1番大変だったのは、自転車に轢かれた犬のフンの片付けだ。

 case1の少し先で見つけたものだが、一瞬、大人がここでしてしまったのかというぐらいの大きなフンだった。

 今まで愛用していた斜め掛けバッグだと、携帯ちりとりとかヘラとかがは見出してしまうのだ。手頃な大きさの斜め掛けバッグ持ち合わせていないので、仕方なく肩掛けバッグを使っている。肩掛けだとネタ拾いをするにはずり落ちてくる状況なので、早く斜めかけバッグを探さなきゃ。

 

 地面に置くと、至るところにフンが散らばっているので、バッグなどは、低木の上に避難させて、片付けをした。



(片付けた次の日に写真を撮ってみた。自分が今できることの精一杯はこれ)


 多分、大型犬のだろう。
 なぜ、片付けしないのか?考えてみた。
 スマホを観ながら、大型犬を散歩している方が何名かいらっしゃるので、その方かしら?と頭に浮かんだ。
 スマホ観ながらでも片付けをしているなら、濡れ衣を着せることになってしまうか。


 では、次に思い浮かんだのが、散歩はいつも大型犬がグイグイ引っ張るタイプだ。
 フンをしたかと思ったら、すぐに引っ張って行こうとし、フンが取りたいけどすぐにグイグイ引っ張るので拾えないのだ。

 これは大変だ。でも、それなら大型犬ではなく、自分がコントロールできる小さい犬にしようよ。


 そもそも、犬のフンは拾う気がないのだろう。

 歩道に、犬のフンが落ちているのは当たり前だと思っているのかもしれない。

 

 犬のフン問題は、世界的に大問題らしい。


 New sphereの2023.6.26の記事から抜粋

 「イギリスやカナダでは、犬の糞の堆肥化は進んでいるようで、犬糞から発生するガスを電力に変えて公園の街灯に使用し、残物を堆肥化して再利用しているという。」


 ニューヨークでは、「散歩中の愛犬の糞を放置した場合、飼い主はその場で1回につき最大250ドル(約3万5000円)の罰金を科せられることが、市の条例で決められている。」


「2019年から試験プログラムとして犬の糞用のコンポスト※箱を設置した。現在バッテリーパークシティ近辺の3つのドッグラン公園内8ヶ所に犬糞用コンポスト箱が設置されている。」


「バッテリーパークシティ管理局では、1年間で約500キロの犬の糞を堆肥に変えているという」


 これは、画期的で、少しでも拾う方が増えるのではないかと思った。


 

 とても良い値段ではあるが、臭いがやだという方には画期的だと思った商品をみつけた。



  各自治体の助成金対象商品だそうで、支給額や申請方法は自治体によって異なりますが、自治体によっては、一万円〜十万円程度の助成金があるようです。助成金がある自治体にお住まいなら、なかなか良いではないか?なんて思いました。


 あとは、こちらの商品もすごい。

 


 

  冷やすことで臭いが軽減されるらしい。


 どうやってフンを持って帰れるのか、飼い主が工夫しなければならない。多分、飼った当初は、フンを拾おうと思っていたんじゃないだろうか?


 誰かがやってくれるだろう。

 拾わない人は自分だけじゃない。

 自分は気にしないから大丈夫。

 とか、色々な理由を並べて、自分を正当化して拾わなくなってしまったんだろうかと思う。


 犬のフンが落ちていることで気分を害している人がいることを忘れてはいけない。


 先日、ご近所さんの玄関前に、犬のフンであろうものが落ちていた。そこの家は多分、犬飼っていないと思う。

 我が家がよく犬の散歩の時に通るから勘違いされては困るし、家を出たら、フンだなんて気分が悪くなるだろうと拾っておいた。


 犬のフンを調べていると、世界でこの問題を模索していることがわかる。

 

 朝日新聞デジタル版 2024.1.25付の記事より抜粋


 ロイター通信が、「イタリア北部ボルツァーノ市などは、街頭に放置された犬のフンの問題に対処するため、愛犬のDNA登録を義務かし、放置されたフンから飼い主を追跡するプロジェクトをはじめると報じた。」


 「放置されたフンから飼い主が判明した場合、罰金として50〜500ユーロ(約8千〜8万円)が科される。DNA鑑定を拒否した場合も292〜1048ユーロ(約4万7千〜16万8千円)が科される」


「3月下旬ごろからはDNA登録が義務化される。このプロジェクトの費用は明らかにされてはいないが罰金でまかなわれる見込み」


 ここまでしても、罰金の見込みがあるということなんですね。


 時事通信ニュース 2013.7.19付の記事より抜粋

 

 「フランス南部ペジエで、犬のふんが歩道に散乱している現状に対処するため、ペットのDNA検査を飼い主に義務付ける条例が2年間の期間限定で試験的に施行された。清掃作業員がふんを見つけた場合、検体を採取して飼い主を特定できるようになる」

 「犬のDNA検査証明書の提示を警察に求められ、提示しない場合は38ユーロ(約6000円)の罰金が科される。ふんを放置した飼い主には清掃料として、120ユーロ(約1万9000円)の支払いが求められる」


 だそうだ。


 JCASTニュース 2016.4.29付の記事より抜粋


 マドリードでは、「ふんを後始末をしなかった飼い主には最高1500(約18万9000円)の罰金か、数日間の路上清掃活動を命じる」


 路上清掃活動は良いと思った。

 ぜひ、自転車に轢かれたフン、踏まれたフンを掃除してもらいたい。そしたら、すぐに片付けるのが1番良いなと思うから。


 『米テネシー州に拠点を置く「バイオ・ペット・ペットラボ」社が「Poo Prinnts」(pooはウンチの意味)という犬のDNA鑑定検査キットを開発したのがきっかけ』とのこと。


 『2013年に犬のふん撲滅キャンペーンの数週間、ふんを放置した飼い主を探し出し、「落し物をお届けします」と、ふんを箱に入れて宅配便で自宅に送り返した。キャンペーンは「Cacas Express」と名付けられた。「Cacas」はスペイン語で「うんち」の意味』


 『いったい、どうやって飼い主を見つけ出したのか。多くのボランティアを募り、街中をパトロールしてもらった。そして、犬のふんを始末しない飼い主をみつけると、声をかけた。「あら、可愛いワンちゃんね。なでてもいいかしら?なんてお名前?」と犬好きを装って話しかける。こうして犬の名前と犬種を突きとめる。この2つがわかると、市役所に登録されている犬のデータベースから飼い主を特定」したという。ちなみに期間中147件の「遺失物」を落とし主に届けて、ブルネイでは犬のふんが70%も減ったらしい。』


 これもなかなか面白いですよね。

 自分が飼っている犬のフンが届くんでしょ。


『その後も、リモコンで動く大きな電動ウンチのおもちゃを公園や道路際に置き、「僕を放置しないで!ちゃんと片づけて!」と飼い主や犬を追い回すキャンペーンを行っている』とのことだ。


 想像したら、面白い

 


色々な国で対策されているようだ。

まだまだ、やっている国はあるようで、とても興味深い。また、調べて、書き留めようと思った。