サウナ事件に遭遇して、小説書けそうだと思っていたが、いざ、机に向かうと書けないミコ。
 新しい事件現場に来るようにと呼ばれる森野。

 でも現場に行ったが、足を踏み入れることができず、カラオケ店へ。


 今回は、悪童の生配信、生殺人事件。

 用意周到で殺人を企てているようだったが…。


 ミコもカラオケ店にやってくる。

 森野の借りた部屋に参入するミコ。

 せっかくだから、ミコいや、篠原涼子さんが歌っているの聴きたかったな。

 森野は、ミコにアンチコメントをまだ送っていた。直接やりとりできるんだか、直接伝えればいいのに。

 森野は、5時から生配信のYouTube悪童エクスプレスを楽しみにしていた。

 以前の企画は好きだったが、最近やらせ動画で嫌いだと言う。

 「見なきゃいいじゃん」と言うミコに、「いやでも見ちゃうですよね。で見て、やっぱこいつら嫌いだわっつって確認したくなっちゃうんですよ」と答える森野。


 好きも嫌いも紙一重。

 価値観が表裏一体。

 好きも嫌いもその物に興味を示している。

 興味なければ、何も感じないということなのだろうから。


 チョロがトイレで嘔吐し、亡くなってしまったのだ。

 ミコと森野は同じカラオケ店だと確信して、トイレにいくのだ。


 事件に首をツッコミたくなるミコ。森野さんがいることで立ち入り禁止の現場に入ることができる。鑑識カメラで記念写真をお願いするミコ。

 (立ち入り禁止のテープの名前は、危険表示バリケードテープといい、簡易的に危険区域を封鎖したり、関係者以外立入禁止にできる非粘着性のポリエチレン素材で製作されている印刷テープ)

 またぐのではなく、くぐるようだ。理由はあるのかな⁈

 

 カラオケ屋に男女2人で行くと付き合っているかどうかが問われるシーンが3回でてくるが、2人の関係についてそんな中になっていないと強調するために?それとも、2人きりになれるおすすめのデート定番としてカラオケが上がるけど、男女2人だからっていっちゃいけない場所じゃないよ、と強調したいからですかね。

 カラオケは、歌っている声は聴こえてくるけど、密室って感じですもんね。でも、ストレス発散の場所でもあるからね。


 青酸カリを摂取したことによる自殺と思われる。

 生配信により他殺にはなりにくい。遺書もあったことからのようだ。

 遺書に引っかかるミコ。よっちゃんのところに森野を連れてミコは行くのだ。


 遺書には「悪童エクスプレスには常に前に進んで欲しいから、最後に私の死をもってこの動画がバズることを祈ります」動画配信では、「今のままじゃよくないと思っていて、それで、また、振り出しから始めたいって思ってて」とチョロは真逆の発言をしているとよっちゃんにミコは追求していくのだ。

 森野さんは「動画をみていてチョロさんがお酒に弱いって印象はないんですよね」と発言する。

 しかし、整理ついていないんです。1人にさせてくださいと怒っているよっちゃんだった。


 遺体がある現場に向かうミコと森野。

 トイレに行きたいことを思い出す森野。

 窓が気になる森野。

 悪童エキスプレスのサインが気になるミコ。 

 先立つ不孝の「孝」でたかしって説明したのだが、「不孝」と「不幸」を間違えてこう書かれちゃいましたと説明を聞くのだ。チョロさんが書いたことを聞くのだった。


 また、よっちゃんのところに行く、みこと森野。

 チョロさんの遺書がやっぱりおかしいと伝えにいくのだ。

 『「さよなら、先立つ不孝をお許しください」っていう字がおかしい。』

 「チョロさんは先立つ不孝の“孝”を知らない」と伝える。 別人物だとミコは伝えるのだ。

 しかし、森野はミコに「パソコンで遺書を書いているのだから、予測変換されるので、別に知らなくても、正しい漢字書けると思う」と指摘するのだ。

 どっちの味方なのよとミコが突っ込むと「ミコさんの推理が破綻していたから」とダメ出しをするのだ。さらに、あの推理一本で勝負しようと思っていたのか?と森野に驚かれてしまうのだ。


