「ミヤビ。」by森看護師
「ミヤビちゃん、わかる?」by星前先生
「はい」byミヤビ先生
「あぁ〜良かった。」by藤堂院長
「おはようございます。三瓶友治です。同じ病院で働いてる脳外科医です。あなたの婚約者です。」by三瓶先生
「えっ?えっ?んっ?えっ?えっ?」by成増先生
「まあ。」by星前
「えっ?」by藤堂院長
「どういうこと?」by成増先生
「えっ?」by藤堂院長
「あっちで話しましょうか。」by星前先生

「再発してました。」by星前先生
「まだ、今のところ脳梗塞は完成していません。でも、血管の血流不足が急激に進行しているので、今後、意識障害が出てくる危険性も高いです。」by綾野先生
「現時点で記憶もだいぶもたなくなっています。」by星前先生
「手術は不可能だし、本人もしないと言ってるんだろう?」by藤堂院長
「だからってこのまま脳梗塞が完成するのを黙って見てるわけにはいきません。いざというときは手術の許可をお願いします。」by三瓶先生

「そんないっぺんに書かないで、しっかり休まないと。」by大迫教授

「大丈夫です。」byミヤビ先生

「不安になるのはわかるけどちゃんと絶対安静だよ。」by大迫教授


「今日もやってるの?」by津幡師長

「お疲れさまです。」by三瓶先生

「少し休んだら?」by津幡師長

「ありがとうございます。」by三瓶先生

「川内先生のそばについてなくていいの?もう記憶が数時間しかもたない状態ですよね?彼女の望んでることをしてあげて。」by津幡師長


「おはようございます。三瓶友治です。同じ病院で働いてる脳外科医です。」by三瓶先生

「今後、このまま入院してますか?特に治療はしてないので自宅療養もできますよ。僕も少し休みを取ります。一緒にいませんか?」by三瓶先生

「はい。」byミヤビ先生


「ほい、ミヤビちゃんはこれやろ。」by高美の大将

「うわ〜ありがとうございます。」byミヤビ先生

「まあ三瓶先生もさ、この際だから、ゆっくり休んだら?」by藤堂院長

「婚約者だもんね。水入らずで。」by成増先生

「えっ?婚約者ですか?」by風間先生

「あっ、はいはい、そのくだりもうやったから。」by星前先生


「どうぞ」「おなかすきましたね。」byミヤビ先生

「俺、これありますよ。」by三瓶先生

「ふふっ、好きなんですか?それ」byミヤビ先生

「効率がいいんですよ。」by三瓶先生

「それもいいですけど、後で何か作りますよ。」byミヤビ先生

「少し休んだほうがいいですよ。」by三瓶先生

「あっこれ。朝はヨーグルト食べてください。おいしいです。」byミヤビ先生

「僕は朝、食べないです。」by三瓶先生

「ちょっと先に伝えとくんですけど。何かあったときはここに保険証とか入ってるんで、一緒に持ってきてもらってもいいですか?」byミヤビ先生


目覚まし時計が鳴る

「はっ。」byミヤビ先生

「すいません。」by三瓶先生


「相変わらずおいしそうだね、星前弁当。」by成増先生

「ん?作ってきましょうか?1人分も2人分も同じだし。」by星前先生

「いいの?」by成増先生

「うん。」by星前先生

「あっちょっと、餌付けしようとしてる。」by成増先生

「しちゃおうかな。」by星前先生

「ははっ、甘えちゃおうかな。」by成増先生

「甘えられちゃおうかな。」by星前先生

「やっちゃおうかな。」by成増先生

「えぇ〜じゃあ僕にも下さいよ。」by風間先生

「嫌です」by星前先生

「何でですか?」by風間先生

「ミヤビどうしてるかな?」by成増先生

「三瓶いるし大丈夫でしょ。」by星前先生


「おなかすいたんですか?」byミヤビ先生

「ちょっと。」by三瓶先生

「あっ。」byミヤビ先生


「いただきます」byミヤビ先生

「いただきます」by三瓶先生

「ん、おいしい」「おいしいですか?」byミヤビ先生

「おいしいです」by三瓶先生

「おいしいともっと幸せになります。」byミヤビ先生


「私たちって、どうして婚約することになったんですか?」byミヤビ先生

「話すって言ったまんまでしたね。」by三瓶先生

「僕と川内先生が初めて会ったのはケープタウンの国際会議でした。」by三瓶先生

《三瓶先生。byミヤビ先生

 はい。by三瓶先生

 あの…関東医大の川内と申します。受賞おめでとうございます。byミヤビ先生

 どうも。by三瓶先生

 あの…三瓶先生が照らす世界これからも見たいです。byミヤビ先生

 ははっありがとうございます。by三瓶先生

 スピーチすごくすてきでした。すいません、失礼します。byミヤビ先生

 何かこれ癖になる顔してますね。ふふふふっ。byミヤビ先生》

「楽しそう。」byミヤビ先生

「楽しかったですよ」by三瓶先生

「でも、そのあと、いろいろあって。会議が終わって近くの島に観光に行ったんですけど、そこで新型ウイルスが見つかって。感染力が高くて危険なウイルスで、僕たちはみんな1つの建物に隔離されました。でも、そこでも感染が広がってしまって、残念ながら亡くなってしまった人たちもいて。それから何日もたって、日本人は帰れることになったんですけど、僕が感染してしまいました。でも、あなたが残ってくれた。」by三瓶先生

《何で?by三瓶先生

 婚約者だって言って残らせてもらいました。大丈夫ですbyミヤビ先生》

「それで婚約者?」byミヤビ先生

「いや、もう少し続きがあって。ちょっと待ってくださいね。」by三瓶先生


「川内先生。川内先生。」by三瓶先生


「どうした?」by星前先生

「川内先生の脳梗塞が完成したんだと思います。」by三瓶先生

「わかった。俺も行くから。」by星前先生


《「三瓶先生へ わたしの心は三瓶先生を信じています。いつまでも忘れません。 川内ミヤビ」。》


《わあいたちはやえう。えん、いん!

