『気まぐれに愛して』 (1970)
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原題 L'ours et la poupee / The Bear And The Doll
監督 ミシェル・ドヴィル
音楽 ロッシーニ クリスチャン
出演 ブリジッド・バルドー、ジャン=ピエール・カッセル
 
妻と別れたばっかのガスパール(カッセル)
パリ郊外の家で4人の子供そして3人の姪と暮らしている
見た目は熊のような風貌の田舎者だが楽団のチェロ奏者として活動していた
子供たちを学校に送り楽団の練習へと愛車シトロエンを走らせるガスパールは
美人のフェリシア(バルドー)が運転するロールスロイスに衝突される
それが二人の出会いのきっかけ
ちやほやされるのが当たり前のフェリシアの前に現れた熊のような男は
彼女を全く女として意識もしていない
いつも遊んでいる悪い仲間とは全然違うタイプのガスパールに
フェリシアは関心を持つ
パーティーで酔っ払ったふりをしてフェリシアはガスパールの家に入りこみ
子どもたちと意気投合 騙されたと知ったガスパールは怒りながらも
フェリシアにキスしてしまう…
 
またまたバルドー作品です
熊のような田舎者の中年男と
人形のように可愛い女の恋を描いたラヴ・コメディー
原題はこの二人の風貌から付けられてる
サントラはロッシーニ クリスチャン
4曲収録のEPが公開時本国フランスでリリースされてたようで
今年に入ってアナログ盤が復刻リリースされてたみたい
01. Never At All
02. Then You Got Everything
03. Signor Bruschino (extrait)
04. Semiramis (extrait)
イギリスのデュオ・グループ 
STATE OF MICKY AND TOMMY によって歌われる「Never At All」は
爽やかさ満開なソフトロック調 ’60sの香り漂うナンバー
弾むピアノに合わせ ジェスロ・タルっぽいフルートの音が駆け回ってる
聴いてるだけで楽しい雰囲気が伝わってくる
「Ten You Got Everything」はややサイケ調 
ジェファソン・エアプレインぽいテイストが曲の要所で感じられる
エアプレイン大好きなんで これは即気に入った
後半2曲はクラシック・サウンド! 劇中に流れるスコアなんやろね
前半と後半で全く違った雰囲気のスコアが同居しとります