「少しいいですか?皆さんにお伝えしたいことがあります。実は…僕にはルカという4歳の娘がいます。シングルファーザーなんです。」by楠見
みんながなぜ定時に帰るのか納得する。

何でルカちゃんのことを言うことにしたのか?
「まあ、少し気を使いすぎなのかもしれない。そう思ったんです。思えたんです。偽家族をしたおかげです。ありがとうございます。」とお礼をいう楠見くん。

みんなに偽家族のことは秘密にしておいた方がいいか?
「いざとなったら言ってもって感じだったんだけど、何か私の中で、懸念事項がもわ〜っと。とにかく一度確認させて。このもわ〜を確認させて」と西園寺さんは楠見くんに伝える。

もわ〜んをどうやって確認するのかしら?と思ったら、幼馴染の陽毬さんと洋介さんにお話するんですね。

もわ〜は恋だと言う陽毬さん。
西園寺さんは、コンビ愛か家族愛であってほしかったんですね。
西園寺さんは恋のブランク10年選手なんですね。
自分時間や仕事で充実していたんですね。

偽家族に恋愛感情はありなの?と聞く陽毬さん。
なしでしょと洋介さんは即答する。偽でも何でもなくなっちゃってるよと指摘する。
恋したら終わりだ、偽家族はと伝える陽毬さん。
恋愛禁止ではないけど、危ないから気をつけてと伝える洋介さんと陽毬さんだった。

帰宅するとドアに袋が。

中には、ルカちゃんが描いた朝の西園寺さんの絵と一緒に、次の日曜日は、ルカちゃんのお誕生日なので、よかったら一緒にお祝いをしてもらえないでしょうか?と楠見くんのメモも添えられていた。

 この生活が終わるのやだなぁと思う西園寺さん。「もわ〜を駆逐する!絶対に恋なんてしない!やりたくないことをやらないのが得意。それが西園寺!ダー」と誓おうとするのであった。

「雑念からの解放」を読んだのかな?これから読むのでしょうか?坐禅を組み、瞑想中の西園寺さん。

仕事で、ルカちゃんの朝の保育園の送りと、迎えを了解する西園寺さん。

「ノールック楠見作戦これだ!」と西園寺さんは思うのだ。
返って気になってしょうがない状況になりそう。

楠見くんを
「もしかして、鯛の冷やし茶漬けみたいな雰囲気の…」と表現する横井さん。
横井さんは、西園寺さんのことが好きなのかな?


ルカちゃんのお迎えをする西園寺さん。ルカちゃん、お友達(マリちゃん)のおでこにボールをぶつけちゃったようだ。
 
ルカちゃんと夜ご飯食べに行く西園寺さん。
シルバニアファミリーのお店に、レストランがあるんですね。
1ヶ月ぶりに来たようで、フレアちゃんに会えて久しぶりではしゃぐ西園寺さん。
森のレストランは、埼玉県のレイクタウンアウトレットの中にあるんですね。

「おなかがシルバニアではちきれそ〜」by西園寺 


「マリちゃんがね、オオヤさんと保育園来るの変だって。それでみんな笑って…」と今日あった出来事を話しはじめるルカちゃん。

「ねえ、変なの?」と西園寺さんに聞くルカちゃん。

「変っていうか、みんなとはちょっと違うかも」と答える西園寺さん。

「違う?」と聞くルカちゃん。

「えっと…」とうまい言葉が出てこない西園寺さん。


楠見くん家にルカちゃんを送り届ける西園寺さん。今日のことは内緒にしてほしいルカちゃん。

シルバニアは知られたくない西園寺さん。


「巻き込んだのは私なのに、恋がどうとか、そんなことばっか。ちゃんと考えてあげられなかった」と言う西園寺さん。

 あーなるかな、こうなるかなと予想を考えて行動すると何もできなくなってしまうよね。

 行動して、起きたことに向き合っていくしかないんだよね。

 

