『人形の家』 (1974)
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原題 A Doll's House
監督 ジョセフ・ロージー
音楽 ミシェル・ルグラン
出演 ジェーン・フォンダ、デイヴィッド・ワーナー、トレヴァー・ハワード
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ノルウェーの北のはずれにある小さな町
弁護士のトルバルド(ワーナー)との結婚間近であるノラ(フォンダ)
彼女の親友クリスチーネ(セーリグ)は病気の母と二人の弟を抱えていて
恋人であるクログスタッドと結婚することもできず
ノラの幸せそうな姿を見ていて気持は落ちていった
そんな中 金持ちとの縁談が持ちあがり 
貧しいクログスタッドはクリスチーネを責めた
数年後 ノラは結婚後町を出て 3人の子供の親となっていた
そして夫トルバルドが町の銀行の頭取に抜擢された
その町にクリスチーネがやってきた 彼女はクログスタッドと別れ 
結婚してもののすでに未亡人となっていた ノラは再会を喜び 
彼女をトルバルドの銀行の事務員に口利きした
頭取になったトルバルドの最初の仕事は詐欺事件等何かと問題の多い
クログスタッドを辞めさせることだった
その頃 夫をイタリアで療養させるための金策でノラはトルバルドから
偽造借用書で金を借りていた…
 
ノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセンの1879年の戯曲「人形の家」の映画化
世間知らずのお嬢様が人形としてじゃなく
ひとりの人間として生きたいと自立する様を
ジェーン・フォンダが熱演してる
全編通して地味な雰囲気の流れの作品やけど 
『人形の家』ってタイトルはインパクトあるね
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サントラはミシェル・ルグラン
以前ジェーン・フォンダの作品集作成の際はHOさんから1曲データ頂いて収録
音源ソフト化されてるのかなって思ってたら
ちょっと前にリリースされたルグランの『Anthology 15 Cd Box Set』
”Michel Legrand & Joseph Losey”ってタイトルがつけられたDiscに
組曲収録されてました
一言で言えば牧歌的な組曲 Pink Floydの『原子心母』を思い出す導入部です