なぞの少年がおおば湯に入ってきたが、去ってしまう。謎で始まる。

「気分は肉まん、ほっかほか〜」by七苗

 可愛い表現だなぁ。

「元ダンナのタロウのところに避難する。猫のコウちゃんもいるし」byあつ子
「えっもしかして、それでコウタロウ?」by七苗

「今明かされる仮の名前の秘密」byあつ子

「あ!じゃコウタロウ、その間うちにいれば?」by八海

コウタロウって、そういうことだったのか。

あつ子さん、元ダンナさんとは友好的な関係⁈なんですね。離婚しているのに?とちょっと不思議さを感じてしまうのは私が頭固いのかな⁈



「戸籍を作る方法。うちは、ほら、いてくれてかまわないんだけど、やっぱり、いずれちゃんと就職したいだろうし。先々を考えるとね、区役所に相談したら家庭裁判所に行くようにって」byあつ子

「戸籍…作れるんだ」byコウタロウ

「今度は自分で好きな名前をつけて、そして目印見つけて進むのよ」byあつ子

「目印?」byコウタロウ

「うん、自分がやりたいこと、これだって思えること、ぜ〜んぶの時間使ってもいいって思えるような分かりやすく一言で言うと…夢?」byあつ子

戸籍って、家庭裁判所に行って作れるんですね。

夢かぁ。

私の夢というか憧れは、今のところ星野リゾートに泊まること。そこから観光したいですね。一度も泊まったことがないので、憧れなんですよね。全国制覇したい。

あと、オーロラが見たい。

今ハマっているナマケモノを羊毛フェルトで作ってみたい。


『好きな人が「好き」って言ってくれる、これって奇跡だと思わない?」by七苗

「けっ、あっごめんなさい、口からつい音が」by六月

「きっと私、前世で徳を積んだのね。例えば、いじめられてる亀を助けるとか、雪の中、お地蔵さんにかさをかけるとか、だから、コウタロウさんみたいな人が天から舞い降りてきた…」by七苗

七苗はとても幸せだね。

今、徳を積んだからじゃなくて、前世で徳を積んだからなんですね。私たちが今、徳を積んでいることは、来世のため⁈私は、どうしても来世があると感じない。


「そうだ、お風呂といえば、見てこれ、研究の成果」『コンセプトは「ふらり来てホッとする」「1日頑張った私へのご褒美」まず…お風呂の他に「サウナ」「酵素風呂」をつくる。男湯、女湯日替わりでどっちも入れるように。仕事終わり、手ぶらでふらっと来れるように、アメニティーを充実させる。アプリで会員証を作る。お支払いも電子マネーでピッと。お風呂を楽しんだあとは一杯飲んだり、お茶をしてくつろげる。」「居間から物置スペースまでをカフェに改装する。」「このままの雰囲気を生かしてつくる。おうちにいるような気分になれるカフェ。お父さんと八海の部屋を居間につくり替えて、みんなの部屋は2階。前から思ってたんだけど、ここムダに広くて、全然使いこなせてないからもったいないなと思って」by七苗

「銭湯は本格的に事業展開するってこと?」by六月

「できればね、未来に向けての目標」by七苗

「よし!じゃあ私は経営面を請け負います」by六月

「私は総務、運営、宣伝、全部担当する!」 by七苗

お風呂屋さんに行きたくなった。

お風呂屋さん、好きだったところ一つ潰れちゃたんですよね。

老朽化だったり、後継問題だったり、マナーの悪さから潰れてしまったりしているよね。寂しいね。


「私はお姉たちと違って、別にやりたいことないしさ。あの二人はさ、何だかんだやりたいこと見つけてガッて飛び込んでいくの。何もない私はただそばで見てるだけ。by八海

「俺もだよ。俺も目印何にもないよ」byコウタロウ

八海は早く呪縛が解けるといいよね。

二人とも何もないなんてないと思うよ。



「何か寝つけなくって。もう、いっそのこと起きてようかな〜って」by六月

「俺でよければ話…」byコウタロウ

「えっ」by六月

「力不足ですね。すいません」byコウタロウ

「離婚…して39歳9ボーダー40代目前、まだまだこれからだって思えて、今までは色んなもの一生懸命集めてきたけど、あれもこれもって、でも…40代はもう捨てていきたい。余計な強がりとか見栄とか自分をよく見せようとするプライドとか」by六月