 強いの持っているならいいなさいよと、背中を押されて出てくる森野。「なぜ、トイレで窓を開けたのか?」を聞く。

 青酸カリは体内に入りシアン化水素というガスが発生して中毒死すると説明する。密室で青酸カリによる遺体を発見したら、口から出たガスが漂ってるかもしれないので、まず、換気することが大事なようだ。チョロさんは急性アルコール中毒を起こしたことが考えられるので、窓を開ける必要がないという。窓を開けたのは、チョロさんがその後青酸カリで死ぬとわかっていたからじゃないですか?と聞き出すのだ。


 僕が犯人だと疑っているのですか?と言われて固まる森野。あとはお任せしますと出ていく森野。

 

 チョロが調子悪かったから空気を入れ替えようと思っただけだ。俺はいつ青酸カリを飲ませたんですか?と反対に質問されてしまう、ミコ。さっきの配信見たでしょ。あれがアリバイですというのだ。

 しかし、チョロが亡くなったのに、よっちゃんにはどこにも悲しみを感じてこない。


 慧から電話がくる。

 悪童エキスプレスが亡くなったことに驚いての電話だった。慧も好きではなく、嫌い。なんか楽して稼いでいる気がしてという。完全な偏見ね。人権王子とは思えない口の悪さとミコは言うのだ。

 わからなくなったら、前提に戻ってみたら?とアドバイスをもらうのだった。

 

 悪童エキスプレスの動画をみていると、森野からメールがくる。イップスがでてしまったと。

 青酸カリを飲ませる以外に人の体に吸収させる方法ってないのかな?とある動画をみせてミコは聞く。思いついたが現場に戻ってきてくれないようだ。真実がわかっているのに事件ほったらかししていいの?とミコはいう。


 よっちゃんは、ミコにコラボしませんか?なんて声をかけてくる。


 チョロくんを殺した方法がわかった、と伝える。

 森野に登場して説明してもらう。よっちゃんに嘔吐したのに流したら、証拠隠滅になると伝える。

 青酸カリと胃酸が混ざり合うからガスが発生する。便器に青酸カリを撒いて、チョロさんを吐きに来るよう仕向けた。すると便器の中の青酸カリと嘔吐物の中の胃酸が混ざり合いトイレの中にシアン化水素が充満し死に至るのだという。アルコール度数96%のウオッカを混ぜたりすれば、簡単に酔わせられると森野は話をする。


 裏アカを作っていたチョロ。熱烈のファンが教えてくれたのだ。

「俺はあいつにやらせを認めさせファンのみんなに謝罪させる」って昨日投稿していたのだ。


 チョロは理想論、自己満足の面白さ求めて何になるんですか?客を喜ばすことをやれば名声や金が手に入る。何の問題もないでしょう?とよっちゃんは開き直ったように話をするのだ。

 やらせでも?自分が満足していなくても?私は後悔してるけどなぁ、自分が満足していない作品を出版したこともあるからとミコは話をする。

 自分の満足なんかどうでもいい。客が満足してくれればというよっちゃん。

 自分の作ったものを1番最初に見るお客は自分。その客が満足してないものを他の客に勧めるなんてそんな不誠実なことはないとミコはいう。

 チョロのようにあなたも軽蔑するのか?と聞くよっちゃん。前提が違うという、ミコ。

 チョロはよっちゃんを軽蔑していなかった。「たとえ、俺たちが全てを失い一からやり直すことになってもあいつなら大丈夫。俺の相棒は世界一面白いから」とこの裏アカを読んでごらん、あなたに対する思いであふれているからと勧めるのだ。

 

 録画を静止するよっちゃん。刑務所から出てきた時に配信したらバズりそうでしょというのだ。でもこんな人間世の中から相手にされないよねという。

どうだろう?もがき続けたら絶対にリスタートできる…かもねとミコはいう。

 

 これで小説書けそうですか?と聞く森野。

 なかなか書けないので、あなたをモデルに小説を書かせてくれないか?と森野に頼むミコ。ダメと断られるが、慧にも電話で伝えるのだ。

 面白そうだね、という慧。

 森野徹と伝えると、週刊誌に書かれた「歪な十字架」模範事件の記事のコピーを読み直す慧。

 ファイルには色々な物が挟んであり、警部補森野徹と書いてある捜査記録⁈これは朱赤印鑑なので、コピーではなさそうな書類もあった。


 この事件は未解決?

 この事件から森野はイップスになったのかしら? 慧がどのように関わっているのかな?