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2時間48分の映画を静かに堪能し
エンドロールが流れる中
映画って携わる人数に驚きますが
レジェンド&バタフライ!
美術や衣装なと各部門のスタッフ以外
「応援」と書かれた方々が
各部門10人くらいづつ
名を連ねていました。
衣装、カツラ、美大の名前もあります。
背景画とか襖絵とか書いたのかな?
とにかく豪華なセットと国宝級の
寺社仏閣、城まで。
東映70年の歴史を感じました。
75歳の夫は片岡千恵蔵や市川右太衛門
大川橋蔵らの東映映画が封切られる度
日曜に父親と見に行っていたそうで、
東映映画には事の他思い入れがあるのです。
「これ親父と観た」と言うのが
いつも嬉しそうなんです。
そんな東映70周年の記念作品!
「レジェンド&バタフライ」
公開翌日一度観たのですが、
夫が初日に観てパンフレットを
購入してました。
読むと気づかなかった背景画とか置物
衣装など、もう一度見たくなりました。
そして監督、脚本、プロデューサー
出演陣、制作スタッフの方々の対談や
インタビュー記事を読んでいると
この映画を作る全員の思いがひしひしと
伝わり観た時以上に涙しました。
で、ちょうど一月後に
もう一度鑑賞してきました。
流れはわかっている。だからこそ!
魔王と言われた信長の凄みや苦しみ、
など木村拓哉の顔が別人かと思う程
鬼の形相に変わっていくのです。
1度目に観た時のラストシーン!
何が起こったのか 茫然としました
2度目! 凄い!溜め息でした。
この映画で木村拓哉は
濃姫と信長2人に向けて
「こういう想いだったよね」と
届けられたらと思います。と話しました。
こう聞くと
タイタニックの様なシーンが納得できます。
戦国時代、100年も続いたのですね。
もう一度観たいと思わせた映画でした。
そして、2回観てより深く理解できて
あぁ歴史を詳しく勉強したいなと
思いました。
恥ずかしい位の歴史オンチでして。
〜☆〜
木村拓哉さんの時代劇
いいと思うんです。
注目し始めたのは
「武士の一分」からでした。
夫は映画館で観ていたんだな〜
お一人様で行くんです。
私は2年位前TVで知ったのにね

夫の感想
「武士の一分」良かった。
「レジェンド&バタフライ」では
キムタク一皮剥けたな!いい役者になった。
綾瀬はるかと中谷美紀がいいよ!
でした
東映社長手塚治さんが2/11に
亡くなられましたね。
プロデューサーもされてたそうですから
この映画は最後の作品。
東映はまだこんな映画を撮れる!
京都には凄い職人達がいるんだなぁと
と 思いました。
僭越ながらご冥福をお祈り致します。