「森野ってさ、やっぱり友達少ない?」とストレートに聞くミコ。
やっぱりってなんですか?自分はどうなんですかと森野が聞くと、私は社交的な方だから友達が多いと答えるのだった。
友達少ないからではないけど、この前の事件の後にしばらく休めと言われて、森野は今ずっと家にこもっているようだ。
ミコも『朝キュン』休みになってしまいずっと家にいると言う。
マネージャーの初田さんが気晴らしに連れてってくれるとのことで、ミコは森野に遊びに行こうと誘うのだった。
ミコは初田さんが苦手と森野に伝えていた。そうだっけ?まあ悪い人じゃないからと伝えて、初田さんの運転で出かけることにした。
新しい運転手が見つかるまで初田さんが運転するようだ。
「こうやって気晴らしに連れていってくれるのはホントにありがたいですけど…。」と前置きする森野。実は迎えにきてくれた車は、森野がトランクに監禁された車だった。トランクと座席とじゃ見える景色も違うでしょ?なんて聞いてきちゃうのだ。
着いた場所は、「物ぶっ壊し体験」。
私も行ってみたい。ストレスがMAXの時に、皿を割っていい場所があると聞いて、行ってみたいと言っていたんですよね。
「物に怒りをぶつけてストレス解消、イップスもさよなら〜」という初田さん。
40分体験できるという。
40分も壊せるなんてすごいですね。
体験し終えると、初田さんは車を回してくるから待っててと言われ、ソファに座ると、元フィギュアスケートの皇 真白さんが遠くに座っているのを発見したミコ。
現在は引退して、倉科吹雪選手のコーチをしているとのこと。ミコは吹雪選手のファンだと森野に伝えるのだった。
「声をかけてきていいかなあ」というミコ。
プライベートで来ていて迷惑になるからやめた方が良いとアドバイスするが、私のこと知っているかもしれない、チャンスあるかもと声をかけに行くのだった。
ミコは真白さんのファンであり、吹雪さんのファンであることを伝える。
もうすぐ、吹雪のコーチ契約はきれてしまうんですと真白さんは教えてくれた。
私と連絡交換しませんかとお願いするミコ。
ハート強いなと感心する森野。
吹雪さんが練習にやってくる。
「おはよう」と真白さんが声をかけても無視。
リンク使えるのは5時からと聞き、「別館のトレーニングルームで寝てるんで時間になったら起こしてください」と伝えて別館に行ってしまった。
吹雪を起こしに行く真白さん。声をかけても起きないので、ベンチに置いてあった吹雪さんのスマホを勝手にいじる真白さん。奥森美音とのトークを勝手に覗く真白さんだった。
明日2時にトレーニング室に集合をチェックする。
吹雪さんを起こす。
真白さんが指導の話をすると、「指導なら大丈夫です。どうせ今日で最後ですし、変な癖つけたくないんで。」「あなたから教わること何もありません」と吹雪さんは突っぱねるのだった。
吹雪のズボンからベルトを外す真白さん。
ミコに「明日お時間あります?」「吹雪に黒羽さんの話をしたら会いたいって言ってます」と真白さんはメールを送るのだった。
次の日、奥森さんに会う真白さん。「今日は吹雪と今後の打ち合わせをするんです。ステップもジャンプもプログラムも全てゼロから指導し直したいので。」と奥森さんは言ってくるのだった。
「真白さんは選手としては一流でもコーチとしては二流以下だって。」と吹雪が言っていたと真白に伝えるのだった。
真白さんは吹雪に「前に貸したDVD返してもらえないか?」メールをする。
真白さんは「倉科吹雪が到着したら私に教えてください」と警備員にお願いする。
真白さんミコとの待ち合わせ場所に行く。
「吹雪も喜びます。黒羽さんの大ファンなので」と
真白はミコに話すのだ。
話を聞いて喜ぶミコだった。
「吹雪はまだ来てないので、リンクで他の選手の練習見ていきません?」と誘われる。
あさってのアイスジョーに出場する選手のリハーサルが行われるようだ。
月乃ちゃんのリハが行われる。
上着を脱ぎ、走って行く真白さん。
奥野さんのところへ行く真白さんだった。
昨日の吹雪のベルトで奥野さんの首を絞めるのだった。
真白さんがリンクに戻ってきて、月乃ちゃんは踊り終えた。
月乃さんに指導する真白さん。
そこへ警備員が吹雪君が来たことを知らせにきた。
ミコに吹雪が来たのでいきましょうと誘う真白さん。
