※素人の個人的見解です。ご了承ください
もう何度も言っておりますので耳にたこが出来て居るかもしれませんが笑
重要なので何度でも言います。
資本主義の最も大きな欠陥は、皆さんが使っているお金自体が借金で作られている点です。
冷静に考えてみてください。
お金が「ゼロ」から「100万円」になる場合、新しく生み出して増える場合「借金」という条件を経由せずに
増える道はどこにもありません。すべてが借金なのです。お金、経済、を把握するのにまずこれを抑えないと話にもなりません。
ちなみにこれ(本質が借金)を踏まえた上で経済対策を立てないと
真逆の効果が出たりカラ回ったりすさまじい事になります。
例えばとある、地球にひとつしかない原始的な村がはじめて貨幣制度を採用したとしますよね?
そのスタートは土地、財産などを担保にして銀行から「お金の借り入れを行う」という形でしか発行されません。
国債もそうですよね。借金です。借金の形を取らずに0のお金を100にすることができないのです。
皆さんの財布に入っているお金も、まわりまわって企業や個人や政府が借金したものがきているのです。
村全体で100万円かりて、それぞれ分けてビジネスなどしたりするとします。
1年後に利子5%で返済しないといけない場合・・・
問題に気づきますか?なんと、存在しているのは100万円だけであり、返済すべき5万円はどこにも存在していないのです!!
利子分が無い。困ったことですね。じゃあ、どうやってこの問題を解決しますか?
そうですね。追加で借りればよいのです。
半年後に100万円をさらにかりいれることで問題が解決しました。でも1ミリも解決してないですよね笑
支払うべき借金が増えて、お金は増えましたが未来の利子が重くなっただけです笑
これが「お金を借金で作った」社会をうまく回していく「コツ」になります。
要するにお金が破綻しないように借金を増やしまくってうまく返済していくんです。それをずっと繰り返すんです。
簡単ですね。
①お金=借金は常に増やし続けなくてはならない。
現実では借金を増やす際、経済成長をして借金=お金を増やします。
資本主義は経済成長を必ず行わなければならないと。言われる
すべての原因はここからきているのです。お金自体が借金だから、常に増やし続けていかないと回らないのです。
利子でつぶれて死んでしまうんです。
なにせお金=すべて借金ですから放っておいたら利子で圧死してしまいます。
それを避けるために、ずっと借金を拡大させていく必要があります。
だから持続可能な発展とかが不可能なのです。
売り上げが去年と同じならいい、トントンならいい、って発想が許されませんから。頑張って経済発展してお金を増やさなくてはならない。そうしないと利子が返せないんです。
経済成長率2%もあれば十分だと思うんですけどね??全体の巨大な経済規模・お金が2%も拡張してるんだからものすごい規模でしょう。
これで十分じゃないの?と感じるんですけど「利子の返済」の視点からすると「全く足りない」んですよね。利子分すら支払えません。
利子も払えないような経済成長、0%とか3%はすなわち停滞・退化なのです。しろーとからすれば別に去年と同じくらいの売り上げならいいじゃん!と思うのですが
そうは問屋が卸しません。
現状維持???なんてのは許されないのです。
お金に付随した利子や借金が国民のケツを叩き、現状維持、を絶対に許してはくれません。
成長しなければ衰退と同じなんです。これが資本主義自体を貫く強烈な成長に対する強制力となります。
なので経済発展をしない去年とトントンな売り上げ、ほぼ発展しない、ずっと同じなエコ経済~、なんてのは(お金を借金で作っている限り)
存在不可能なのです。
大量生産して!大量に捨てて!無理やりでもどんどん成長して借金を増やして!!そしてガンガン返済する!!ってのがお金を借金で作った社会で求められる「正しい」在り方です。
皆が豊かになる、というのは「借金を返済」して更に皆に分け与えるお金があるか?という話になる。
大体バブル期では前年比10%のお金が増えていました。これだったら利子払って、それでもお金が余って、皆に分け与えていい感じですよね?
