十三と書いてジュウソウ。


大阪駅の北西、淀川を渡った向こう側の街です。


昨日は夏の風物詩の淀川花火大会が10月に行われました。万博の影響ですね。まあ、どしゃ降りだったみたいだけど。


船で行ける万博ってキャッチコピー、ご存知ですか?


万博会場までのアクセスといえば地下鉄中央線に乗って夢洲駅から東ゲートに行くか、予約制のバスのチケットを取って西ゲートから行くか。クルマで行く場合は離れた駐車場に停めてバスで行くしかございません。


万博は大成功みたいに言われてますけど、交通アクセスの脆弱さという問題は地下鉄が動かなくなった際にオールナイト万博というカタチで露呈してます。地下鉄が止まれば夢洲から出られない、僻地である埋立地を会場にしたツケです。


メタンガスとかユスリカの大量発生という問題もありましたが。さらにいうと予約システムの脆弱性という問題も。


喉元過ぎれば熱さを忘れるとはいうけれど、東ゲート前で入場まで長時間待たされたり、帰りに駅まで時間かかったり。行きも帰りもなかなかエグかった。少しでもラクに行き来しようと西ゲートから入ろうとしたらバスチケットの争奪戦でした。


猛者は徒歩で向かったらしいけど。


もうひとつ、船でアクセスするという方法もありました。船で行ける万博というやつです。運賃は3000円以上かかるけど、その見返りとして1時間早く入場できるとしてました。10時の予約でも9時に入場ができるやつです。まあ、始発は遅いので、結局9時には入れないんですけどね。


計画されていた12航路のうち、実際就航できたのは5航路のみでした。万博終了後も大屋根リング見学ツアーと称してしばらく続行するみたいです。


計画されていた航路のひとつに十三がありました。淀川ゲートウェイと称して、十三に船着場が整備されました。船着場にはミナモ十三という屋台村が作られて、年間30万人が利用すると当て込んでいたとか。


約187億円かけて整備された十三船着場。ミナモ十三ができれば賑わい創出になる。万博特需で十三の街も潤う。町おこしにもなるし、十三が世界と繋がる。国際観光拠点になる。そんないやらしい妄想をおっさんたちが夢描いていたわけです。



船着場はできたけど、桟橋使用料が高くて十三から就航させようとする会社は現れませんでした。


さらに、ミナモ十三も開業が遅れて、万博終了後に密やかに開業する運びみたいです。


税金使って桟橋作ったはいいけど、万博期間中に就航することもなく、屋台村さえ完成しなかった。凡そ200億が泡と消えた。


大屋根リングの建設費350億も批判されていたけど、十三船着場は一度も定期便が就航することなく200億が無駄になったわけだから、なかなか罪深いと思います。



ちなみに大屋根リングからも見えたパビリオンもどき「なにわの海の時空館」の総工費は約176億円だそうです。大阪市政100周年の記念事業でした。


2013年に橋下徹によって開館からわずか10年で閉館させられた箱物です。まあ、それでも10年待ちましたね。大屋根リングは半年のいのちですけど。


いのち輝く未来のデザインとは。


まあ、桟橋を整備しておけば、いざという時の防災拠点として活用できるとかつべこべ言いそうですけど。いつかは輝く。いつかは。


とりあえず、200億あれば大衆演劇界隈は一生働かなくてものうのうと暮らしていけると思います。木川劇場何軒ぶんだろうか。まあ、そんなに木川劇場たくさん要らんけど。


木川劇場、100軒建てても大丈夫。


イナバの物置みたいになってる木川劇場ですけど。100軒どころかもっと建てられそうです。十三を木川劇場で埋め尽くせそうです。


そんなシムシティは嫌だ。まるでディストピアみたいじゃないか。


大衆演劇が再び輝く時はいつか来るのでしょうか?


取らぬ狸の皮算用。万博のアクセスルートにして賑わい創出しようという企て、社会実験は失敗しました。失敗というか、スタートラインにさえ立てませんでした。結局、万博は終わっちゃったし。


IRまで十三船着場が持ち堪えるのでしょうか?IRこそ未知数ですよ。十三どころじゃございません。


十三にある喜八州総本店。


みたらし団子が名物。


その場で焼いてタレ漬け。


テレビでも取り上げられるくらい。


喜八州と書いてキヤスと読む。


八州、つまり日本中が喜ぶという意味。


高市早苗内閣発足、日本中が喜んでいると言えるのだろうか?


コゲコゲどころの騒ぎじゃないぞ。