゃなくて、食べに。」by横井

「僕は…あなたが好きです。お付き合いしたいと思ってます。」by横井

返答に困っていると

「ゆっくり、検討してください、では。」by横井


なかなか寝付けない楠見くん。


お父さんに渡しといてと頼まれ、琴音さんは一妃に渡しに行くと、30年前のシルバニアファミリーが。

とても喜ぶ一妃を見て、さすがお父さんと思う。

「そういうの今も好きなんだ」と言われて、「全然」と答える一妃。

お父さんは大断捨離中。

一人で住むには大きく、膝が痛くて階段きつく、家を売るそうだ。

 お父さんに会いに行かないのに、家がなくなっても家族は家族だし、と言う。

 本物の家族には偽家族のようには接することができない。

「はかないもんだね、家族なんて」と琴音から言われる。

「はかないのかな?」by一妃

「家族愛っていう言葉もあるわけだし。」by一妃

「家族愛があっても家族ははかないのよ。お母さんがいい例じゃん。男と出てっちゃったんだから」by琴音

「それは…お母さんの家族愛が足りなかったっていうか」by一妃

「足りてた足りてた。ちゃ〜んと愛されてました。私たちが大人になるまで離婚我慢してたんだから。あれが家族愛の限界」by琴音

お母さんの家族愛が足りないからと思っていたんですね。


 ルカちゃんの作品が家から消えていた。

「またですか、またなんですか」by西園寺

「西園寺さん、提案です。」「今は冷静な話し合いが必要です。」by楠見

家族会議をしませんか?と提案される。


第一回家族会議

ルカちゃんとリキは傍聴人

楠見くんのプレゼンから始めます。

「僕は今回、ルカとともに家を出る計画を…」と話すると「もう3度目ですけどね」と突っ込みが。

1度目は、ここに来てすぐの時、主な理由はお世話になりすぎ迷惑かけすぎといったところ。

2度目は、西園寺さんは女神ではなく人間なんだと気づき、パートナー探しを応援するために常識的行動として家を出るべきではと。

今回は、きっかけは前回同様、西園寺さんのパートナー探し発覚ですが、出て行こうとした理由が大きく異なります。家族愛です。西園寺さんのことを家族同様に大切に思っています。家族同様に幸せであれと願って。

ルカちゃんも楠見くんも偽家族が好き。西園寺さんも好きなのではないかと推測していて、痛みを伴うものだとわかった上でのこと。

西園寺さんが本物の家族を手に入れることができるというなら、僕ら偽家族は偽家族の愛の形として、この家を出ていくべきだ、と決心したと伝える。

西園寺さんは分かったけど、納得はしていない。何を最優先の幸せにするかは、私が決めるべきだから。偽家族が好きで離れるつもりはないことを伝える。

西園寺さんのプレゼンを始める。

うすうす気づいてると思いますが、私が現在パートナー候補として有力視しているのは横井和人さんだと伝える。

昨日、告白されたことも伝える。

その申し出を前向きに考えていることを伝える。

偽家族を今後どうするか

1.解散する

2.今と同様、横井さんに秘密にし続ける

3.横井さんに偽家族の全てを理解してもらい、受け入れてもらい、偽家族を継続させてゆく


3は横井さんにとってメリットはないと楠見くんは言う。

西園寺さんはどっちも諦めたくないと伝えるが、ワガママだと言われる。

ルカちゃん牛乳をこぼし、話が中断となる。

「家族愛ってすごくすごく優しくてあったかくて、でも、多分、それよりも、もっともっと…」by西園寺

「僕には分かりません」by楠見

今度、横井さんに話をするという西園寺。

もし、横井さんが受け入れてくれなかったら、僕ら親子は出て行きます、と伝える楠見くん。


職場で、横井さんに隠していたことがあったことを伝える西園寺さん。

この前の返事をする前に、それをちゃんと説明しないと、でも言葉ではうまく説明できないから、家に来てもらえませんか?と伝える。


一つ屋根の下で偽家族。

「言っている自分が1番わかってるんです。このやり方で大きな負担を負うのは横井さんだって。きっと嫌な思いもさせるし、我慢を強いることも。それなのに楽しいとか笑顔とか、何言ってんだよって話ですよね。楠見くんにも言われたんです。そんなのワガママだって。ホントそのとおりで、自分だけほしいものを手に入れて、みんなの気持ちは…横井さん、ごめんなさい。わざわざ来ていただいたのにこんな感じで、ホントごめんなさい。お付き合いの件なんですけど、やっぱり…」by西園寺

「ちょ…待ってください。だったら僕らが出て行きます」by楠見

「確認させてもらえますか。お二人の間に恋愛感情はないということで間違いは?」by横井

「はい」by西園寺

「間違いないです」by楠見

「そうですか。申し訳ありませんでした。いや、最初からのそう聞いていたんですけど、いや…偽家族なんてどうせ詭弁だろ、なんて。あの…お似合いのカップルが一つ屋根の下でイチャコラしてんだろ、なんて、そんな勝手な妄想を」by横井

「いや、そんなことは…」by西園寺

「ホントダメなやつなんです、僕。息が合ったお二人を見ただけで醜い嫉妬が、こうぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる…」by横井

「楠見さん、おつらかったですね。西園寺さんに会えてホントによかった。」「西園寺さん、こんなこと簡単にできることじゃない、あなたは本当に素晴らしい人です。偽家族は僕の理想です。大いに賛同します。」by横井

盛り塩をもらった横井さん

「色々知ってもらえると嬉しいです。ルカちゃんのことも、偽家族のことも」by西園寺

「知りたいです。全て」by横井

「あの…この前の返事なんですけど」by西園寺

「そのことなんですけど、少し待ってもらえますか?さっき言ってましたよね。偽家族において、僕の負担が大きい、我慢させることになると。」「その不安を払拭してもらいたいんです。だから、これからの僕をよく見てほしいと思います。本当にこのシステムを前向きに受け入れているかどうか、それを見極めた上で返事をもらえたらと思います。」by横井

「わかりました」by西園寺

「なので今、仮彼氏というのはどうでしょう?」


横井さんは優しいですね。

相手に返事を急がせない。

相手を思いやり、自分も時間をもらう。見習いたいです。

家族愛についても考えさせられます。