「保育園のみんなも呼んで、おいしいものいーっぱい食べて、ルカちゃんお誕生日おめでとう!」をやろうとルカちゃんに話する西園寺さん。

 場所は西園寺さん家で、「みんなにうちはヘンテコな偽家族だけど、まあまあいい感じなんだよ〜ってしってもらおうと思う」と楠見くんに伝える。

西園寺さんの「もわ〜」を気にする楠見さん。


西園寺さんは保育園でルカちゃんの誕生日パーティーのお誘いをする。


お誕生日パーティーの時に、お花の飾りとかいっぱいにしてほしいと思っているルカちゃん。

西園寺さんは、手作りケーキを作ろうとする。

ケーキ作りがうまくいかない。

陽毬さんに、普通のケーキを作りなよと勧められるが、「普通じゃダメだよ。うちは普通じゃないんだから。普通以上じゃないと」と西園寺さんは言う。


西園寺さんは家事をやりたくない人じゃないですか?と気にする楠見くん。

西園寺さんは、初めて、料理も準備もやりたいって思えたようだ。だからやってる、いつも通りの西園寺でしょ?というのだ。


子どもの頃、誕生日会をしてもらった時の夢をみる西園寺さん。

私はやりたいからやっているだけ。お母さんは違うと夢の中でお母さんに伝える。


楠見くんとルカちゃんに起こされる西園寺さん。

メイクしたまま寝てしまって、顔を隠す西園寺さん。


保育園の先生からマリちゃんとケンカしたことを聞く楠見くん。

西園寺さんが躍起になってパーティの準備をしてることと何か関係があると楠見くんは思っているようだ。

ルカちゃん、お友達に偽家族は変だって言われたんだってと楠見くんに伝える西園寺さん。

少しでも過ごしやすくなればいいな〜って思ってパーティをしようと思ったのだと伝える。

だったら僕にも手伝わせてください。サプライズ的なところはバレないようにしますんでと楠見くんは伝える。

「私達が普通じゃないのって、主に私でしょ?私が楠見君とルカちゃん親子にくっついてる。それが変なんだよ。だから、私がちゃんと普通以上にちゃんとしたところを見せないとみんなに納得してもらえない。いい感じだっていうふうに思ってもらえない」と楠見くんに伝える。

誰かを説得させるなんて難しい。

強迫観念になってしまっている。

完璧にするってなんだろうか?

わかる人にはわかるし、わからない人にはわからないんだよね。


『それは…「やりたい」ではなくて、「やらなければいけない」ではないでしょうか?僕も同じでした。でも西園寺さんが「やらなければいけない」をやらなくていいって教えてくれたんです。僕は西園寺さんにやりたいことをやってもらいたいです。料理作らせてもらえませんか?』と楠見くんは西園寺さんに伝える。

やりたいではなく、やらなければいけないになってしまっていることって、あるよね。


やらなければいけないことって確かにあるんだけど、強迫観念になりすぎると、病気になってきちゃいますよね。


いい具合に分担できて良かったですね。


「よーし!じゃあ、できる範囲で全力でやるぞー!」西園寺さんはなったが、二人どちらにも参加の連絡がきてなかった。


「やっぱ親でもない女がいると警戒するっていうか私が全部悪いっていうか」と自分を責める西園寺さん。

「保育園に子どもを預けてる親御さんは皆さん働いてるんで、まっ日曜ぐらいは家族でと思ったらおもったのかめしれません。分かりようのない理由を考えるのはやめましょう」と伝える楠見くん。

分かりようのない理由なんだけど、つい考えちゃうよね。


誕生日パーティーは、3人でしましょうと話をしていたところに、マリちゃんのママが、誕生日パーティーの参加はまだ受付してますか?と声をかけてくれる。

 マリちゃんママ、ハルトくんパパ、モエちゃんママが西園寺さんと楠見くんが来るのを待っていてくれたのだ。

 

