第二の誕生日 | 菅生雅文

第二の誕生日

僕の誕生日は11月末日ですが、
今日を第二の誕生日としたい。

4年前のあの日を境に、
自分の生き方を変えなくちゃならないと思うから。

今日は、つらい日です。
でも、未来永劫この日をつらい日に
止めておくわけにはいかない。
この日、亡くなられた方々は、きっと
いま生きている僕らに対して
しっかり生きてねと願っているはずだから。

僕らがしっかりと生きることで、
亡くなられた方々はようやく
浮かばれるのではないか。
4年経ったいま、
そんなふうに思うのです。

生かされていることに感謝しながら、
亡くなられた方々を想いながら、
亡くなられた方々の想いを
明日につなげたい。

ご冥福をお祈り申し上げます。