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ジャン・ドサイとフランソワーズ・ドルレアックの
1964年作品

『柔らかい肌』

監督はフランソワ・トリュフォー

中年評論家のドサイ 講演のために乗った飛行機で
脚の美しいスチュワーデスのドルレアックに魅せられる 
妻子との平凡な毎日を嫌った中年男が激しい恋に目覚める 
バーで会話しホテルへ
パリに戻ってからも二人の関係は続く 
妻はそんな夫の様子に気づき問い詰める 
離婚を切り出し家を飛び出しドルレアックとの生活を
望んだドサイだったが彼女は拒絶 
一人寂しくレストランで食事を取るドサイのもとへ
全てを知った妻が…

不倫、そしてその結末… 
思いつめた妻の怖さ 正直観終わって硬直しました
とても衝撃的 忘れられないラスト・シーン!

サントラはトリュフォー作品には欠かせない
ジョルジュ・ドルリュー
ドサイとドルレアック 二人の指が絡み合うタイトルバックに
流れるテーマはあまりにも深く哀しい曲 
オープニングから衝撃のラストを予兆させる音

愛し合う二人のシーンでも決して明るい音はつけず 
妻フランカが登場するたびに流れてたテーマがラストでも寂しく流れる…

カトリーヌ・ドヌーブの姉 
若くして事故死したこの作品のヒロイン ドルレアック
この作品での彼女は個人的に
他のどの出演作の時よりも美しく輝いてみえたなぁ
美しいドルレアックに恋してしまったために起きる悲劇 
男として何とも言葉が出ないなぁ

画像はオリジナルEPのジャケット 
私が所有しているのはCD トリュフォー作品集で
このEP収録の4曲全てが入ってる