フランスの俳優 ミシェル・ピコリが亡くなった
94歳 脳卒中
フランス映画見てたら いろんな作品で
彼の姿を見てたような気がする
出演作150本かぁ そりゃあ凄いわ
今回訃報を聞いて頭に流れたのが…

 

ロミー・シュナイダー 「エレーヌの歌」

原題は La chanson d'helene
クロード・ソーテ監督の1969年作品
『すぎ去りし日の…』
この作品のプロモーションなのかな
ロミーはフィリップ・サルド作の美しい曲に
歌詞を付けて レコーディング
ミシェル・ピコリの語りが
ロミーの歌と掛け合いでフィーチャされてる
作品中では流れてなかったかな

妻子との想い出の日々 愛人との新生活 
前に進むか それとも戻るか 決断できない中年男 
事故によって走馬燈のように揺らめく日々
キーになるのはピコリが残した一通の手紙…


この作品によって当時低迷気味やった
ロミー・シュナイダーは復活
ただ以降の作品 彼女のその後を
暗示するかのような重くそして暗い作品が多い
実生活において離婚 息子の事故死 
そして睡眠薬の過剰摂取による死 43歳
そんなロミーの歌声は哀しく響く
まず思い出したのはタイトルバック 
ピコリの運転する車 事故のシーン
映像は逆回転 時間が遡っていく
衝突 運転不能そして転倒する車
車内でのピコリの表情 様子を細かく映し出す
これがなんとも切ないし 無念さを感じる

 

♪9月にはいった今夜 私は部屋を閉ざした
 陽の光はもう入って来ないだろう
 あなたはもう私を愛していない…

 

ミシェル・ピコリ 
この作品以降もロミーとの共演作多い
そして沢山の美女たちとも

 

『軽蔑』 (1963)

『獲物の分け前』 (1966)

『ロシュフォールの恋人たち』 (1967)

『昼顔』 (1967)

『すぎ去りし日の…』 (1969)

『友情』 (1974)

『美しき諍い女』 (1991)

そして元妻 ジュリエット・グレコ

 

♪エレーヌ もう君に手紙を書かないよ…

 

『百一夜』 (1995)


さよなら ムッシュ・シネマ 
R.I.P.

 

猫の性 小さい箱にも入ってしまう
長女宅のカフェ しっかり収まってる

在宅 パソコン打ってる時に邪魔しにくるニャンズ
横に小さい箱か籠でも置いておけば
邪魔を防げるのかな 明日 やってみよう

そしてカフェ&ラテ  さすが兄妹 同じやん(笑)

こんなに仲良くしてるの珍しいな
チャイ&キャラ

 

【La chanson d'helene】