指導が終わってからで大丈夫です、と伝えるミコ。
月乃ちゃんまた後にと伝え、真白さんとミコはトレーニングルームに向かった。
トレーニングルームに行くと、奥森さんが倒れており、側であたふたする吹雪さんがいた。
真白さんはミコに110番をお願いした。
警察官がやってきた。
いつもの酒井さんがやってきた。
殺人事件運が強いっすねと言わるミコ。
森野は休みを明けたようだった。
樋口さんもやってきた。
森野に声をかけたようだが反応がないとのことだった。
ミコは樋口さんに事情聴取されるが、樋口さんがミコに事情聴取されている感じになっていた。でも目撃者であり、いつもは森野さんがいたから特別に情報を教えていただけで、情報は教えられないと言う。
真白さんに会うミコ。
奥森さんについて聞き出すミコ。
奥森さんが新しい吹雪のコーチだと話をする。
「コーチと選手は相性が大事なんです。もっとしっかり引き留めていればこんなことには…。」と真白さんは話をするのだった。
私は教え子が残っているのでと真白さんは練習場へ戻るのだった。
森野に「事件のこと聞いた?」とメールするミコ。
ミコが事件の目撃者だというよりも、真白さんがミコにメールしたことに驚く森野。
現場に来てと誘うミコ。
行きたい気持ちはあるけど身体が拒絶しているのか着替えかまったく進まないと話をする。
現場に行かなくても、犯人は倉科吹雪で間違えないだろうと聞いていますからと話をする。
動機は「被害者の奥森さんと倉科吹雪は恋愛関係にあったみたいで。」「奥森さんは倉科吹雪以外にも関係を持っている男性選手が何人かいたみたいでそれを知った倉科吹雪が突発的に犯行に及んだっていうのが捜査一課の見立てです。」と教えてもらった。
現場建物の守衛の話では犯行推定時刻の間に建物に出入りしたのは、奥森さんと倉科吹雪、そして少し遅れて入ってきたミコと真白さんだけだったようだ。
真白さんと一緒に行動していたんですよね?と確認される。
吹雪君は私のファンなんだよね、倉科吹雪が犯人であることを納得しないミコ。
この事件に首を突っ込みたくなっているんだよね、というミコだった。
練習にきていた子たちに別館で事件があったこと。今日の練習はここまでで、できなかった分のリハはあしたに回し、リンクの整備は自分がやっておくことを伝える真白さんだった。
ミコは真白さんとリンクを整備しながら話をすることにした。
奥森さんと吹雪さんが恋愛関係にあったことを聞くミコ。
真白さんは、選手のプライベートよりも選手のスケートに興味がありますと答えるのだった。
私と一緒にトレーニングルームに行った際、奥森さんが倒れているのを見て、私に110番通報するようおっしゃいましたよね。奥村さんが亡くなられていると判断できたんですか?とたずねるミコ。
明らかに亡くなっているように見えませんでしたか?と答える真白さん。私はすぐに判断することはできませんでした、と答えるミコだった。
黒羽さんは吹雪じゃなくて私のことを疑ってるんですか?と聞く真白さん。
つい先日親しくしていた人間が罪を犯しました。まっすぐ私の小説を褒めてくれる気のいいやつで、私は最後まで彼が犯人だって認めたくなかった。真白さんにとっても長年手塩にかけて育ててきた吹雪くんが疑われるのってつらいんだろうなって思って。でも、今の真白さんは吹雪くんが犯人だと決めつけてそれを望んでいるように見えます、とミコは話をするのだった。
望んでいるはずがありません。ただ状況的にみて疑わしいのは吹雪です。あなたも見たでしょう?そして私はずっとあなたと一緒にいたんです。犯行は不可能です、と真白さんは話をするのだった。
森野に真白さんが怪しいことを伝えるミコ。
でも、犯行時刻の前後、私とずっと一緒に行動してたんだよね、と森野に伝えると、その間、一度も目を離してないんですか?と聞かれ、照明を使ったアイスショーのリハーサルの間、リンクが暗くなって真白さんの姿は見えなかった。時間にすると5分ぐらいだったことを思い出す。その間に犯行現場に移動して被害者を殺して戻ってくることは?と森野に聞かれ、難しそうだけど、試してみる価値はあるかもしれないことを伝えるのだった。絞殺の場合、息絶えるまで最低1分くらいかかると考えてくださいねとアドバイスされる。
リハで使われてた曲は4分57秒。その間にトレーニングルームに行って戻ってこれるか試すミコ。
