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『ハーフ・ア・チャンス』(1998)

音楽… アレクサンドル・デスプラ

ドロン&ジャン・ポール・ベルモンド
『ボルサリーノ』以来28年ぶりの共演で話題
監督はパトリス・ルコント
もう少し早く共演して欲しかったけど
大スターともなるといろいろ大変そうで…

母の遺言のテープを聴いた
高級車泥棒のアリス(ヴァネッサ・パラディ)は父親探しを始める
父親候補はかってギャングで
現在レストラン・オーナーのジュリアン(ドロン) 
そして外人部隊で活躍 現在は中古高級車のディーラーである
レオ(ベルモンド)の2人
アリスの登場に戸惑うも ”自分こそが父親”といがみ合う
そんな中 アリスはロシアン・マフィアの車を盗難 
そこからゴタゴタに巻き込まれ誘拐されてしまう
2人の父親は娘の奪還に立ち上がる!

思わず名作『ボルサリーノ』を思い出してしまうシーンをフィーチャー 
ドロンそしてベルモンド 大暴れしてます 
パラディに振り回されながら…

サントラはアレクサンドル・デスプラ 
最近では『真夜中のピアニスト』なんかのサントラも担当
サントラ盤は公開時CDリリースされてる

収録曲
 1.ハーフ・ア・チャンス(メイン・タイトル)
 2.スペシャリスト
 3.ちょっとした手管
 4.侵入
 5.夢を実現しなくては…
 6.弁護士のはなし
 7.野心家とプロ
 8.罠にはまって
 9.雨の日の恐怖
10.アリスとヴィニャル氏の出会い
11.父をさがして
12.レインコートの男
13.2人の父と1人の娘
14.眠れるアリス
15.家族の団結
16.アリスとブラサック氏の出会い
17.これが最後
18.ヴィニャルの拒否
19.地下の裏切り
20.襲撃
21.キャレラはそこに(ニューヨーク・トリオ)
22.ロシア・マフィアのアタッシュ・ケース
23.2人で1人の父親として
24.ランナウェイ・ラヴ <歌:キャロル・フレデリクス>

不気味なイントロから始まる「メインタイトル」から
音的にはどちらかと言えばハリウッド映画っぽい音 
小曲集的なCD 
ルコント監督がハリウッド映画ぽさを出したかったことから
こういった音創りになったのかな
アクション・シーンに使われた曲はとにかく派手な作り 
そして明るい音中心でフレンチっぽくないな
ただキャロル・フレデリクスが歌う
「ランナウェイ・ラヴ」はなかなかいい!
これも元気イッパイの曲でエンドロールに流れる
ドロン、ベルモンドそしてパラディの作品中のスチール集 
3人の様々な表情を見ながら
この曲聴いてると楽しい気分になってくる

あと仏Playtime(日本発売はMSI)から出てるCD
「パトリス・ルコント作品集」に
「メインタイトル」と「侵入」が収録されてる