予告が流れ、実話ということで観に行こうと思っていました。
 




 《イントロダクション》公式サイトから

あなたは知っていますか―?
世界で17万人の命を救ってきた
[命のカテーテル]を。
そして、そのカテーテル誕生に
隠された奇跡の実話、
絶対にあきらめない
家族の<愛の物語>を。

1970年代、心臓疾患は日本人にとって致命的な病だった。そんな状況下において、娘の佳美は、心臓に先天的な疾患を抱え、幼い頃に「余命10年」を宣告されてしまう。絶望の最中、小さな町工場を経営する父・宣政は娘のために自分が人工心臓を作ると立ち上がる。医療には全くの門外漢。ズブの素人の医療器具開発は、限りなく不可能に近く前途多難な道程だが、 「ただ娘の命を救いたい」という一心で父と母は人工心臓の勉強に励み、有識者に頭を下げ、資金を用意して何年もその開発に時間を費やすのだった。しかし「素人にできるはずがない」とあらゆる医療関係者にそっぽを向かれ、佳美の命のタイムリミットは刻一刻と迫っていき―。

“死を待つだけの10年”か、“不可能に挑む10年”か―。医療の世界とは全く無縁だった平凡な町工場の男が、後に医療界を揺るがすことになるあまりにも大きな奇跡を生み出した理由は、たったひとつ。家族への愛だった。絶対にあきらめない家族が起こした奇跡の実話に基づくこの物語は、命を救って終わる感涙のハッピーエンドでもなければ、命を失って終わる衝撃のバッドエンドでもない。今もなおエンディングを迎えることなく、世界のどこかの誰かの命を、救い続けている。

 《あらすじ》公式サイトから



生まれつき心臓疾患を持っていた幼い娘・佳美は
[余命10年]を突き付けられてしまう。
「20歳になるまで生きられないだと…」
日本中どこの医療機関へ行っても
変わることのない現実。
そんな絶望の最中、
小さな町工場を経営する父・宣政は
「じゃあ俺が作ってやる」と立ち上がる。
医療の知識も経験も何もない宣政の
破天荒で切実な思いつき。
娘の心臓に残された時間はたった10年。
何もしなければ、死を待つだけの10年。
坪井家は佳美の未来を変えるために
立ち上がる。
絶対にあきらめない家族の
途方もなく大きな挑戦が始まる―

 《感想》

 もし自分の子どもが余命10年と宣告されたら、宣政さんのように、日本全国の病院に行ったり、アメリカまで行ったりすることが自分にできるだろうか?

諦めたいわけではないけれども、ただ受け入れるしかできないかもしれない。

 人工心臓を研究しているところに話を聞きに行ったりしていたが、誰かが作るのを待っていたら、娘が死んでしまう。それならば、自分ができることは自分でと、お父さんが人工心臓作ってやると医学の知識がないところから研究をし始め、進歩を信じて突き進んでいく。

 お母さんの陽子さんもすごい。本を読んで、問い合わせしたり、サポートしたり、お金の工面が大変だったことだと思うが、宣政さんを信じている。

 

 諦めたら、そこで終わりだからと、8億ものお金をかけて研究し始める。研究費はこの金額だけでは足りない。莫大すぎる費用で、個人や大学でできるには限界を感じる。


 人工心臓は作ることはできなかったけど、この知識を生かして、佳美さんの自分は大丈夫だから、誰かを助けてあげてという願いにお父さん、お母さん、そしてお姉ちゃん、妹のサポートがすごい。

 お父さんの熱意に応えてくれるお医者さんがいたこともすごい。

 娘さんを助けることが一番の願いであったので、願いは叶っていないになるのかもしれないが、諦めなければ、叶うのだということを教えてくれる映画だった。

 挑戦すること、諦めないこと、仲間、家族の愛、今も挑戦し、挑戦する人を応援している。

 こういう人たちがいるから、進歩しているのだと感じます。

 映画の中でしかわからないのですが、道のりは大変だったことと感じます。

 

 こういう方がいらしゃることにありがとうございますとしかいえないのですが、感謝したいです。感謝しかない。

 研究者の皆様達が、研究できる社会であることを願いたいです。


 観に行かれて良かったです。

 素敵な人達を知ることが出来て良かった。

 誰かのためには出来ないですが、自分も何か挑戦したくなりました。


 

 本を読んでみたいと思いましたが、売り切れなんですね。予約するか電子書籍か。反響がすごいんだなと感じました。