 キッズスペースのあるカフェで、どんなパーティーにしようとしているのかイメージをお話する。まだ、準備できていないのですが、と正直にお話すると、「準備まだなら持ち寄りにしませんか?宅配でもいいし、小分けではなく、大皿ドーンみたいな、取り皿どうぞみたいな。あくまで主役はルカちゃんなんで出過ぎた提案だったらごめんなさい」とモエちゃんママがお話してくれるのだ。

 ハルトくんパパは、「保育園ってみんな仕事してるし、親同士のつながり?あの薄めじゃないですか。だからこういうの初めてで。だから、感謝の気持ちを込めて」とテンションが上がっていることとお料理のお手伝いをさせてほしいとお話してくれるのだ。

マリちゃんママは、「お二人の関係を知れたことの方がよっぽどスッキリしたというか」と話をし、モエちゃんママも「私も気になってました。もうゴシップ感覚で」と話をする。

マリちゃんママは、「偽家族について説明されてもよく正直よくわからなかったけど、うちも普通じゃないっといいうかマリとは血がつなかってないし、旦那の連れ子だ」と打ち明けてくれる。

ハルトくんパパも、「実はうちもちょっと変わってて、単身赴任中なんです、奥さん。だから、僕、実家暮らしで。」と打ち明けてくれる。

モエちゃんママも「まあ、うちなんてパートナー女性ですから。色々あったってことです」と打ち明けてくれる。

「でもさ、西園寺さんのとこ見て改めて思った。子どもを大事にさえしていればそれでいいんだな〜って」とマリちゃんママは話をしてくれる。


西園寺さんは普通じゃない仲間ができたと嬉しくなる。

楠見くんは、「よくよく考えてみると、普通の家族ってどういうものなんでしょうか?」と質問する。

西園寺さんは、「まあ、いわゆるなのは、サラリーマンの旦那さん、パート勤めの奥さん、子どもはいるやいないや?」と答える。

西園寺さんの普通家族から、我が家は外れるなぁ。


『では、そのサラリーマンの旦那さんが恐ろしいほどの倹約家で、家じゅうに「水の使いすぎ注意」「電気はすぐ消せ」など貼り紙がある家庭だとどうですか?」と質問が返される。

「それは、まあ、普通じゃない方かも」と答える西園寺さん。

「僕思うんです。本当は普通の家族なんて存在しないんじゃないかなって。なのに僕らは、その存在さえもしないものに振り回されてしまう」と楠見くんは話すのだった。

「多分、僕と西園寺さんは、少し家族というものに対して臆病なんだと思います。ただ、それだけのことなんだと思います」とも話をするのだった。


誕生日会当日を迎える。

マリちゃんは、ルカちゃんに誕生日プレゼントを渡せずにいる。


そこで西園寺さん、横井さんに変身して、ぐるぐるを踊りだす。

そして、マリちゃんとルカちゃんを舞台にあげる。

二人で踊りきる。

マリちゃんは、ルカちゃんにお誕生日おめでとうとプレゼントを渡すことができた。

そして、「ルカちゃんちって変だけど楽しいね」とマリちゃんは伝えてくれる。

「うん、変だけど楽しいの」と答えるルカちゃん。


楠見くんが西園寺さんに、ルカちゃんの踊る姿を見せたり、横井さんの変装をイジっているところをルカちゃんはみて、ママを思い出す。


パパとママと友達を呼んでの誕生日会の日の出来事を思い出し、泣き出すルカちゃん。

西園寺さんはルカちゃんに駆け寄ると、抱きつき「パパのこと好きにならないで」と話するのだった。

 

次回へと続く。

ルカちゃんのために、西園寺さんは、洋介さんの妙案の上書き彼氏作戦に賛同し、マッチングアプリに登録するようだ。


さて、どうなっていくのかな?

恋人を作ろうとしたら、ルカちゃんとの時間が減りそうだね。それはそれでどうなるんだ⁈


普通ってなんだろうね。よくわからないけど、多数決の多数でいる方でいたい感じかな⁈

ついつい普通を目指すけど、自分が思う普通は普通ではなかったりする。

ただ、変と言われるより、理解はできないところもあるけど、まぁいいんじゃないって受け入れられたよねって思う。