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この作品 とっくに記事にしてるって思い込んでました…

『家庭』(1990)

監督 フランソワ・トリュフォー
音楽 アントワーヌ・デュアメル
出演 ジャン・ピエール・レオ、クロード・ジャド、ダニエル・チェカルディ
   クレール・デュアメル、松本弘子

トリュフォー作品の重要な人物である アントワーヌ・ドワネル
『大人は判ってくれない』から始まったドワネルもの
『家庭』はその第4作目の作品

ドワネル(レオー)はクリスティーヌ(ジャド)と結婚 
花屋で花の着色をしながら生活
そして妻に内緒で小説を書き始めていた
ある日花屋をクビになってしまうが 
アメリカの水力研究所に上手い具合に就職する
クリスティーヌは妊娠 長男が誕生 
この子供の命名をめぐって夫婦間がギクシャクし始める
そんな時 研究所にやって来た
日本人社長のキョウコ(松本弘子)はドワネルに一目ぼれ
花に仕込んだ愛のメッセージからクリスティーヌにバレてしまい
家庭内別居そしてとうとうドワネルは家を飛び出し
キョウコのアパートへ転がり込んだ…

相変わらずフラフラのドワネル 
クリスティーヌと結婚しても変わらず
花の着色の研究とはまた変わった職業 
こんなの儲かるのかって思わず考える
赤ん坊の名前をつける際にまたまたドワネルが暴走 夫婦間に亀裂
家庭内別居のシーンは
どこかチャップリン映画のような動きをしてるドワネル
そしてこの作品で最もインパクトのある女性 
キョウコ・ヤマダが登場すると
もう気分はホラーというか『危険な情事』の世界
しかしこの日本人女性のイメージはちょっとね 
怖すぎやし 滑稽すぎる
まだまだ日本が誤解されてた時期ってとこかな
ベッドに入って各々読書するドワネルとクリスティーヌ
キョウコと浮気してる時にはドワネル 
しっかり日本人女性の本を読んでる
なんとも判りやすい奴です 
ドワネル だから憎めないのかな

アントワーヌ・デュアメルのサントラは
タイトルバックに流れるテーマがまず印象に残る
「結婚行進曲」をアレンジした独特なメロディー
そしてキョウコ登場あたりからはオリエンタルな雰囲気のスコアが流れる

’90年代にBMGビクターからリリースされた
『フランソワ・トリュフォー作品集』に
オリジナルEPの5曲が収録されてた

 1.家庭協奏曲 
 2.幸せな家庭
 3.仲たがい
 4.キョウコ
 5.日本女性の魅力

注文してた『フォロー・ミー』のサントラCD 
発送しましたとのメールが!!
楽しみ 楽しみ また近日記事にしますね