寒いですね




銀杏の木、滑って危険⚠️と

住宅街の歩道なので紅葉前に伐採されます。

しかし、毎年切られても丈夫な樹木なのか

この時期こんな可愛い姿を見せて

チョウチョ💕みたいですね



〜*****〜



コロナ禍になり、外出自粛モードになった頃
私自身はオウチ時間大好きで
TVとYouTubeと動画サイトを見て忙しく
楽しく過ごしていました
ちょっとイカンなと
でも、指も痛くなるし50肩だし
ハンドメイドばかりしていられない現実

何か新しい事を始めよう!

そう思いました

ふと目に止まった朗読教室の張り紙!
近所のショッピングモールの近くです。

それが2年前の5月の事でした。
月に1度あります。

初日は私だけ
アエイウエオアオ
カケキクケコカコ
と発生練習と短文を練習
その後課題作
芥川龍之介 「蜘蛛の糸」
を習いました。

先生が一生懸命伝えて下さいます

胸を広げて大きく息を吸い息があがったら
息を吐きながら音を出す??
何の為の句読点か、芥川龍之介は句読点を
考えて書いている人なのでその通りに読む
?? わからん💦
朗読は読まない
目の前にいる人に話しているのだから
聞いている人が次は何?と身を乗り出す
ように間をとって
などなど ??ばかりでした。

一言一言、一文の情景を念頭に
文章を紐解く感じでした。

ですから、今日で2年経ちましたが、
作品は4作目です。
芥川龍之介著 「蜘蛛の糸」
宮沢賢治著 「よだかの星」
星 新一著 「ボッコちゃん」
そして今日2回目の
小川洋子著 「口紅」

まるで論文を書くように分析して
想像して、朗読がこの様なものとは
思いもしませんでした。


現在教室は10人と先生です。

先生は80歳すぎておられます。
コロナ禍で休業していた教室に
先生自らがまた勉強に通われるそうで、
「また学んできた事をみなさんに
お伝えしますね」と今日発表されました。




今日の「口紅」
私が読み終えますと
「ウーン!間違いなく読めてますね。
でも、全然面白くないね。」
この批評毎回言われてる言葉です。

最初はどうしても早くなってしまい
焦るのと上がるのとでしたが、最近は
ここはもう少し間を取らないととか
ゆっくりしないととわかっているのに
でも、出来なくて
いつになったら・・・と思いながら
先生の注意と説明にただ頷いて
もう一度と言われ、出来るまで読む。
でも、家に帰ると忘れるえーん


他の方もみなさんいろいろご注意を
受けますが、先生は
「何度でも言いますよ。頭の角に思って
いればいつか出来ます」と
言って下さいます。

友達と、毎回同じこと言われて出来なくて
先生はいつも和かでよくいられるね
反省会しながらランチしてグラス🍷🥂を
飲んで帰りますニコニコ
これもまた楽し‼️


* ちょっと長くなりますが
お付き合い下さいますように


今日『徹子の部屋』に元NHKの
山川静夫アナが出演されました。
最後の方でかつて脳梗塞を患い
右麻痺でしたから失語症になっていたと
聞いた時は驚きました。

毎日
アエイウエオアオ
を繰り返し、奥様に聞いてもらい
リハビリを続けたそうです。
かつて障害者の方と触れ合う仕事をして
いたので、どれだけ大変だったか
素晴らしい努力があったのだと
想像出来ます。



私が朗読を習う教室にも右マヒの男性が
いらっしゃいます。
最初お会いした時、失語の方は読むより
歌う方が言葉が出るのにと思いました。
しかし、
その方も努力の人!
最初はなかなか声を発する事が
大変だったのですが、
今日は皆さんが拍手する程素晴らしく
読めていました。
毎回、奥様が付き添いでいらしている
のを拝見すると、家庭でも聞いて
貰っているのかもしれません。
セリフ部分とか特に上手でした。



教室では私は1番の若手‼️爆笑
「全員が年金いただいてるのね」と先生。

70歳以上の方々がこんなに
真摯に学ぶ、楽しそうな姿に
出会えて良かったなと
思っております。

YouTubeでも朗読が聞けます。

いつか
宮沢賢治の心象スケッチ
「永訣の朝」を
読めるようになりたい・・・
と思っておりますおねがい

長々とお読み下さり
ありがとうございました♪



寒いです。
風邪などひきませぬよう・・・