アラン・ドロンの『冒険者たち』『サムライ』
『さらば友よ』『ジェフ』
ジャン・ポール・ベルモンドの『オー！』『ラ・スクムーン』
はじめ『ラムの大通り』に
ジョアンナ・シムカスの美しさが印象に残る『若草の萌えるころ』
そしてセザール賞音楽賞を受賞した『追想』…
個性的なサウンドでファンの多い作曲家
’７５年１１月 カナリー諸島沖で写真撮影中に溺死
もっとたくさんの作品 聴きたかったな
昔はド・ルーベの作品のほとんどは入手不可能
コレクターズ・アイテムやった
ＣＤの時代になって上記の作品の全てが容易に聴けるようになった
それもこれもユニバーサル・フランス社のおかげですわ 本当に感謝です
今回紹介する
『オーケストラの男』（１９７０）
これはまさにコレクターズ・アイテムの極めつけ
よくぞリリースしてくれたもの
リリースされた時はホントにビックリやった
フランスの国民的俳優 ルイ・ド・フュネス主演の日本未公開作
当然サントラは日本ではリリースなし
ダンス・スクールのスパルタ経営者フュネス
生徒達の管理に余念がない
しかし甥のピアニストの隠し子が発覚 それを隠そうと…
例によってドタバタ喜劇のようです
ド・ルーベの創り出すサウンドは
インパクトのあるピアノの音に絡む女性コーラス
時々バラエティ番組でこのサントラからの音源が部分的に使われてる
番組プロデューサーのセンスの良さに脱帽！
とにかくグルーヴィーなサウンドで音の玉手箱のようなサントラ
『冒険者たち』や『ラ・スクムーン』の
独創的なサウンドにハマっちゃったアナタ
是非 次はこの『オーケストラの男』をお薦めします
絶対聴いて損はないって！