「うん…全部必要なさそうですね」byコウタロウ

「でしょ?もうねもう身軽になってすっきりよ」by六月

「きっとまた誰かと出会いますよ。すっきりした六月さんなら。もう誰かそばにいるかも」byコウタロウ

『彼は…いい私じゃなくてダメな私を見せられる。あっ今の「彼」のニュアンスは「My boyfriend」じゃなくて、ただの「He」ね。どうでもいいか』by六月

『六月さんにはただの「He」がいるんですね。でもこれ以上は進まない。部下だし…」「何か話をしたらすっきりした。ようこそ大庭家へ」by六月

誰かに話を聞いてもらうと頭の中が整理されるよね。

必要ないものを必死に守ってしまうことありますよね。頭では捨てたいと思っているのに、なかなか捨てられない。


『あっ「けっ」って言ったの取り消す』「ほんとに天から舞い降りてきた人かもよ」by六月

話を聞いてもらってスッキリしたからかしら⁈

八海だけでなく、六月もコウタロウのこと信頼してきたんですね。


「何かの招待券、誘って行ってきな」byあつ子

「あっいや私は完全に圏外なので、向こうにとってほぼ空気」by八海

『好きなら「好き」って言う、嫌なら「嫌」も言う。だから、私、今、後悔なしよ、そう言い切れる59歳、憧れるでしょ?』「進め、19歳」byあつ子

「これ、一緒に行かない?」by八海

「な〜んだ、てっきり避けられてると思ってた」by陽太

「いや…別にそんな」by八海

「うん?これみんなで行くってこと?」by陽太

あつ子さんの元ダンナさんは、なんであんなにチケットをあつ子さんに渡したのかしら?そこに勤めている方だから持っていたのかしら?

誘うにしても、まず中身を確認しようよ、八海。


「帰んないの?」by六月

「まだまだ勉強不足でいつもミスばっかり申し訳ありません」by松嶋

「いや、ミスは誰にでもあることだから、ねっ、これからもお互いチェックし合おう」「ちゃんと食べて、ちゃんと寝てね」by六月

ミスは誰にでもある。だから、一人でやるのではなくお互いチェックし合うのがいいよね。私もそんな風に言われたかったし、そんな風に言える、余裕ある上司になりたかったな。


「夢を叶えられるのは才能あるほんの一握りの人で、それ以外は普通に暮らすしかない。でもさ、毎日働いて、飯食って風呂入って寝る、それだけで十分!」by陽太

普通に生活することだって難しい。

夢って叶えられないから夢なのかな⁈

夢は色々あったけど、叶えてないことばかりかも。

何ならできそうって考えて、できそうなことをやってしまうようにしているかもね。


「みんなすごいよな〜」「自分が何が好きかを知ってる。やりたいことがある。七苗もおおば湯ガラッと新しく、サウナ?酵素風呂とか、家も改装してカフェつくろうとか」「先すぎて…」「夢を追って先の先を行く…すごい人」byコウタロウ

自分が何が好きって知っていること、大切なこと。

私も何年か前は言えなかった。

自分がわからなかった。

コウタロウは、七苗が好き。好きがあるよ。なぜ、七苗が好きか考えれば、好きなものがわかると思う。

『あなたには色んな才能があるんだね。「もう」とか「まだ」とか線引きしない。行きたい場所には行く。やりたいことはやる。夢にボーダーはないよ。」by六月

「僕が今ここにいるのは…六月さんがいるからです。ボーダーなしで追っていいなら…僕と付き合ってください!」by松嶋

「いや、あの…私が言ったボーダーは、そういうボーダーじゃなくて、あの…将来の」by六月

「じゃ、次、決めたら返事を」by松嶋

「えっ今!?」by六月

 外しちゃったんですね。松嶋さんはわかりやすい人でいいですね。思わず六月も、ちょっと考えさせてって言っちゃう。

 部下だよとブレーキをかけてしまう六月。

 さて、この二人はどうなるんだろう⁈


「ずっとそばにいてくれたよね。お父さんは店番でお姉たちもいない時、陽ちゃんがそばにいてくれた」by八海

「陽ちゃん、好き。陽ちゃんのことが好き」by八海

「大丈夫。返事は分かってる」by八海

辛いプリの写真になっちゃったね。

陽ちゃんの戸惑う気持ちかはっきり写ってしまっているもんね。


「今の計画書だとリニューアルしても集客が見込めないんじゃないかって」「ねえちょっと黙んないでよ。何か励ましてよ」「私より先に心折れるのやめてくれる?」「励まして!」by七苗

