菅生雅文 -206ページ目

河合宏介さんの愛車


河合さんとベスパ
バイクの長旅には、どんな道具が必要なんだろう。

5年間にも及んだ世界一周ツーリングで、

いったい彼はどんな「旅の道具」を使ってきたのか。

アウトライダーで毎号おもしろいコラムを発表している

カメラマンの河合宏介さんが、

撮影の帰りに事務所に寄ってくれた。

河合さんは古いBMW(安く手に入れた)、

古いトライアル車(安く手に入れた)、

古いベスパ(安く手に入れた)が愛車で、

とにかく全部ボロいのだが、

どれも独特な味わいがあって、なかなかカッコいい。

ボロいが味わいがあるという点では所有者に似ている。


この旧式ベスパは混合ガソリンで走るタイプ。

今どき、ガソリン給油のたびに軽量カップで

2ストオイルを量り、ヒューエルタンクに投入して

車体をユサユサとゆすらなくちゃならないバイクなんて

誰も乗ってない。つうか、若い人なら理解もできまい。

若者に理解されないが、味があるという点も所有者に似ている。

と言ったら河合さんに怒られるか(笑)。





毎日どんぶり

NEC_0150.jpg
鉄兵は二夜連続で事務所にシュラフ泊。
今日の自炊部メニューは、
比内地鶏の肉とウコッケイの卵を使った親子丼。



ということにしているが、いま流行りの産地偽装である(^Q^)
具材の費用は4人前で310円。
まあ、みんなで同じ釜のメシを食うところに意味があるわけで。
さあ、仕事仕事!

アウトライダー自炊部、活動中

最新バイク情報を期待していた方、ごめんなさい。

今回は編集部ネタ。


さて、金欠アルバイト鉄兵の昼食事情があまりにひどく

不憫なため、編集部では自炊部を結成、日替わり交代制で

メシを作ることに。

野外料理の練習だと思えば有益な部活動であり、

いずれ一人暮らしを始めるという鉄兵の自炊練習にもなる。

また、編集作業で疲れた頭をリフレッシュさせるのに

料理というものはいい気分転換にもなるのだ。


コメは弊社が支給することとし、

おかず予算の上限をひとり100円と決めて

一食につき代金100円を各部員から徴収。

これだと4人分で400円を回収できるわけだから、

おかず代が300円で済んだ場合は100円が貯金される。

いずれは貯まった金で豪華に海鮮丼でも食いたいものだ。


おかず代100円で、どんな料理が作れるのか。

調理器具は限られているし、弊社にガスは引いていない。

あるのはキャンプ用ストーブと、

ヤマダ電機で値切って買った5号炊き炊飯器だけである。


初日、丸美屋の「鶏釜めしの素(198円)」で4合を炊く。

二日目、丸美屋の「麻婆豆腐の素(198円)」プラス

豆腐1.5丁(約100円)で麻婆豆腐丼(4人前)を作る。

三日目、丸美屋の「五目釜めしの素(198円)」で4合を炊く。

どの日も味噌汁、タクワン付き。

味噌汁の実はモヤシとか、余らせた豆腐0.5丁なので、

タクワン代を合わせても一日あたり36円ほどだ。

四日目は、いつも丸美屋ばかりじゃ芸がないということで、

カメラマン柴田がこんなドンブリを作ってくれた。


柴田メシ
タラコ、ミョウガ、大葉の混ぜゴハン。

ミョウガを入れた永谷園のお吸い物、タクワン。


混ぜゴハンに炒った白ゴマでも振りかければ

さらによし! だったのだが、材料費が足りない。

でもまあ、これで一食100円ならば上出来である。


明日の当番はバイト鉄兵だ。

ヤツめ、たまにはドンブリじゃないものをと、

レトルトのママーパスタソース(104円×2)と

パスタ(104円×2)を買ってきた。

16円の予算オーバーだがまあいいか、コメ代が浮くし。


さあ、いつまで続くのか、アウトライダー自炊部。

いつ食べられるのか、豪華海鮮丼。

請うご期待。

誰が?