最新号を出してMT-07試乗会へ

最新号はカラー16ページ増。
増えた分だけ仕事も増えて、締め切りのハードさも
増したわけだが、記事が増やせるのはうれしいもの。
8月号を無事に発売させ、向かったのは伊豆の
サイクルスポーツセンター。
ヤマハのMT-07の試乗会だ。
MT-07はパーツ数を減らすなどして軽量化と
低価格化を実現。
水冷4ストロークDOHC4バルブの直列2気筒エンジンを搭載して
重量はスタンダードが179kg、ABS仕様で182kg。
とても軽いのだ。
試乗してみると軽快かつトルクフルで
4000回転あたりがとても気持ちいい。
つまり常用域で楽しい、ということ。
バイクはスピードじゃなくてトルクだ、
と感じている自分にとっては
とても好ましいバイクだった。
価格はスタンダードが税抜き648,000円。
ABS仕様が税抜き694,000円。
この出来でこの価格は安いというしかない。
で、ぜんぜん安っぽくない、というのもうれしい。
残念だったのは、タンデム用のグリップがないこと。
リアシートに座ってタンデム走行してみたら、
これが非常に困ってしまった。
キャリアとトップボックスを装着すれば
改善されるとはいえ、スタイリングが崩れる。
タンデム用のグリップ、欲しかったなあ。
できれば積載性も向上するような工夫もプラスして。
荷かけフックもないのである。
現状ではリアシートの裏にある4つのループを
引き出して使用する仕組みだ。

キャンプやロングツーリングなどでの大荷物を積む際に、
これでは困る。使いやすいとはいえない。
まあそんなときは純正アクセサリーを使ってください。
ということで、トップボックスのほかに
振り分けバッグも用意されている。

いずれ誌面でかっこいいパッキング方法を探ってみようと思う。