 つながりましたね、川内先生の今日が明日に。

 やっぱり私は医者でいたい。

 先生が俺のこと忘れても俺がずっと覚えてるから。

 患者さんたちが少しでも自分らしく生きられるように。

 僕は川内先生の記憶障害を治したい。

 ロールキャベツを3日連続渡し続けてしまった。 三瓶先生は何も言わずに食べてくれていた。

 私は三瓶先生を信じる。

 この景色を目に焼き付けておいてください。

 三瓶先生が手を握ってくれてた。温かかった。

 記憶がなくても強い感情は覚えている。こういう 感覚のことをいうのだろうか。

 手術はしないと決めた。

 手術はしないつもりです。

 もしも失敗したら、三瓶先生は自分を責めてしま うから。三瓶先生には笑っていてほしい。》


「低体温症を併発してるんです。」by三瓶先生

「川内先生の海馬動脈は特殊なので。」by三瓶先生

「着いたらすぐMRI撮りますよ。」by三瓶先生


「容体は?」by綾野先生

「脳梗塞がまだ完成してないかもしれません。」by三瓶先生

「意識はないんだよね?」by綾野先生

「低体温で脳がま保護されているかもしれないんだよ。」by星前先生

「こん睡状態になったことで中枢性低体温症を併発してます。すぐMRIへ運びますよ。」by三瓶先生

「待った、脳血管撮影もしておこう。」by綾野先生

「やっぱり脳梗塞はまた完成していませんでした。このまま低体温を維持できれば8分間の血流遮断に耐えられる可能性があります。8分あれば僕は縫えます。」by三瓶先生

「でも、これ、8分じゃ足りないかもしれないよ。」by綾野先生

「どんぐらい伸びてました?」by三瓶先生

「倍ぐらい。」by綾野先生

「倍?」by三瓶先生

「バイパス入れないと届かないでしょ。」by綾野先生

「2カ所縫うってこと?」by成増先生

「両側から同時に縫えばいい。僕が一緒に縫うよ。」by大迫教授

「お願いします。」by三瓶先生

「わかった。ただし、ご家族の了解を得てからだ。それで、もし失敗したら全責任は俺が取る。」by藤堂院長

「低体温麻酔準備します。」by成増先生


「えぇ〜川内ミヤビさん28歳の左海馬動脈、血行再建術を始めます。血流遮断時間は8分です。よろしくお願いします。」by三瓶先生


《もし三瓶先生に手術をしてもらえたら、どんなに良かっただろう。本当はまだ生きたい。いつまでも医者でいたい。私の今日は明日につながる。》


「遮断解除、血流再開」by三瓶先生

「遮断時間7分57秒。」by成増先生

「出血は、なし。」by大迫教授

「うん、いいですね。」「はぁ〜」by三瓶先生


「お疲れさまでした。」by三瓶先生

「ありがとう。見事だった。」by大迫教授

「これから徐々に体温を戻します。」by成増先生

「左手、使ってたね。」by成増先生

「ははっ。」by星前先生

「ははははっ。」by成増先生

「ミヤビちゃんお疲れさま。」by星前先生

「ありがとうございました。」by三瓶先生

「お疲れさまでした。」by星前先生・成増先生・津幡師長・綾野先生


「ミヤビちゃん、今日ね、森ちゃんと風間が2人でご飯行くらしいよ。ははっ」by星前先生

「目、覚ましてくれるよ。」by星前先生

「目は覚ましても全ての記憶が失われてるかもしれません。」by三瓶先生