お金がどれくらい増えたか、ってのは「非常に」重要!なのです。
現在は年に3%ぐらいしか増えていません。せめて6%は必要だと感じます。
②借金をすること→お金を増やすこと
借金を返すこと→お金が減ること。である。
減らし過ぎるとお金が足りなくなって貧しくなります。
先ほどの村の話に戻ります。1年後に105万にして借金を返済するからといって、いっぺんに全部返しすぎてしまうと
村のお金がすっからかんになってしまいますよね笑
そんなこと誰でもわかる。
つまり借金は返せばならないものだからと言って減らし過ぎるとお金が一気に減るので不景気・貧乏になってしまうんです。
借金を返しているのに、貧乏になってしまうとは笑
ここで思い出してください。政治家はなんと言っていたか?国債を税金あげてバンバン返済して、国家予算を黒字経営にしよう!
とか言ってませんでしたか??財政規律・プライマリーバランスとか言って。
仮に国の借金、と呼ばれるもの、国債を国民から税金を搾り上げて全額返済した場合どうなるでしょうか?
そうですね、その分のお金は相殺されて消えてなくなります。借金は悪い事だ!借りたら返さなくてはならない笑
みたいな低レベルすぎる発言が驚くべきことに専門家等から出ておりましたけども、
真面目に国債を返すために税金を上げまくって借金を返済すると返済した分のお金が消えてなくなります笑
つまり国債残高1200兆を(国民から金をこそげとって)「返済」すると、
1200兆が消えてなくなります。どうあがいても経済崩壊不可避です。日本と言う国家の形を保てなくなります。
つまり、国債を将来的に全額かえしていきましょー!と言っている方は実現不可能なことを発言するちょっと頭のおかしな方、ということになるのですね。
どう考えても無理なのですから。
借金を減らしていって景気をよくする、などという発想はお金がどういう風に増えていくのか、仕組みとしてできているのか
理解していない方なのでは??
我々が豊かに暮らしていくには借金=お金、をどんどん減らしていこー!笑は無理なんですよ
逆なんです。借金はほぼ無限に増やし続けなくてはならないんです。
これはお金を借金で作るシステムの「仕様」なのです。誰でもいい、政府でも企業でも個人でもいいから
永遠に借金を増やし続ける。(経済成長をし続ける)そうしなければ破綻してしまう、悪魔のシステムなのです。
我々が生きるためには借金がよくないとか借りたものは返すべきとか
1人につき国の借金が1000万ある笑 とか馬鹿なこと抜かしている暇はない。借金は増やしていかねばならないのだ!
そして無限に返済する。これが資本主義の宿命である。
だから私はこれを指して資本主義というより「利子・借金主義」とを呼称しています。笑
資本主義社会ではなく「利子・借金主義」社会です。強烈な借金額と、馬鹿みたいな利子負担を、永久に増やして回し続けていく社会です。
どうです?
資本主義より事の本質を言い当てているとは思いませんか?笑
資本主義は、成長が宿命です!と言うが何故「成長が宿命づけられている」かというと
我々が使うお金自体が借金でできているから無限に続く返済のためにどーしても成長(お金の増加=借金の増加)が求められるからだ!
平然と 国民がみんな使うお金が「借金の形でしかお金が銀行から配布されない」
「この制度を利用し続けている限り借金が増え続けるのが仕様」
「なぜか借金が増えてきたからお金が無いと言われて国民に使う予算がカットされたり、国債を返すと言われて増税される(??)」
等奇々怪々な現象が起こっています。
今存在している貨幣制度の起こりは数百年前から始まったもの・・・数百年前に始まった、借金ではないとお金が発行できない、
銀行様に借金しないとお金ができないなんていう意味不明な、時代遅れの遺物もいいところの存在が、なぜか現代でも生き残っているんですよね・・・。。
お金それ自体が借金、ってなあり方が、例えば高度経済成長期など
まだ未発展な社会が庶民のケツを叩いて大慌てで経済発展させるための起爆剤、とかには良いのだが
もう成長しきってしまうとそれ自体が邪悪な呪いにしかならない。
がんがん増え続けていく借金・・支払いも加速していく
「お金がない」「借金が増えた」など言われて市民のサービスも貧相になっていく。
挙句の果てに税金を上げられ「お金を発行するために生まれた借金」を国民自体で返せなどと言われる。
国家の借金は国民が返さなければならない・・!