七苗の話を聞いて、行けそうだと六月も八海も思っていたんだよね。誰もが行けそうって。


「今日ちょっと行きたいところがあるんだけど、一緒に来てくれる?」byコウタロウ

コウタロウが励ましてくれるんですね。


「予言しとく」「まだ若いうちは大事なものは遠くにあると思う。もうちょっと年齢いくと…大事なものは近くにあるって気づく。そしてもっと年を重ねると…大事なものは自分の中にあるって気づくの。だからその時…君の隣に誰がいるかまだまだ分からない。答えはゆっくり出せばいい。」byあつ子

「それって…何の話?」by陽太

八海に対して、簡単に答えを出すなって予言かしら⁈私も年を重ねたからわかる、大事なものは自分の中にあるよね。


「今日は、ほら、いつもと感じが違うから、何か別人に見えて、ちょっと不安になった」by七苗

「不安?」byコウタロウ

どこか遠くに行ってしまう気持ちになったのかな⁈

「うん!おいしい!」by七苗

「俺はただ…その顔が見たかっただけ」byコウタロウ

あつ子さんからもらったお金、何使おうか悩んでましたもんね。七苗の笑顔、励ましに使えて良かったですよね。


「私が好きな場所」「その顔がみたかった」by七苗

好きな場所を喜んでくれると嬉しいですよね。

好きな場所があるのも良いですね。


「私の夢って何だろって」by七苗

「おおば湯を新しくする」byコウタロウ

「それは…現実」「夢なんて大げさなものじゃなくて、何とかしないとなくなっちゃう。だから、とにかく動いてるだけ。つまり、現実。現実って厳しいな〜」「でも、こんなふうにキレイな景色見てほんのちょっと気持ちが動くこと探せればいいかなって」by七苗

「気持ちが動く?」byコウタロウ

「過去は関係ない。今動くこと。ほんのちょっと楽しいって思える何か」by七苗

「楽しい…気持ちが動く。毎朝8時半、この時計が鳴って今までは気が重かった。これは何?何のために?俺はどこで何してた?でも今はこの時間にコーヒーを淹れる。それを飲んで」byコウタロウ

「みんなの1日が始まる」byコウタロウ・七苗

「あの時間は楽しい。毎朝楽しい。」byコウタロウ

「もうちゃんと見つけてるんだ」by七苗

「今気づいたよ。七苗が教えてくれた。」byコウタロウ

綺麗な景色を見るのも大事だよね。

身近なもので幸せを感じられるの大事。

話をしていたら、気づくことってあるよね。

誰かのために行動できるのも大事だし、誰かが喜んでくれるって、ほんと大事だよね。



『あつ子さんの教えどおりちゃんと「好き」って言ってきました」by八海

「それはそれは」byあつ子

「でもほんとに何かしたくなって、これをきっかけに前に進めることを」by八海

「料理好き?」byあつ子

「かわいくするのが好きです」by八海

「じゃ、そこから始めてみよっか」byあつ子

好きを伝えたことがきっかけで、かわいくすることが好きって言えるようになった。行動することが大事だよね。


「やっぱり始められない。一緒にいるといつの間にか笑ってるし、そういうところにも惹かれる。でも、今の状況じゃ…ごめんなさい」by六月

「じゃ、一緒に海外に行きませんか?」「僕が働いてた公園、あの大自然の中で六月さんと一緒にいられれば、僕は…」by松嶋

今の状況じゃと言われたら、そう来るのか。

松嶋さん、すごい。


「料理の勉強したくてさ、そうすればいつか、おおば湯で働けるでしょ?むつ姉が経営を見て、七苗姉が店の責任者で、私が食べるものを出して、コウタロウがコーヒーを出す」by八海

「大自然行っている場合じゃない」って、六月は行こうかなとも考えていたんですね。ニュージーランドからおおば湯の経営はできるような気もするよ。

会計事務所経営の方は悩まないのかなぁ⁈



お父さんが帰ってきたのね。

まだ出てこないかと思っていたんでビックリ。

お父さんのイメージ、少し違っていたな。


公式サイトで次回の予告を読んだら、謎の男の子のことやお父さんが家出した理由が書いてありましたね。

次回も楽しみだ。