6分かかってしまった。
現場に駆けつける森野。
もう一度試すミコ。
ミコが一生懸命検証している姿を見て、森野は現場にやってくるのだった。
次は、僕が走りますと。
大丈夫なの?と聞くと、そんなにバテていたら検証にならないでしょう、と答えるのだった。
おそらくルートが違います。トレーニングルームがある別館には正面入り口とは別の経路で入っているはず。窓を使ってショートカット。トレーニングルームで犯行を終え、再び窓を通って戻ってくる。
タイムは4分52秒29だった。
真白のアリバイは崩れた。でもまだ足りないと森野はいう。決定的な証拠がないと言うのだった。
森野にトレーニングルームに入ってきた時の状況説明するミコ。
犯行現場の写真を確認すると奥森さんの手に傷があるのをミコが発見した。
犯人と揉み合ったときに付いたものかもしれないと森野は言う。
吹雪くんとは揉み合った感じではなかった。髪の毛に乱れがなかったからとミコは話す。
ミコは真白さんがネックレスしてなかったことを思い出す。
真白さんに忘れものですか?とたずねるミコ。
本当のストーリーを確かめに来ましたと伝えるミコ。ミコは怒っていることを伝える。
真白さん、私に嘘をつきましたね。吹雪くんが私の小説のファンで私に会いたいと言っていたことです。森野が吹雪くんに確認したら、小説を読んだこともなければ、黒羽ミコの名前すら知らなかったとのこと。私は大恥かくところだったと伝える。私が吹雪くんと会話をすることはないと思っていた。あそこで殺人事件が起こることを知っていたから。奥森美音さんを殺したのはあなたですね。あなたはもともと私を利用するためにここに呼んだ。吹雪くんが犯行したように見せかけて私を目撃者にするためにと真白さんに伝えるのだった。
私は月乃ちゃんに演技の駄目出しをしましたと真白さんは反論する。
月乃さんにも話を聞きました。今日の真白先生の指導は的確でしたよ。あっでも、今日は珍しく連続ジャンプの着氷がうまくいったんですけど、怒られてしまったと話を聞き、実際の演技と指導内容にズレがあったことを伝える。
私は奥森さんと吹雪くんがその時間に会うなんて知らなかったと話をする真白さん。
教え子のスマホに演技動画を録画するためにあなたはパスコードを知っていた。吹雪くんが奥森さんとのメッセージのやりとりも見ることができたのではないか?と伝えるのだった。
決定的証拠として、リンクに連れて行く。
真白さんとずっと行動していたおかげで気づいたことがあると伝えるミコ。ネックレスは今どちらに?とたずねるのだった。
気づいたらなくなっていたと話をする真白さん。 奥森さんの右手には細い金属を掴んだときにできる小さな傷が残されていたことを伝える森野。
抵抗したときにネックレスを掴まれたのではないだろうか?
今日に限って整備をコーチが買って出たことを選手たちが不思議がっていたことを伝えるのだった。
リングからネックレスが出てきた。
だから、犯人はあなたですと伝えた。
吹雪の本当の才能を理解できないくせに表層だけを見て、私が長年育ててきた大切な作品を奪った。汚らわしい手段を使って。ああいう人間はフィギュア界に必要ありませんと話をする真白さんだった。吹雪は私の大切な作品です。でも彼はもう二度と私をコーチにしないと言った。その時点で彼は私の作品ではなくなった。私以外に吹雪を育てられるコーチはこの世に存在しません。他のコーチによって駄作となってしまう彼を私は見たくなかった。部外者に分かるはずがありませんと話をするのだった。
最後に滑ってもいいですか?と聞かれ、踊る真白さんだった。
森野は、誤認逮捕については本当に申し訳なかったと思っていると坂浦に謝る。
私はあの事件の真犯人を見つけたいと思っていること。ご協力していただけませんか?と伝えるのだった。
墓参りをする慧。
「黒羽慧さんは、森野さんが『歪な十字架』模倣事件を担当していたことを調べていました。あの人は何か隠しています」と森野に伝える坂浦だった。
慧は、被害者の湯上幸さんの墓参りをしていたのかな?湯上幸さんと何か関係があって、『歪な十字架』模倣事件を調べているのかな?なんて思いました。少しずつ事件が明かされて、最終回に犯人がわかるのかな⁈
次回も違う事件みたいだからね。