借りたものを返すのは当たり前だ!
生まれた瞬間から日本国民は
借金を1000万円背負っているのです!(謎)
だから将来的に稼いで一人頭1000万円税金を国家に献上して借金をかえしていきましょうね♡
謎の財務省の主張。。
それはお金が借金でないと発行できないシステムで、さらに借金を増やし続けないと成り立たないシステムなのがそもそも悪いですよね。
国民が悪いんダー!とか返さなければならないんダー!とかそんなの全く関係ないですから
システムの欠陥だろ???
生まれた時から赤ん坊が1000マンの借金を背負っているとか
おかしいと思わないんか????
※ちなみに返せと言われて素直に返すとその分お金が目減りしてくので罠です。
あっれぇ?!おかしいなぁ借金を返せば返すだけ景気が良くなるって言われたのに!!おかしいなぁ!!
借金を減らせば減らすだけ景気が良くなったという事実はどこにもありません
むしろ経済悪化した試ししかございません。借金を減らす=善!ってのは個人、企業の家計レベルで行ってくださいね。
お金の発行数全体を見る立場でそれをやるとシンプルに不景気になります。
これが資本主義、否、「利子・借金主義」の根本的な、一番大きな欠陥です。
これに気づかなければ永久に経済発展しろと真顔で言われてしまうし、国債、借金がフエター!じゃあ国民はこの借金を増税して支払え!!
とか言われてしまうし、借金と利子は永久に増えて積もるし地獄なんですよね。
しかも返済しすぎればお金自体が目減りしてお金自体が減るし借金が返済できなくなりもっと不景気になるし地獄ですよね。
まさに八方ふさがり・・・!
このシステム、自体が地獄っ・・・!
エコであまり成長しない経済の在り方、お金がこのありさまではそもそもやりようがありません。
が、かといってMMTみたいな いくらでも借金は理論上できる!国民に必要な分だけ無限に国債刷ればいいでしょ!
みたいなやりくちも賢くないですね。
一時的に国民の生活を楽にすることができるが、やはり借金でお金を作るシステムを使っている限り借金は無限に増えるという点で
根本的な解決を為してないんですよね。
問題のありかはシステムの使い方ではなくてシステムそのものなんですから。
だましだまし借金でお金を作るシステムを継続させること自体が悪手、つまり、借金でカネ作ること自体やめろ!!!
地獄の始まりだぞ!!
どうにかして「実質借金じゃない」形でお金を発行する以外、我々が救われる手立てはありません。
あるいは「借金」でしかない現状のお金を見捨てて別の交換券を使ったりするかですよ。
物々交換の比重を強めるとかね。
お金は将来使われなくなるとか、古いものになるとかの話を聞きますが、
まあ根本的にこの有様であり存在自体が持続的維持不可能な方向性を取っているので
消滅や使われない方向に舵を取られても仕方がないですね。
とにかくお金の在り方自体が無茶苦茶なのです。根本的に無茶苦茶だからそれを「正しく」運用すると国家が借金まみれになるという
結末に導かれてしまうのです。
借金を誰でもいいから増やし続ける、ってのが変えられない結末で、これを誰が借金するの?という問題になります。
企業だけで贖えるのであれば「景気がいい」状態になるんですかね。企業の借金だけで前年比6%程度までお金が増加すれば・・・
まぁ、利子にも耐えきれるでしょうな。でも、そんなものはバブル期までが限界で
持続的に景気がよくてバンバン借金を続けることはできない・・。
結局のところ民間では借金量が全然追いつかなくなってきて
国家が国債でつぶれそうな経済を支える、っていう結末になってきます。どの国でもね。
で、国債が増え過ぎたと言って返済を国民に求めるとさらなる地獄が待っています。やはり、お金を借金で作る、などという
地獄の元を絶たなければどうにもならないと感じます。