こちらの自販機の横には、リサイクルボックスが設置されていません。このようにゴミを捨てていく方がいます。


 自販機やコンビニにへゴミ箱の設置について義務づけ規定する法令等はなく、ゴミ箱の設置は各事業者が資源回収の取り組みとして実施されている状況だそうです。


 リサイクルボックスは、少し歩けば、自販機があり、そこには設置されています。ここの自販機利用している方は知らないのかもしれませんし、ポイ捨てする方は、その場で飲めば横に、歩きながら飲めば飲み終えところでといったところでしょうか?ゴミ拾いをしていると横に缶が置いてあることをなん度もみかけますので、拾っております。


 自販機の横に置いてあるのは、ゴミ箱ではなく、リサイクルボックスです。ゴミ箱と勘違いされ、リサイクルになる缶、ペットボトルを入れるだけでなく、食べた後に出たゴミ、タバコの箱や吸い殻、家庭ゴミ、紙屑など捨ててしまう方がいるそうです。

 

 水と生きるSUNTORYのHPの中に、SUNTORY POST いうコーナーがあり、2021年10月19日に自動販売機の横のボックスにまつわる誤解をマシンガンズ滝沢さんが解説という記事があります。


 そこには「回収された空き容器は、リサイクル工場でペットボトル・缶・瓶と、それ以外の異物に”手作業”で分けられています。僕は、ペットボトルリサイクル工場で、家庭ゴミから出たペットボトルの異物分別作業をしたことがありますが、何トンもの空き容器から異物を手作業で分別するのは本当に大変なんです。」と書いてありました。


 手作業で仕分けしているんですね。知りませんでした。

 

 2022年10月19日のORICON NEWSに

自販機横のごみ箱消えた…? 投入口はなぜか“下向き”、オレンジのボックスの正体とは という記事があります。


 「一番困るのは危険物。タバコの吸い殻やライター、そして何よりリチウム電池です。電子タバコの本体などに入っている電池ですが、これが本体ごと捨てられてしまうと、中間処理施設の機械のギアに挟まってしまい、発火する恐れがあります。しかも時間を置いて発火することがあるので、人がいない夜などの中間処理施設の火災などは、このリチウム電池が原因の場合が多いんです」と記載されておりました。

1番上に載せた写真を拡大してみました。



1番上に載せた写真に写るレジ袋の中身です。


袋を開けると、ペットボトルの他、タバコが数本、薬、ライター12本、USBメモリー1本が入っておりました。

 ライターは、空ではなく、ほとんどが中途半端に残っていて、中には半分入っているものもありました。もし、リサイクルボックスが置いてあったら、その中に捨てていたんでしょうか?

 なぜ、ここに捨てたのかさっぱりわかりませんが、捨てた方は、スッキリしていたのかな⁈なんて感じます。


 触ってしまったら、仕方がない。責任もって片付けましたよ。ライターは、清掃局に電話し回収してもらいました。ペットボトル、タバコ、薬は可燃ゴミ袋に入れました。USBは、一応確認してから不燃ゴミ袋に入れました。

 

 2022年10月19日のORICON NEWSの続き


 「新リサイクルボックスでは、飲料空容器だけを入れてほしい、これは“リサイクルボックス”であり、“ゴミ箱”ではありませんよ、というアピールのため、下から投入するように形状を変更。また口径も小さくし、異物が入れづらいよう変更しました」とのこと。

20年に渋谷から始め、21年浜松市、岡崎市、津市、広島県などで実施。平均3~5割、どの地域でも異物削減の効果ありとの結果が出た」ようです。

 そしてリサイクルボックスを「汚れが目立ちにくいグレーやブルーが多かったが、それが“ゴミ箱”のように感じられてしまう可能性があったので、それとは違う目立つ色を、とオレンジに」変更したようです。


 人の心理は、工夫で変わるということですね。

 ただ、リサイクルボックス設置されてないところに捨てる方は一体、どんな心理が働いたのでしょうか?リサイクルボックス設置されていても、モラルが悪いと設置されなくなってしまう可能性もでてきてしまいます。リサイクルボックスが置いてあった方が良いかどうか?自分の心に聞いてみて下さい。次は、ぜひ、自分で処理をできるように、自分の心の工夫をお願いしたいと思います。

 

 このゴミは、私、仕方なく片付けたものです。

 私、自分自身に、偉い、よくやったと褒めたいと思います。