海が朝起きると、ぺーと姉ちゃんで朝ごはんを用意していた。
 甘栗を一緒に食べた跡も。
 
 羽野さん、エフエムするがのデレクターさんを古谷さんに紹介する。大輝さんと3人で挨拶に行く。
 晴見フィルを今後も続ける方法はないかとの相談しにきたのだ。スポンサーになって欲しいとお願いしてみたが、『高校3年生だった君をMCにしたクラシックのレギュラー番組、突然降りて、君のレコード会社がスポンサーを降りて番組も終わった。たくさんの人が関わっていた。「若気の至り」で片付けにはちょっと痛すぎた」とはっきり伝えられた。


 デレクターは、気持ちを伝える機会があって良かったのではないだろうか?なんて思ってしまった。


 デレクターは、広報の人を紹介してもらったが、はやばやとお断りされてしまったとのことだ。

 

 スポンサーがつくためには、マエストロにかかっていると期待する。

 

 遠征資金は、うたカフェの二朗さんが楽器をお嫁に出したことで得ることができた。みなさんのおかげで残りの人生は、このクラリネット一筋に決めることができたようだ。

 

 志帆さんのアトリエに行く俊平さん。

 大作の絵が出来上がった。

 俊平はすごいの一言。 

 「音楽家に言葉を求めたのが間違いでした」と志帆さん。

 初めて会った日のことを話しはじめる俊平さん。

 『フランス管弦楽団とドビュッシー先生の海をやることになって、イメージが湧かなくて悶々として入ったカフェで君はシャンソンを歌っていた。「La Mer」「海」って曲を、グラス片手に』

その話を聞いた志帆さんは「作品を先生にボロクソ言われてやけになっていたのよ」と答える。

「君の歌を聴いて、海が見えた。銀色の波が美しく踊る海が」と俊平さんは助かったようだ。


 海くんの名前はここからきているんですかね。


 「5年間現実から目を逸らし続けた。離婚しましょうと言われた時は当たり前なのに、足掻いてしまった。でも、君がこの絵を描いている姿を見るたびに気づいてた。志帆はもうとっくに前に向かって進んでるのに、僕が縛っているんだと」と話をし、離婚届を渡たす。

 「今まで本当にごめんなさい。志帆と結婚して家族ができて、僕は幸せでした。今まで本当にありがとう。志帆らしく、自由に生きてください」と伝える俊平さん。

 そして、僕のピアノで、響がヴァイオリンを弾いたことを伝える。

 あの頃、何にもしてあげられなかったという志帆さん。


 私は、毎日、子どもに対して無力を感じてます。

 思いを伝えれば伝えるほど、動かなくなります。いつまで、時間を有効に使わないんだろうとこちらは焦ってきます。

 私は子どもから教わったのは、関わるといくらでも他人のせいにすることができるんだなということ。極力関わらない。人のせいにできないぐらいにしていかなければならないことでした。子どもから発信してきたことだけに応えるだけってこと。


 響は、ちゃんとお母さんの言葉を覚えていた。電話にも出るし、響は困った時にはお母さんに相談していて、いい関係だと思う。お仕事もしていますしね。

 

 古谷さんに離婚することを伝える俊平さん。

 「志帆が笑顔にできるのはきっと古谷さんのような人です。これからは応援します。一人の友人として」と伝えるのだ。

 古谷さんは「絶対に優勝しましょうね。夏目さんとずっと一緒にいたいです。オケの仲間として、一人の友人として」と伝える。

 

 響と海に「パパとママは別れることになったこと」を伝える。

 海は「結婚しているとか離婚してるとかどうでもいいんじゃないの?ほどよくバラバラで。何かあったら、みんなで集まればいいし」「ぺーと姉ちゃんが仲直りしたらそれでいい」と話をする。


 大学を無駄欠勤していたことが発覚。

 大学は辞めて、どうやって暮らすつもり?と響は突っ込む。どうやら、どうやって生活するか考えていなかったようだ。


 シュナイダー先生が倒れたことを俊平さんに鏑木さんが伝える。

 晴見フィルを選ぶ俊平さん。

 「ドイツに行って欲しいが、俊平さんの人生は俊平さんのものだから、ぐっとこらえている。この街にいる俊平さんはいい顔している」と鏑木さんは響に伝える。


 俊平さんは、シュナイダー先生が倒れて心が違うところに行ってしまった。

 「音楽を愛しているんだろう。だったら、自分の歩調でゆっくり歩みなさい。」とおっしゃってくれたシュナイダー先生の話をみんなにする。


 「父がいないとどうにもならないオケなんですか?」と大輝に聞く響。お父さんは1日も早くドイツに行きたいと思っているし、行かせたいと思っている響。


 マエストロの将来を奪っていいのだろうか?と近藤さんは話す。

 楽団たちは、マエストロがドイツ行きを断ってくれたんだから、一緒に晴見フィルで過ごしてほしいと願う人たちとドイツに行って欲しいと願う人たちがいる。大輝はわからないと答える。

 響が楽団のとこにやってきて話をする。

 「自分のせいで時間を止めてしまったから、叩き起こしたいんですと。思いっきり飛び込んでほしい。指揮者はパパの人生そのものだから」と伝える。


 二朗さん「晴れているところを眺めていれば、そこはいつもいい天気ってことですよ」と。


 響は大輝に「きっとうまくいきます。だって、演奏するの、希望の曲でしょ」と。「今は、信じられます。これからたくさん楽しいことを見つけられるって」とも伝える。一緒に手を繋いで走り出す。


 マエストロは大遅刻。みんなはボイコット。

 天音さんが指揮者で楽団は奏でる。

 「夏目さんがいなくても、本番は僕たちだけでやります。あなたを首にします。あなたはうちのオケにはちょっと立派すぎる。世界に羽ばたいてください。なんとか背中を追いかけます」と古谷さんは伝える。

 「留守は私が預かります」と響が楽団に入る。

 「まさかクビになるとは思わなかった。この3ヶ月救われたのは自分自身だった」と俊平さんは話をする。

 「さよなら、マエストロ」みんなに見送られたマエストロで終わった。

 見終わった時に思ったのは、日曜劇場だなぁ、って感じでした。

 

 音楽は人の心を救うことができる。

 私も何度も救われました。 

 音楽を最初に作った人がすごいと思います。

 調べたら、一番ははじめは、歌声だったようですね。

 ピアノは1709年のイタリアのハープシコード製作者バルトロメオ・クリストフォリによって発明されたようですね。ヴァイオリンは、16世紀のイタリア。

 音楽用語ははじめはイタリアが中心に栄えていったからイタリア語だったようですね。そして、ドイツ音楽が全盛を迎え、音楽用語がドイツ語化に進んでいったようですね。楽譜にイタリア語とドイツ語が混在しているんですね。

 

 たくさんの演奏に癒されました。

 晴見フィルは今後どうなるんですかね。白石市長さんはどうするんだろうか、勝手に想像していっていいのかしら?なんて思いますが、未来を知りたいですね。