レディ加賀は加賀温泉郷に実在する女将たちのPRチーム“レディー・カガ”から着想を得た物語です。

 レディー・カガのHPを見ると、平成23年10月10日に誕生したようです。
 キャッチコピー、プロジェクトの名称である「レディー・カガ」は「おもてなし心を持った加賀の女」をイメージしました、とのことです。

 NHK 首都圏NEWS WEB 2024.1.31の記事の抜粋
 
 「加賀温泉郷」は福井県に接する加賀市にある片山津温泉、山代温泉、山中温泉などで知られる国内有数の温泉地です。
能登半島地震の震源地からは比較的遠かったことから多くの温泉旅館は通常どおり営業を続けているものの宿泊のキャンセルが相次ぎ観光客は大きく減っています。

宮元市長は、3月に北陸新幹線の「加賀温泉駅」が開業して都内などからもアクセスしやすくなるとしたうえで「もう一度復活するためにも、前を向いて一歩一歩進み、石川県全体に活力を取り戻したい」と話していました。

とのこと。

 北陸新幹線に乗れれば、アクセスしやすいんですね。旅行いつ行かれるかなぁ。加賀温泉、いつか行ってみたいんですよね。金沢には、2回旅行行ったことあるんですが。

 この映画を観て、旅館に泊まるっていいな、と思う映画だと思います。

 

 20年以上前になるかと思います。友人と温泉旅行した時に、旅館に泊まりましたが、その宿も素敵だったことを思い出します。体調崩してしまった友人に対して、お食事を変更してくれた記憶があります。心配りが素敵でした。

 女将のおもてなしはすごいんですよね。女将の素敵さを再確認できる映画かと思います。


 加賀市の魅力も知れます。

 加賀パフェ食べたい。プリン食べたい。棒ほうじ茶大好きです。


 《レディ加賀のあらすじ》
 樋口由香(小芝風花)は、加賀温泉にある老舗旅館「ひぐち」の一人娘。小学校の時に見たタップダンスに魅了され、上京してタップダンサーを目指したものの現実はうまくはいかず、夢を諦めて実家に戻って女将修行を始めることに。何をやっても不器用な由香は女将修行に苦戦するものの、持ち前の明るさとガッツで奮闘する。そんななか、加賀温泉を盛り上げるためのプロジェクトが発足し、由香は新米女将たちを集めてタップダンスのイベントを開催することになるが……。

 話の内容は、どっかでみたことあるような話かななんて思います。展開も。ドタバタしたコメディ映画ですが、とても感動もします。


 主人公を演じた、小芝さん。タップダンスに挑戦したくて出演を決めたそうですね。初めてのタップダンス。タップダンスを練習したのは、撮影の9ヶ月前からだそうです。家では、ベニヤ板と緩衝材を3重に敷いて練習したそうです。

 小芝さんはフィギュアスケートでオリンピックを目指していたこともあった人だ。

「上へ上へと伸びて、美しく見せるフィギュアとは逆に、下へ下へと沈まないとならないタップダンス」の違いに苦労したとのことです。

 そんな話を聞くだけでも、この映画を観る価値があります。

 加賀温泉郷を盛り上げるイベントでの若女将たちのタップダンスは見事です。みなさんもこの映画に向けた努力が伝わってきます。

 樋口さん(小芝風花さん)のソロのタップダンス、そして、加賀市職員の松村さん(青木瞭さん)のサプライズのプレゼントは、とても感動します。


 檀さんの女将姿も素敵で、こんな素敵な女将に毎年会いに行きたいと思いましたよ。そして、寝顔もあまりの美しさに、寝ててもお綺麗なんだと、再確認いたしました。


 人が努力しているものを観るって、こちらにも力をくれるものですね。

 

 花澤さん役の森崎ウィンさん、私のイメージは、映画「蜜蜂と遠雷」のイメージしかないので、今回はぶっ飛んでいるな、と言う感じです。そんな役もする方なんですねと知りました。


 主題歌は眉村ちあきさんの「バケモン」

 なぜ、バケモンなんだ?と思いましたが、「本気を出している瞬間の人間って、目つきがバケモンですよね。アドレナリンが出ている状態の人間は人間じゃない、アドってる時はなんでもできるそんな気がしてやまない!!!!この部分に焦点を置いて作製しました」とコメントを見つけました。なるほど、歌詞を見ると、主人公を歌った歌なんだな、ということがわかりました。


 2月9日に全国公開され、2月29日に上映終了を見たので、慌ててみてきました。


 この映画のブログを書くにあたって調べていたら、イオンシネマは、有料鑑賞のお客さま一人あたり100円の寄付を実施するようです。私、実は知らなくて、無料で観ちゃったんです。つい、6回がたまっていて、早く使わないと期限がと焦ってしまいまして、折角観たのに意味がなかった。レディ加賀を購入する時に、書いてあったら。

 でも、言い訳したところでどうにもならないので、宣伝いたします。

 観に行ける方は観にいってください。

 

  レディ加賀をみると、興行収入のうち配給会社の取り分である配給収入の5%を義援金として寄付するそうです。

 

 観れば、映画館から、そして、配給会社から義援金を寄付することができます。


 私自身は、義援金自体は別のところでしましたけど、なんかやってしまった感があります。

 このブログをみて、まだ観に行ってない方が観てくれたら嬉しいですね。


 震災に遭われた方々の生活が少しでも早く復旧し、復興されますことをお祈りしております。