『軽蔑 <イタリア公開版>』(1963)
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原題 Il Disprezzo
監督 ジャン=リュック・ゴダール
音楽 ピエロ・ピッチオーニ
出演 ブリジット・バルドー、ミシェル・ピッコリ、ジャック・パランス
   ジョルジア・モル
 
女優カミーユ(バルドー)と脚本家ポール(ピッコリ)は夫婦
アメリカからやって来たプロデューサーのジェレミー(パランス)は
カプリ島での撮影にカミーユを誘う
”それは夫が決めること…” とカミーユは言うが
ポールはオファーの電話に ”それは本人次第”と返答
何に関してもはっきりしないポールにカミーユは軽蔑すると言う
オファーを受けカプリ島に来てからもジェレミーは何かと
カミーユを誘い ポールはそれを承諾した…
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ゴダール監督が当時結婚してたアンナ・カリーナとの冷めきった関係を
この作品に投影したって言われてるね
そう考えるとバルドーとピッコリが演じる夫婦は意味深か
女性が男性を嫌う理由 この作品って重いなぁ
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今回イッチさんから鑑賞させていただきました
イタリア公開版はもうすでに皆さんご存じのとおり
音楽はジョルジュ・ドルリューからピエロ・ピッチオーニに代わってる
音源としてはこれまでに聴いてたけれど 
ドルリューのストリングスを軸にした甘美なサウンドとは全く違い
オルガンによる軽い感のジャズ・サウンド
この雰囲気は結構好みに合うんで 今回映像と併せて聴いたら
どんな感じになるんやろって思いながらの鑑賞
正直 ゴダール作品の雰囲気とは違って感じたし
チープなサウンドによって作品の持つ空気の重さもなくしてる
ドルリュー版のイメージが完全に浸透してるから
そう思うのかもしれないけれど
なんか全く別の作品に思えたのはオレだけかな
 
いよいよ Valentine's Dayって事で
女性陣はチョコレートケーキ作成!
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ここにもしっか参加してるんやね チャイ