dormer Live Report at Otsuka Hearts+ Part2 | DORMER

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Ambient Shoegazing

いつも、このブログを見て下さる皆様
どうもありがとうございます。

先日のライブレポートの続きを写真や動画を交えて
更新していきます。



撮影担当の小川氏は多忙にも関わらず、
この日はリハーサルから撮影に参加してくれました。

以前、今回のライブリハーサル写真はdormerページで紹介しましたが、
本番とは異なるメンバーの様子をこちらでも少しずつアップします。










































これらの写真にあわせて
今回はライブリハーサルの様子を少し書いてみようと思います。


dormerのリハーサルは、ボーカル、コーラスを中心とした出音を
重視する以外は、要望を細かくPAさんに伝える事はありません。


まず音を作る最初の段階ですが、
僕達は各楽器の音量を上げる事で、音圧を稼ごうとはせず、
ある一定の音量で、各パートの音域がぶつからないように微調整をし、
あくまでもボーカル、コーラスを基準とした音作りから始めていきます。


ステージ内での中音をメンバーそれぞれがバランスを整え、
必要とするモニターへの音の返りを伝え、出来た音に対して、
会場の外音をベースの大槻が確認し、問題が無ければ完了です。


あとは会場内に人が入る事で、音の反響が変化し
リハとは多少音が変わるので、リハはあくまでも練習のような
気持ちで行い、一定の基本バランスが感覚で取れていれば、
あとは本番の微調整でなんとかしようという考えです。


ちなみに僕は自分には出来ないコーラスワークが
大好きなので、コーラスをモニターで良く聞こえるようにしてもらっています。

ライブ中での自分のテンションを上げる為だけですが。。笑



































下記のセットリストから


1.調和

2.esker

3.Ether

4.Thorth

5.Must (Scope-Type)





今回は最後に演奏した"Must"の動画をアップします。




Filmed by Taiki "Chicken" Ogawa
Filmed support by 歩
Directed by Shu Nagaoka


Must

満たされた平和がきっと
ミサイルの好物

全てを食べ尽すまで
動こうとしない体制

後ろを振り返ればきっと
誰かが通り越してく

何かに追われているかのように
時計にしがみつく今世

空には光り射して
だから、まだ行ける筈だ

※さあ、まず
「目には目を」
「定めに沿う気を」
「場違いな敬意を」
それらには火(否)を

離れたのは価値観?
偶然合致だってあるはずだ



ジャアココデスコシヤスモウ











ボーカルの坂東氏は
Mustは終わりのない争いの流転についての曲だと言います。

争いを決起する側には政治的、宗教的立場など、そうせざるを得ない
理由があり、またそれを受ける側も正義以外の理由があると考えます。

それを防ぐために必要なことがあっても、『実践できない』のではなくて、
『実践しない』という異なる立場でのしなければならない事(Must)
を表現しました。





前身バンドScope-Typeの頃からの楽曲で、ライブで演奏するのは
何年ぶりとなることでしょうか。

今のdormerと比べると、ロック的要素が大きく、ストレートな表現方法だと
思います。
何よりも現在のように古語を用いた歌詞ではなく、上記でもわかるように、
より意味が明確な現代語の歌詞になっています。








また、こうして、この曲が演奏出来るのが、僕らにとってはとても
重要で、意味がある事でした。



今は純粋に音楽が出来るという事を、大事な仲間と支えてくれた人達に
深く感謝しています。










































Photograph by Taiki Ogawa
Photograph by 歩




撮影使用機材
Taiki Ogawa
Canon EOS 6D (WG)+EF24-105L (Still Photo)
Canon EOS Kiss X5 +EF-s18-200 (Movie)


Canon EOS 60D+Tamuron D005 (Still Photo)
PENTAX K-R (Movie)