「はははっ!イェ〜イ。忘れてても…。全部覚えてんじゃない?ミヤビちゃんなら。」by星前先生


《「兄は重度障がい者でした。僕が8歳のときに重度障がい者施設に入って。兄は泣いてました。」by三瓶先生

「三瓶先生もつらかったですか?」byミヤビ先生

「うん。けど、僕に悲しむ資格はありません。世の中も。僕たちも兄のためって言いながら、見えないところに遠ざけただけなのかもしれません。そういう思いが消えないんです。」「光を当てると影が出来ます。アンメット。直訳すると満たされないという意味です。出来た影に光を当てても、また新しい影が出来て。満たされない人たちが生まれる。どうすればくまなく照らしてアンメットをなくせるのか。その答えを探しています。」by三瓶先生

「こうすると影が消えます。ねっ。ふふっ。ふぅ〜何かおなかすいてきましたね。」byミヤビ先生

「えっ?」by三瓶先生

「日本に帰れたら、ご飯行きませんか?」byミヤビ先生

「いいですよ。」by三瓶先生

「研修先の病院の近くにおいしいご飯屋さんがあるんですけど。そこの焼き肉丼がすっごいおいしいんです。」byミヤビ先生

「あの…。不安じゃないんですか?」by三瓶先生

「不安です。でも。自分の中に…。光があったら。暗闇も明るく見えるんじゃないかなって。だから、おなかがすきます。ふふっ。」byミヤビ先生

「川内先生。」by三瓶先生

「はい。」byミヤビ先生

「僕と結婚してくれませんか。」by三瓶先生

「はい。ふふっ」byミヤビ先生

「僕もおなかがすきました。」by三瓶先生

「んっ。んんっ。これ食べますか?」byミヤビ先生

「何ですか、これ。」by三瓶先生

「これ、グミです。」byミヤビ先生

「いや、いいです。」by三瓶先生

「んっ。ははははっ。そしゃくのように一定のリズムで同じ運動を繰り返すと幸せホルモンっていうセロトニンが分泌されて幸せになります。」「幸せですか?」byミヤビ先生

「はい。」by三瓶先生》


「川内先生。わかりますか?」by三瓶先生

「わかります。」byミヤビ先生


「わたしの今日は明日につながる。」byミヤビ先生


ミヤビちゃん、無事手術ができてよかった。

何となく、前回半分こだったので、三瓶先生と大迫教授が一緒に手術するのかなと感じていました。また、綾野先生も来たということはバイパス手術するのかなとも。最終回見終わって、旦那からの予想当たったじゃんと言われ、手術のシーンはちょっと嬉しい気分でもあったのですが。

私は、手術について全然意味わからない人ですけどね。


ケープタウンが運命の出会いだったんですね。

ミヤビちゃんは、三瓶先生のスピーチを聞いて、三瓶先生の照らす光をみていたかったんですね。

三瓶先生が謎のウイルスに罹ってしまった時に、ミヤビちゃんは婚約者として残ったなんて、びっくり。

あのロンググミは、ミヤビちゃんがはじまりだったんですね。

三瓶先生は、ロンググミ好きではないけど、ミヤビちゃんの記憶を取り戻すために、婚約した日を思い出して欲しいという願いもあって毎日食べていたのでしょうか⁈


ミヤビちゃんが照らす光、素敵でしたね。

とても素敵なドラマでした。

終わり方も続きがある感じで、目覚めで終わるのもいいですね。

この先もまた、観たいです。ぜひ作って頂きたい。

原作も読んでみようかなと思います。