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『栗色のマッドレー』(1970)

音楽…フランシス・レイ

公開時フランスそして日本でも11曲入りのLPがリリースされた 
レイ唯一のドロン作品

収録曲
 1.Madly
 2.La Nuit
 3.Eva
 4.Minuit
 5.Recherche
 6.Socrate
 7.Rencontre Madly
 8.Somewhere In The Night
 9.La Fuite
10.CheVauchee Nocturne
11.Final

このサントラが探せど探せど見つからなかった 現在入手不可能 
オークション等で高額取り引きされている 
レイの代表曲の一つ『ある愛の詩』が
ステルヴィオ・チプリアーニの『ベニスの愛』の盗作って事で裁判に… 
裁判に負けたレイはよりにもよってこの『栗色のマッドレー』の版権を
チプリアーニに持っていかれてしまったため、サントラはリリースされず
DVDもビデオもリリースされないという悲しい状況になってしまった

日本では”テーマ”と ”La Nuit(夜の微笑み)”が
シングル盤でリリース かろうじてこちらはゲット! 
馬に乗り駆けて行くドロンの映像をバックに 
”Madly”のタイトル 
そして最高に美しいテーマが流れる もう一度このシーンを観てみたいもの

ほとんどの曲がテーマのバリエーション 
その中でラスト 馬にまたがり幸せそうだがどことなく不安そうな表情の三人
アガート(ミレーユ・ダルク)、マッドレー(ジェーン・ダベンポート)
そしてジュリアン(ドロン)のバックに流れてた
8分近くの大作である11曲目の ”Final”は聴き応えあり
この作品を観た事ある人なら確実に頭の中にこのシーンが浮かんでくると思う
静と動 美しいピアノ、電子オルガンそしてスキャット 
フランシス・レイが生んだ傑作!

数多いドロン映画のサントラの中で
『栗色のマッドレー』 私が一番大好きな作品です!