東京、銀座、数寄屋橋交差点に今年開業したソニーパーク。
敢えてコンクリート剥き出しの無骨な建物にしたらしい。
銀座だから華やか、煌びやかな建物にするのではなく、自由な発想で利用者が出入りできるようにまっさらにしたかったのだとか。かつ周囲のビルより敢えて低くすることで、空間に余白を持たせたそうだ。
かつてここにはソニービルが建っていた。ソニーの商品を陳列するためのショウルームを兼ねていた。
今は商品を売るのではなく、経験だとか体験を通して価値を創出するのだとか。
天王洲の寺田倉庫がアートにシフトしたり、蔦屋書店や丸善ジュンク堂書店がコワーキングスペースにしたり。
ソニーといえばかつてはウォークマンの世界的な流行だとか、つくば万博で巨大なテレビ、トリニトロンを建てたりだとか、日本のものづくりを牽引していたパイオニアでした。
ちょっと意識高い系にシフトして、ここにきていよいよSONYも迷走してる感が否めないけど、モノに溢れた現代だからこそ、物質的な豊かさのネクストとしてウェルビーイング、より良い価値の創造、クオリティーオブライフというのが希求されているのかもしれない。知らんけど。
曖昧な未来に怯えずに。
TMネットワークの企画イベントが銀座ソニーパークで開催していた。
銀座の一等地に現れたモノリス。そこに一体、どのような電気仕かけの預言者からのメッセージが送られるのか。
大衆演劇といえば衣装。衣装の良し悪しで劇団のクオリティーが分かると言われている。ファンは役者よりも衣装を観に来てると言っても過言ではない。中身よりも衣装というのはショウビズの本質なのかも知れない。
レディーガガやマドンナなどの奇抜な衣装もそれを物語っている。
衣装の悪い大衆演劇の劇団は貧乏劇団だと言われて大衆演劇界隈からも嘲笑の対象となる。大衆演劇とは衣装でほぼ決まる。衣装で8割決まるのだ。
TMネットワークといえばキャロル。矢沢永吉のバンドの名前でもあった。
矢沢永吉はソロで成功したからキャロルをあっさり捨てたような気がする。小田和正のオフコース然り。
TMレボリューションの西川貴教もルイマリーという名前でバンドをやっていた。Gacktのマリスマゼルみたいな感じ。
梅沢富美男も大衆演劇を捨てたようなものだが。シフトしたとも言える。言い方の問題。
NOKKOはレベッカを捨てようとして捨てられなかった。小室哲哉もプロデューサーとして大成功したけど、結局はTMネットワーク様々になっている。
オアシスもまもなく日本公演が始まりますね。
キャロルはTMネットワークの新たな扉をこじ開けたエポックメイキングな作品。その後、TMNに改名したりして迷走して終了宣言をするのだが。
ガンダム、シティーハンターの主題歌としてファン層を拡大した。TMネットワークといえば、兎にも角にもゲットワイルドである。
まるで大阪万博のパビリオンみたいな床振動と映像によるアトラクションもあった。
TM終了前にリリースした最後のオリジナルアルバムのタイトルがエクスポ。小室哲哉は前回の大阪万博でシンセサイザーを生で観たことで音楽家として覚醒したのは有名な話。きっかけは万博だったりする。
小室哲哉のサインも書かれていた。宇都宮隆のみサインがなかった。書き忘れたのだろうか?
地下には実際に使われたマイクスタンド、ギター、そして小室哲哉の私物であり仕事道具でもあるシンセサイザーが置いてある。こちらはストリートシンセサイザーと称して、誰でも自由に触って弾くことができた。
展示は割とあっさりしていた。
みうらじゅん、庵野秀明など、オタクが展覧会をやると展示物だけで膨大な量でお腹いっぱいになるのだが、TMネットワーク展は銀座ソニーパークのコンセプト同様に余白が多めだった。
それでも、TMネットワークファン、FANKSのテンションなど、会場でしか感じられないパッション、熱量を感じることができた。
大阪万博にも引けを取らない、TMネットワークのエクスポだった。
地下のすかいらーくコラボのTMネットワークメニューは量が少なくて1680円だった。こちらも万博価格だ。もう少し値段が安かったら食べたかったけど。量が少ないのは小室哲哉が少食だからだろうか。小室哲哉が魚食べないのも有名で、シーフードは一切なかった。
万博めし、量が少なくて、値段が高いことは有名だからね。万博の通期パスリピーターらはコンビニでパンを買って持参しているらしい。
なぜすかいらーくなのか。TMネットワークの名前が生まれたのもすかいらーくでメンバーが会食している時らしい。多摩出身だから、TMになった。のちにタイムマシーンとかこじつけで言われていたけど、元々は多摩ネットワークだったのも有名な話。
そんなすかいらーくもいまやほぼガストだからね。すかいらーくは消えてしまった。ちなみにすかいらーくの名前はひばりヶ丘発祥だから。多摩とゆかりがあるファミレスなのだ。
大衆演劇の客は終わった後ファミレスがディフォルトだ。ファミレスがコスパ的にも無難というのもある。小室哲哉は食にはこだわりがないので、ファミレスくらいがちょうどいいらしい。ダチョウ倶楽部の寺門ジモンが肉に拘るのとは対照的である。
大衆演劇界隈も食にはあまりこだわりがないよね。食えればなんでもいいというひとが多いイメージだ。役者も客も。














